全国的に梅雨入りし、雨が降りやすい季節がやってきました。夏から秋にかけて、台風やゲリラ豪雨による大雨に見舞われやすい昨今ですが、車に乗っていると視界不良などの弊害も起こりやすいです。
今回は、フロントガラスの油膜取りとはっ水コートを実践し、ビフォーアフターを動画で検証してみました。
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
洗車をしてワックスがけなどは頻繁に行うけれど、フロントガラスはあまり気にしないという人もいるかもしれません。フロントガラスには意外と汚れが蓄積されているので、一度その状態をリセットしてコーティングをかけると、視界がクリアになります。また、雨天時の視界を確保することもできるのでおすすめです。
実際にフロントガラスの油膜取りとはっ水コーティングをやってみましたので、参考にしてみてください。
今回油膜取りに使うのは、ロングセラー商品の「キイロビン」です。
まずはフロントガラスの汚れをカーシャンプーなどできれいに落とし、水分を拭き取ります。その後、キイロビンに付属しているスポンジに液剤を適量付け、フロントガラスを磨いていきます。その前に、フロントガラスのはっ水状況を見てみましょう(動画1参照)。
以前に、何度かはっ水コーティングをかけているので、ある程度は水を弾いている状況です。
それでは実際に、キイロビンで磨いていきます。磨いてる最中は、ガラスが水や液剤を弾きますが、磨いていくうちに次第に弾かなくなっていくので根気よく磨いていきましょう。
磨き終わったら、水でガラスをきれいにします。きれいにし終わった後のガラスは、全く水を弾かなくなります(動画2参照)。
はっ水剤は、シュアラスターの「ゼロウインドウ スプラッシュ」を使用します。
フロントガラスの水分はきれいに拭き取り、乾いた状態でコーティング作業をしていきます。液剤を満遍なく塗り込んでいきます。塗り込んだ後のガラスは、液剤で若干白くなっています。
塗り終わった後は、15分程度乾かします。その後はガラスを水拭きして終了です。
最後に、コーティング後のガラスの水弾きの様子を見てみましょう(動画3参照)。
しっかり水を弾いています。これで雨が降っても安心です。
今回は筆者の愛車である日産・セレナで作業をしました。フロントガラスの油膜取りに約30分、コーティング施工から拭き取りまで約25分かかりました。セレナのようにガラスが大きかったり、油膜が頑固に付着していたりしたら、時間は1時間ほどかかると思います。
コンパクトカーであれば15分ほど短縮できるでしょう。ぜひ試してみてください。
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