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【関東近郊】「アジサイが名物の山」おすすめ5選 雨の日に活躍する登山ギアも紹介

» 2023年06月03日 18時00分 公開
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 雨が降ったら登山はお休み? いえいえ! 梅雨の時期にぜひ楽しんで欲しいのが、“アジサイ見物を兼ねた登山”です。関東近郊にはアジサイが名物の山がいくつかあり、青やピンク、白、紫に彩られた景色を楽しむことができます。

 今回は登山経験豊富なアウトドアライターが、おすすめの「アジサイが名物の山」を紹介します! あわせて雨の日に便利な登山ギアも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アジサイが名物の山 梅雨の時期も登山を楽しもう

おかだあきほ

おかだあきほ

フリーランスライター兼アウトドアショップスタッフ。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。勤務するアウトドアショップのお客さまから寄せられるお悩みや自身の山体験を生かし、リアルで深い内容を発信! リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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アジサイが名物の山:南沢あじさい山

 東京都あきる野市にある「南沢あじさい山」は、その名の通り約1万株のアジサイが咲き、多くの人が訪れる名所。森の中にあるので、静かで神秘的な雰囲気を楽しむことができます。所有者が1人で作り上げた山であることも特徴で、入山料はかかりますが、美しく手入れされたお花畑がパノラマで堪能できます。

 JR五日市線の終着・武蔵五日市駅から片道約40分と、お手軽ハイキングにちょうどよい距離。ちょっとした運動や、気分転換におすすめです。山に向かう途中に秋川渓谷に寄り、景色を楽しむのも良いですね。また、アジサイのシーズンである6〜7月には武蔵五日市駅と南沢あじさい山間でシャトルバスが運行されるので、行きは歩いて、帰りはバスを利用することもできます。山自体は標高が低く、登山をしない人でもスニーカーで楽に歩けます。

アジサイが名物の山:麻綿原高原(清澄山) 

 「麻綿原高原(まめんばらこうげん)」や標高377mの「清澄山」は、千葉県南房総にあるスポット。バス停のある清澄寺周辺から清澄山を経て、「関東ふれあいの道」を通って麻綿原高原に向かい、その北西にある天拝園展望台まで行くハイキングコースでは、5万本ものアジサイが見られます。コースタイムはゆっくり歩いて約3時間15分ほどで、アップダウンも少ないため、登山初心者の人や登山道具を持たない人でも気軽に挑戦できます。

アジサイが名物の山 麻綿原高原

 天拝園(妙法生寺境内)周辺だけでも約2万本のアジサイが見られ、アジサイ越しのお寺など、日本らしい情景が楽しめるのが魅力です。アジサイの他にも、天拝園展望台からの太平洋側の景色や、清澄寺にある天然記念物の大杉など見どころ満載。都心からは、東京湾アクアラインを通って2時間ほどと、アクセスも良いです。

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アジサイが名物の山:蓑山

 「蓑山(みのやま)」は、埼玉県秩父にある標高581.5mの独立峰で、通称「美の山」とも呼ばれています。桜やツツジの名所、また夜景スポットとしても有名ですが、6月下旬から7月中旬にかけては、山頂付近にある美の山公園内で約3500本のアジサイが花道を作ります

 おすすめのハイキングコースは、秩父鉄道秩父本線の親鼻駅から歩いて蓑山を目指し、和銅黒谷駅に下山するもの。スタートから1時間40分ほどで山頂に着き、1時間ほどで下山できるので、初心者におすすめです。山頂付近に咲き誇るアジサイや、秩父の山々を見渡せる展望台、和同開珎にも使われた和銅が採掘されていたとされる遺跡、銭神様と呼ばれる聖神社など、見どころがたっぷりあるので、歩いていて飽きないのもうれしいポイント。自然が好きな人はもちろん、歴史的建造物が好きな人にもたまらないスポットと言えるでしょう。

アジサイが名物の山:金時山

 「金時山」は、神奈川県の箱根エリアにある標高1212mの山。登山道の中にアジサイが見られるスポットがあり、他の山野草と合わせてお花見を楽しむことができます。金時登山口コースは、登り2時間、下り1時間ほどと短く、危険箇所も少ないため初心者向け。気軽に登れるのに、山頂ではドンと構える富士山や芦ノ湖、仙石原などの絶景が見渡せるのも多くの人を惹きつける理由の1つです。

アジサイが名物の山 金時山

 登山中はもちろんのこと、下山後にもアジサイが満喫できるのもポイント。金時山からほど近い箱根ガラスの森美術館の庭園内では、希少品種も鑑賞できるほか、クリスタル・ガラスでできたアジサイアートも見られます。また、人気の飲食店や観光地がひしめく強羅や箱根湯本を結ぶ箱根登山電車の線路沿いでもアジサイが咲いており、夜にはライトアップも。金時山登山とあわせて、アジサイを1日中たっぷりと楽しみましょう。

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アジサイが名物の山:天上山

 河口湖のほとりにある「天上山(てんじょうやま)」。中腹の斜面にはアジサイの群生地があり、その株数はなんと10万本! 河口湖畔から富士山パノラマロープウェイを使って山頂付近まで上がり、約40分間の下山ハイキングをしながら、斜面に咲き誇るアジサイを楽しむのがおすすめです。晴れていれば山頂付近から、静かに水面が揺らめく河口湖や、雄大な富士山が一望できます。

 アジサイの見ごろは、ふもとよりも少し遅い7月下旬〜8月上旬。富士山の周辺スポットの観光とあわせて、夏休みの旅行先に選ぶのもおすすめです。下山ハイキングだけで物足りない人は、三ツ峠まで足を伸ばすとよいでしょう。日本二百名山や山梨百名山にも選ばれている山で、高山植物や富士山の絶景を堪能できます。

注目の登山ギア

雨の日に活躍する登山ギア

  • ザ・ノース・フェイス ゴアテックスハット
アジサイが名物の山 ザ・ノース・フェイス ゴアテックスハット(Amazon

 雨の日に特に活躍するゴアテックス採用のハット。雨から頭部をしっかり守りつつ、内部からの熱気や湿気は逃す構造で、ジメジメとした季節にも快適に使えます。

  • ミレー ドライナミック メッシュノースリーブ
アジサイが名物の山 ミレー ドライナミック メッシュノースリーブ(Amazon

 ミレーのベースレイヤー「ドライナミック メッシュ」は、汗を素早く蒸発させるので、ベタつきや汗冷えを抑えることができます。高温多湿でストレスを感じがちな梅雨時期や夏の登山で大活躍です!

  • シートゥサミット ウルトラシルドライデイパック
アジサイが名物の山 シートゥサミット ウルトラシルドライデイパック(Amazon

 防水性のあるデイパック。雨の日の登山でも荷物をぬらさずに使えます。また、ショルダーハーネスは薄くかさ張らないので、バッグインバックやアタックザックとして使うのもおすすめです。

おすすめのトレッキングポール

  • LEKI(レキ) ジャーニーライト
アジサイが名物の山 LEKI(レキ) ジャーニーライト(Amazon

 使いやすさと購入しやすい価格を兼ね備えた、コスパの良いアルミ製トレッキングポール。ワンタッチで長さ調節や固定ができる優れものです。

おすすめのト登山テント

  • モンベル ステラリッジテント2
アジサイが名物の山 モンベル ステラリッジテント2(Amazon

 おすすめのテントで必ず名前が挙がるモンベルの「ステラリッジテント」は、コスパの良さが魅力。インナーシートについているフックのような部品をポールに取り付けるだけで簡単に立ち上がるので、素早く設営できます。

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