「シングルバーナー」はキャンプで料理を作ったり、ハイキングでお茶の時間を楽しんだりと、アウトドアで火を得るための必需品。カセットこんろと同じガスボンベ「CB缶」やアウトドア専用の「OD缶」を使うガスバーナーのほか、アルコール燃料を使うアルコールストーブや固形燃料ストーブなどがあります。
メインとサブを用意して、用途によって使い分けてみるのも便利です。ここでは、Amazonの売れ筋ランキングから、今売れているシングルバーナーをピックアップして紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年7月4日14:00現在)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
CB缶を使うシングルバーナーは、扱いが簡単で手軽に使用できるのがメリットで、キャンパーにも人気があります。キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)から今年登場した「トレッカー カセットガスバーナーコンロ」は、CB缶直結タイプのシングルバーナーです。
開閉式ゴトク(最大160×160mm)を備え、シェラカップなどの底が小さいものから直径18cm程度のクッカーまで対応。プッシュで点火できる圧電点火装置と、回して火力を調節可能なガス開閉つまみ、ガスボンベを保護する遮熱板を備えています。
CB缶直結タイプでは、イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー」とSOTOの「ST-310」が2大定番モデルです。比較してみると、出力(2400kcal/h)はジュニアコンパクトバーナー(2300kcal/h)とST-310(2500kcal/h)の間。重さ(300g)もジュニアコンパクトバーナー(274g)とST-310(330g)の間と、不足のないスペックです。
実売価格は5000円台前半から。7月4日午後4時現在、Amazonは4985円(税込)のセール価格になっています。
アウトドア用バーナーの老舗ブランド、プリムス(PRIMUS)のOD缶用定番モデルの1つ。116gという軽量かつコンパクトなサイズですが、出力3600kcal/hというハイパワーを誇ります。
ゴトクは展開式で最大148mm径と、中サイズのクッカーにも対応できます。収納時サイズは7.5×8.8×3.0cmというコンパクトさで、登山やツーリング、ハイキングなどに広く活躍してくれます。
実売価格は8000円台前半からとなっています。
市販の燃料用アルコールを使い、低ランニングコストで十分な火力が得られるアルコールストーブ(アルスト)。日本の老舗アウトドア用品メーカー、エバニュー(EVERNEW)の「Ti アルコールストーブ」はアルストの人気モデルの1つです。
71(直径)×42(高さ)mm、容量70mlと、アウトドア用のアルストとしては標準的なサイズですが、エバニューが得意とするチタンを使うことで34gという軽さを実現しています。トランギア(trangia)の人気モデル「TR-B25」(110g)の3分の1以下で、少しでも荷物を減らしたいソロキャンパーやツーリングなどに便利です。
内側に30mlと60mlの目盛り付き。30mlのアルコールで約5分間燃焼し、約400mlのお湯を沸かせます。熱せられることによる色合いの変化もチタンならでは。風防兼ゴトクとして使えるチタン製のスタンドセット(EBY255)も人気です。
実売価格は3000円台前半からとなっています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.