持ち物に持ち主の名前や用途、所有部署などを印字したラベルを作れる「ラベルライター」。最近の製品はフォントやデコレーションも豊富に用意されているモデルもあり、きれいなラベルを作成できます。
今回はラベルライターの中でも、スマートフォンと接続して印字できるタイプのものを紹介します。
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
ラベルライターを選ぶ際のポイントとしては、まず使用できるテープの「幅」があります。テープ幅が広いほど印字される文字の判別がしやすくなりますが、貼り付ける対象によっては剥がれやすくなってしまうなどのデメリットもあるので、慎重に選びたいところです。
使用できる文字の種類も確認しておきたいポイントです。国内向けに販売されているものはほとんどが日本語対応ですが、海外製品は日本語に対応していない場合もあるので、忘れずに確認しましょう。また、日本語の種類も、ひらがな、カタカナ、漢字、英数字、記号などがありますので、使用したい文字が印字できるかどうかも見ておきたいポイントです。
性能面では、フォントの種類やフレーム、デコレーションなども製品によって異なりますので、好みで選ぶのもおすすめです。また、スマホ以外にパソコンとも接続できる製品もあるので、パソコンでも使用したい場合にはパソコン対応の製品を選ぶのが良いでしょう。また、接続方法にはBluetoothなど無線を使用したものと、USBなどの有線接続のものがありますので、自身の環境や好みに合わせて選びましょう。
ラベルライターの代名詞ともいえる、キングジムの「テプラ」。「Lite LR30」は、持ち運びにも便利なコンパクトタイプとなっています。
スマホにBluetoothで接続し、アプリでラベルを編集します。直感的に使えるので初めてのユーザーでも安心。リーズナブルな感熱テープを使用しており、さまざまな色や柄のラベルを気軽に楽しめます。
公式サイトでの販売価格は8250円(税込、以下同)。本体カラーはブルーとホワイトの2色が用意されています。
カシオの「ラベルライター ネームランド i-ma KL-SP10」はスマホ専用ラベルライター。スマホとはBluetoothで接続します。付属ACアダプターまたは電池で駆動できるので、場所を選ばずラベルを作成できます。
専用アプリでは、ワード、絵文字、デザインを選ぶだけで、アプリが自動的にレイアウトを作成。季節に合わせた20シーンのラベルがプリインストールされています。「お名前ラベル」機能では、名前情報を登録すれば、複数のデザインを自動で作成できます。
公式サイトでの販売価格は7700円。サンリオキャラクターやスヌーピーのコラボモデルも販売中。テープカートリッジはカラーやデザインを楽しめる豊富なラインアップを用意。収納やラッピングなど、シーンに合わせた使い分けができます。
キングジムの「テプラ PRO SR-R2500P」は、「テプラ」PROの、リーズナブルな価格のスマホ専用モデル。4mmから18mm幅の「テプラ」PROテープカートリッジが使用でき、整理収納や名前付けなどの幅広いシーンに活用可能。電池駆動のため、持ち運んでどこでもラベルが作成できます。
こだわりのラベルを作成できる「Hello」と、かんたん操作ですばやくラベルを作成できる「TEPRA LINK 2」の2つのスマホ用アプリを用意。使用シーンに合わせてアプリを選んで、ラベルを作成・印刷できます。
公式サイトでの販売価格は8800円。単三形アルカリ乾電池6本または単三形充電式ニッケル水素電池6本を使用。サイズは約5.4(幅)×14.5(高さ)×13.4(奥行き)cm、質さは約420g(電池、テープ除く)となっています。
カシオの「ラベルライター ネームランド BIZ KL-E300」は、パソコンからの入力にも対応した、オフィスでの利用に便利な製品です。設置面積が小さくて済む縦置きにしたり、モニター下に収まる横置きにしたりと、スペースに応じた置き方ができます。デスク上に常に置いておけるので、必要なときにラベルをすぐに印刷できます。
オリジナルのラベルが作れるのはもちろん、あらかじめ登録されているサンプルラベルをカテゴリやシーンから選んで簡単にラベルを作成することも可能。QRコードやバーコード、連番入りのラベルを作ることも出来ます。
公式サイトでの販売価格は1万4800円。対応テープ幅は3.5/6/9/12/18/24mm、最大印字幅は18mm(24mm幅テープ使用時)。ACアダプター、専用USBケーブル、18mm幅お試しテープ1本が付属します。
ブラザーの「ラベルライター ピータッチキューブ PT-P300BT」では、専用アプリ「P-touch Design&Print 2」を使って、いつでもどこでもラベル作りが始められます。テープカセットは「TZe」規格テープカセット3.5/6/9/12mmに対応。インターフェイスはBluetooth Ver2.1+EDR Class2となっています。
専用アプリにはフォントやテープの種類、さまざまなシーンでの事例を紹介する「ラベル活用法」を収録。ブログを読むように、手軽にラベル活用方法を知ることができます。
ECサイトでの実売価格は6000円前後となっています。本体サイズは11.5(幅)×11.5(高さ)×6.1(奥行き)cm、重さは約380g。3.5〜24mmおよび9〜36mmのテープ幅に対応したモデルも用意されています。
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