電子書籍や動画視聴などのコンテンツを手軽に楽しめる、AmazonのFireタブレット。その最新モデル「Fire Max 11(ファイアーマックスイレブン)」が発売されました。
Fire Max 11は、Fireタブレット史上最も大きい11インチディスプレイを搭載、薄くスタイリッシュなアルミニウムボディと、オクタコアプロセッサや4GBのRAMを採用するなど、これまでのFireタブレットシリーズで最もパワフルなタブレットとなっています。
今回は、Fireタブレット最新モデル「Fire Max 11」について紹介します。
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
Fire Max 11は、低ブルーライトの認証付きの2K(2000×1200ピクセル)の11インチディスプレイを搭載、くっきりと鮮やかな画質で映画やドラマ、ゲーム、読書、音楽、ビデオ通話を楽しむことができます。
無線通信はWi-Fi 6に対応しており、最大2.2GHzの高速なワイヤレス接続が可能。4GBのRAM、オクタコアプロセッサの搭載によりFire HD 10 Plusと比べて約50%高速化。これまでのモデルよりスムーズに動画視聴や複数アプリの起動・切り替えが可能です。
最大14時間持続可能なバッテリーを搭載し、スタミナも十分。スピーカーは没入感のあるDolby Atomosサウンドで、Prime Video、ディズニープラス、Netflix、U-NEXTなどの動画配信サービスをワイドスクリーンで楽しめます。
ストレージは64GBと128GBのモデルが用意されており、価格はそれぞれ3万4980円(税込、以下同)、3万9980円となっています。
Fire Max 11はFireタブレットの中でも全く新しいモデルです。「Fire Max」というモデル名自体がこれまでの「Fire HD」と異なっており、現状ではフラッグシップ的な位置づけとなっています。初の「第13世代」FireタブレットにしてFire Max 11発売時点では唯一の第13世代モデルでもあります。
モデル名の「11」が示す通り、11インチのディスプレイを採用、これまで最大だった「Fire HD 10」を超えるサイズとなっています。Wi-Fi 6への対応もFireタブレットとしては初で、対応ルーターを使用しているユーザーにはありがたい強化ポイントですね。
Fireタブレットと言えば、圧倒的なコストパフォーマンスが最大の魅力ですが、これまでのモデルが1万円以内〜2万円台前半であったのに対して、Fire Max 11は3万円台と比較的高価です。もちろん、その分多くの面で大幅な強化がされているので、よりハイスペックなFireタブレットを欲しいと思っているユーザーにはおすすめのモデルと言えるでしょう。
Fire Max 11は初登場のスタイラスペンや、マグネット式で接続できるキーボード付きカバーなど、幅広いシーンで活躍する新しいアクセサリーも用意されています。
スタイラスペンは、Picsartなどのアプリケーションで絵を描いたり、静止画にデザインを加えたり、Microsoft 365で書類に手書きでマークしたり、One Noteでスケッチしたりでき、クリエイティビティを強力にサポートします。
「Write to Type」機能では、スタイラスペンを使いテキストフィールドに手書き入力することでタイプ入力に変換できます。
また、スタイラスペンは交換可能な電池を使用しており、最長で6カ月間使用が可能。マグネットを内蔵しFire Max 11の横側に付けられ便利です。±45度までの傾きを検知でき、筆圧感知レベルは4096段階となっています。
日本語配列のキーボード付きカバーは、カスタマイズ可能な2つのショートカットキーと、あらかじめプログラムされた15個のショートカットキーを用意し、よく使うタスクを簡単に呼び出せるほか、トラックパッドが付いているので、トラックパッドジェスチャーでの素早い操作も可能です。
マグネット式で接続でき、セットアップ不要ですぐに使用開始できます。バックカバーはハンズフリーで視聴、読書、ビデオ通話ができるスタンドとしても使えます。
これまでのモデルと比較するとコストパフォーマンスにおいては、若干魅力が薄れた感じはありますが、それでもiPadや大手ブランドのAndroidタブレットと比較すればコスパは非常に高いと言えます。
これだけのスペックのタブレットで、安心のAmazon ブランドですので、価格面でも十分に魅力があるモデルです。特にCPUの強化は注目すべきポイントで、これまでFireタブレットを利用してきて動作が遅いと感じていたユーザーには、まさに待望のモデルと言えるでしょう。
初めてFireタブレットを利用するのであれば注意すべきポイントがあります。Fireタブレットは基本的にAndorid OSを使用しているので、使用感はiPadよりもAndroidタブレットに近くなっています。ただし、Amazonのサービスに特化した仕様となっており、基本的にはAmazonが許可しているアプリしか使用できない点には注意が必要です。
タブレットの定番的な使い方といえば、ベッドでの動画鑑賞やWebブラウジングです。リビングではテレビ、作業部屋ではパソコン、外出中はスマホといったように、シーン別に最適なデバイスを使いたいのであれば、Fireタブレットはまさにリラックスタイムのお供に最適です。もちろん、Amazonでの買い物にも最適なデバイスと言えるでしょう。
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