防犯カメラ(ネットワークカメラ)はネットワーク機能を備え、スマートフォンなどを使って外出先や別室から映像を確認できる便利な製品です。
防犯に加え、ペットや赤ちゃん、高齢者の見守りなど、さまざまな使い方で活躍します。旅行、レジャーなど長期の不在時にも安心です。
カメラに通話機能がある機種も多く、ペットへの声がけや宅配業者など来客とのやり取りも可能です。上下左右への首振り(パンチルト)機能を備えたモデルなら、1台で広い範囲を監視できます。
ここでは、今売れている人気の「防犯カメラ」をAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに屋外配線なしで使用できるおすすめ製品を紹介します。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年5月31日15:00現在)に基づいてランキングを集計しています。
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「Tapo C500」は、無線LANルーターで世界トップシェアを誇るTP-Linkの防犯カメラです。IP65の防塵・防水性を備え、屋外でもしっかり動作します。
水平方向に360度、垂直方向に130度の首振り(パンチルト)ができるのも特徴で、1台で広い範囲を監視できます。このパンチルト機能を活かして撮影対象をトラッキングして撮影することも可能。撮影対象は、AIが自動で人物、ペット、宅配便、車両かなどを認識してくれます。
カメラの解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)対応で鮮明な映像が記録でき、夜間でも最大30mの距離を映せます。双方向通話可能なマイクとスピーカーも内蔵しており、専用アプリを介してカメラの前にいる人や動物とリモートでコミュニケーションを取ることができます。
アラーム音として録音した音声を使用可能なので、「いたずらをしないでください」というような具体的な警告を発する使い方も可能です。
JENNOVの「P31」は、3999円(税込)という低価格で、スマートフォンアプリによる遠隔操作でのパンチルトに対応した防犯カメラです。水平方向に355度、垂直方向に90度の首振りができ、広い範囲を監視できます。
防塵・防水性もIP66対応と高く、屋外での使用に適しています。マイクとスピーカーも内蔵し、双方向通話も可能です。
また、AIによる動体検知機能を備え、動きを検知したら、LEDを点灯して威嚇しつつ、自動でスマホに通知してくれます。
赤外線暗視モードとカラー暗視モードの2つの夜間監視用のモードを搭載し、暗い夜もしっかりと映像を残せます。
「W2802002」は、IoTデバイスのリーディングブランドであるSwitchBotが販売する防犯カメラです。付属する充電用ソーラーパネルを活用すれば、電気配線や都度充電する手間を省けるのが特徴です。大容量バッテリーを内蔵し、バッテリーだけで駆動する場合も90日間を目安に連続稼働できるので、太陽光が少ない悪天候が続く場合も安心です。
また、カメラ本体だけでWi-Fi経由でネットワークに接続できるので、ハブが不要で構成がシンプル。設置の手間を減らせます。IP55の防塵・防水性を備えるため、屋外への設置も問題ありません。
AIを使用したカスタマイズ可能な検知、通知機能、夜間撮影に対応するナイトビジョンモード、内蔵マイク・スピーカーを使用した双方向通話など、最近の防犯カメラでは当然となってきた機能もしっかりと搭載しています。
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