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【2023年最新版】キャンプ椅子(アウトドアチェア)のおすすめ人気商品11選

» 2020年08月13日 19時09分 公開
[小林カサゴFav-Log]
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 楽しいキャンプに欠かせないのが椅子(チェア)。自宅用とは異なり、軽量で収納が簡単なアウトドアチェアがたくさん登場しています。食事をしたり、焚き火をしたり、昼寝したり──快適なキャンプは快適な椅子から始まるといっても言い過ぎではありません。

 とはいえ、キャンプ用の椅子は数多くのモデルが登場しているので、どれを選べばいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。ここでは、アウトドアチェアの種類や選び方、おすすめの人気モデルを紹介します。ぜひ商品選びの参考にしてください!

キャンプ椅子 出典:写真AC

小林 カサゴ

小林 カサゴ

Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。

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キャンプ用の椅子の種類

 キャンプ用の椅子にはさまざまな種類があり、キャンプのスタイルによって選ぶべき椅子も変わってきます。それぞれの特徴を知っておきましょう。

ハイチェア

ハイチェア 出典:写真AC

 座面の高さがだいたい40cm以上のチェア。普通の高さ(70cm前後)のテーブルと組み合わせて使います。普段の自宅のダイニングテーブルと同じように食事をしやすい姿勢で座れるのがポイントです。

 一方、収納時のサイズが比較的大きく、重量も重くなります。

ローチェア

ローチェア 出典:写真AC

 ローチェアは座面の高さが20〜30cm程度の低めの椅子です。テーブルも低め(約30〜40cm)のものと組み合わせます。見た目もアウトドアらしく、空が広く感じられ、脚を伸ばしてリラックスできるのがメリットです。

 ただ、ハイスタイルに比べると立ち上がるのが若干おっくうになるかもしれません。テーブルとの組み合わせ次第では食事がしにくくなることも。

リクライニングチェア

リクライニングチェア コールマン「インフィニティチェア」(出典:Amazon

 背もたれの角度を調節できるのがリクライニングチェア。ほぼ寝た姿勢にまで倒すことができる椅子もあり、寝心地の良さから“無重力チェア”などと呼ばれることもあります。自宅でのリラックス用としても人気です。

 一般的なチェアに比べると大きく重くなるので、車での持ち運びが前提になります。

ベンチ

ベンチ コールマン「リラックスフォールディングベンチ」(出典:Amazon

 横幅があり、2人以上で座れるタイプの椅子です。ファミリーやカップルで使うのに便利。大人はそれぞれのチェアで、子どもはベンチで──といった使い方もできます。1人でゆったり使うのもよし。

 1人用のチェアより大きく重くなるので、収納や持ち運び手段は考えておきましょう。

座椅子

座椅子 キャプテンスタッグ「FDチェア・マット」(出典:Amazon

 地面に最も近いお座敷スタイルに向くのが座椅子です。アウトドア用の座椅子は折りたたんでコンパクトに収納できるものが多く、登山や野外フェスなどでも活躍します。少し座面を高くすることで、あぐらがかきやすい“あぐらチェア”もあります。

スツール

スツール コールマン「コンパクトトレッキングスツール」(出典:Amazon

 背もたれやひじ掛けがない、シンプルな椅子がスツールです。アウトドア用のスツールは折りたたみ式で簡単に使えるものが多くなっています。オットマン(足置き)やちょっとした荷物置き場などとしても使えるので便利です。

キャンプ用の椅子の選び方

 キャンプ用の椅子を選ぶ際に、チェックしておきたいポイントを紹介します。

大きさ・重さをチェック

キャンプ椅子 出典:写真AC

 キャンプ用の椅子は大きさや重さもさまざま。フレームの素材は軽くて丈夫なアルミ製が多いですが、天然木を使った木製の人気モデルもあります。

 コンパクトなものは持ち運びや収納が容易ですが、座り心地や座ったときのバランスなどは大型の椅子のほうが上。一方、大型の椅子は座り心地がよく、ゆったりと楽しめますが、持ち運びやすさや収納しやすさはコンパクトタイプのほうが上です。

 コンパクトなスタイルを選ぶか、多少重くなっても座り心地が良いほうを選ぶかは、好みや移動手段などによって変わってきます。どんなスタイルで楽しみたいのか、考えておきましょう。

収納方法をチェック

キャンプ椅子 ロゴス「LOGOS Life ダイニングチェア」(出典:Amazon

 キャンプ用の椅子はコンパクトに収納できるものがほとんど。傘のようにすぼまる収束式や、折りたためるもの、座面と脚を別々にたたんで収納袋にしまうもの──など、さまざまなタイプがあります。

 移動手段が車だったとしても、椅子を家族の人数分を用意するとそれなりの荷物になります。収納サイズや方式が異なるものが混在すると、車の積み込みに工夫が必要なこともあります。収納方式や収納サイズはあらかじめチェックしておきましょう。

好みのキャンプスタイルは?

キャンプ椅子 出典:写真AC

 キャンプの椅子とテーブルの組み合わせは、大まかにいって「ハイスタイル」「ロースタイル」「お座敷スタイル」などがあります。椅子とテーブルはそれぞれに合った組み合わせにしないと使いにくくなるので、事前にどのスタイルでいくか考えておきましょう。

 ハイスタイルでは一般的な高さのテーブル(約70cm)とハイチェア(座面高さ約40cm〜)を組み合わせます。一般的なバーベキューグリルの高さ(約70cm)とテーブルが合うので、食材を焼きながら食事するのも楽です。

 ロースタイルはローチェア(座面高が約30cm前後)と低めのテーブル(約30〜40cm)と組み合わせるスタイル。アウトドアらしい開放感を味わえ、脚を伸ばしてリラックスできるなどのメリットがあり、最近はロースタイルが人気です。子どもがいるファミリーにもおすすめです。

 お座敷スタイルは地面とほぼ同じ高さに座るスタイル。こたつを持ち込んで冬キャンプを楽しむ方もいます。座椅子や「グラウンドチェア」と呼ばれるタイプの椅子を使います。

座り心地も大切

キャンプ椅子 出典:写真AC

 キャンプ用の椅子の大きさと座り心地は、おおむねトレードオフの関係にあります。コンパクトな椅子は持ち運びなどが楽ですが、座ったときのバランスに気を遣うことも。身を委ねてゆったりしたいなら、大きさ重さに目をつぶって大きめのチェアを選ぶのもいいでしょう。

 背もたれが高いハイバックタイプのほうがよりリラックスできますが、その分収納サイズが大きくなる傾向にあります。また、じっくりと腰を据えるキャンプなら、アームレスト(ひじ掛け)はあったほうがゆったりできます。

 食事のしやすさもチェック。座面と背もたれの角度によっては上体が起こしにくくなり、普通のテーブルではご飯を食べにくくなることがあります。

 座面と背もたれの生地にも着目してみましょう。軽量なものはポリエステル製が多いですが、コットンや帆布を採用したものなら、滑りにくく落ち着いて座れます。焚き火をするなら、火の粉で穴が開きにくいコットンなどが有利。中綿を入れてソファーのようなふかふかの座り心地になっているチェアもあります。夏に使うならメッシュになっているものが通気性が良く快適です。

メーカーで選ぶ

キャンプ椅子 出典:写真AC

 お気に入りのキャンプ用品メーカー/ブランドでチェアやテーブルをそろえるという手もあります。キャンプサイトの統一感が出て見た目にもおしゃれになる上、メーカーがチェアとテーブルのぴったりな組み合わせを提案している場合もあり、安心して選べます。

キャンプ椅子の人気モデル10選

コールマン(Coleman) ツーウェイキャプテンチェア

 コールマンの定番ダイニングチェア。座面高を2段階(約31cm/約48cm)に調節でき、ハイスタイルとロースタイルの両方に対応できます。

 シート生地はポリエステル。安定感のある座り心地で、テーブルとの組み合わせで食事もしやすくなっています。天然木を採用したひじ掛けも快適性を高めてくれます。背面には小物などを入れておけるポケットが付いています。

 重量は約3.5kg。収束型の収納で、収納時のサイズは約20×20×66〜83cmです。

コールマン(Coleman) コンパクトフォールディングチェア

 座面高約28cmのローチェア。折りたたんでコンパクトに収納でき、フレームにアルミ素材を使っているので重さも約2.1kgと軽量です。

 生地はポリエステル。肌触りの良い木製のひじ掛けと、持ち運びに便利なハンドルがついています。

 軽量な分、耐荷重が約80kgとなっているので、体重のある方は注意してください。

コールマン(Coleman) イージーリフトチェアST

 フレーム素材に堅牢なスチールを採用し、気軽に使えるようにしたリクライニングチェアです。

 座面高約47cmのハイチェアですが、座ったまま背もたれに軽く力を加えるだけでリクライニングできます。足が持ち上がる形になり、ゆったりとリラックスして過ごすのにぴったりです。

 シート生地はポリエステル。収納時は約24×20×101cmとなり、持ち運びがしやすい収納ケースが付属します。

コールマン(Coleman) ヒーリングチェア

 包み込まれるような座り心地が特徴の「バケットチェア」と呼ばれるタイプのチェアです。

 座面高は約36cmで、ロースタイルに対応します。バケットチェアは組み立て式のものが多いのですが、このモデルは収束式で簡単に設置・収納できるのも特徴です。収納ケースも付属します。

 シート生地はポリエステルで、背面に収納ポケットそ装備。重量は約2.5kg、収納時サイズは約19×11×90cmです。

オガワ(ogawa) ハイバックチェアII

 キャンプ道具の老舗ブランド「ogawa」(オガワ)のハイチェア(座面高46cm)。ゆったりと体を預けられるハイバックタイプの定番チェアです。

 シート生地にポリエステル、フレームにアルミ合金を使い、重量は約3kgと比較的軽量。収束型で収納も簡単にでき、収納ケースも付属します。

 ブラックのフレームがおしゃれ。生地カラーはサンドベージュとダークブラウンの2色です。

スノーピーク(snow peak) Take!チェア ロング

 高級アウトドアチェアの定番モデルの1つ。デザイン性の高さで知られるスノーピーク(snow peak)らしい目を引くフォルムと、帆布製の座面に包み込まれるような座り心地が人気の理由です。

 座面高は36cm。丈夫な6号帆布は、使い込むほどに体になじみます。竹の集成材の脚にX字のアルミフレームを組み合わせたデザインは、キャンプサイトや自宅のベランダなどによく映えます。

 収納は収束式。収納サイズは10×15×128cm、重さは3.5kgです

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) パレット ラウンジチェア type2

 手軽な折りたたみ式ラウンジチェアの定番モデル。実売1000円台から購入できるコスパの良さが人気のポイントです。

 座面高は36cm。ポリエステル生地とスチール製のフレームを使い、重さ2.3kgと軽量に仕上げています。収束式で組み立て・収納も簡単。収納サイズは14×14×84cm。収納ケースも付属します。

ヘリノックス(Helinox) チェアワン

 軽量でコンパクトなバケットチェアの人気に火をつけたヘリノックス(Helinox)の代表的なモデルです。

 座面高は35cmでロースタイルに対応します。本体重量は890gと1kgを切る軽量さですが、オリジナル合金製のフレームは耐荷重145kgと十分。慣れれば組み立ても簡単にできます。荷物を減らしたいソロキャンプやツーリングにぴったりです。

ヘリノックス(Helinox) タクティカルチェア

 ヘリノックスによるミリタリー風味のバケットチェア(座面高34cm)。収納袋をフレームに取り付けることで小物用ポケットになるほか、両サイドにもポケットを装備し、実用性を高めています。

 背面にはベルクロが付いており、反射板などを付けるなどのカスタマイズも楽しめます。本体重量は910gです。

DOD スゴイッス

 バケットチェアの人気モデル。4段階に高さが調整でき、グラウンド(お座敷)スタイルからハイスタイルまで対応できるのが特徴です。食事はハイスタイルで、焚き火はローやグラウンドでゆったりと過ごすといった使い方ができます。

 角度調整もでき、食事しやすい前傾からリラックスしやすい後傾まで、好みに応じて楽しめます。シート生地はコットンを使い、焚き火のそばで使っても穴があきにくくなっています。

 カラーはカーキ、タン、ブラックの3種類。収納サイズは約46×42×7cm、重量は約2.3kgです。

ロゴス(LOGOS) 難燃BRICK・キングあぐらチェア

 座面高22cmのローチェア。幅60cmのワイドサイズで、あぐらをかいて座りやすいチェアです。

 座面には適度な傾斜があり、ハイバックなので体を預けてくつろげます。極厚の難燃性生地を使っているので、焚き火のそばで使っても火の粉でダメージを受けにくくなっています。

 収納時サイズは19×94×19cmで、収納バッグが付属します。重さは約3.5kgです。

アウトドアならではの注意点も。お気に入りのチェアでキャンプを快適に!

キャンプ椅子 お気に入りの椅子で、楽しいキャンプライフを!(出典:写真AC)

 キャンプを快適に過ごすためのアウトドアチェアですが、注意しておきたいポイントもあります。

 キャンプの楽しみの1つが焚き火ですが、座面の生地に薄いポリエステルを使用した椅子は、火の粉で穴が開いたり、時には燃えてしまう恐れもあります。焚き火を近くで楽しむなら、難燃性の高い素材を使った椅子が安心です。

 軽量に設計されているキャンプ用の椅子は風にも弱いもの。椅子の形状や状況にもよりますが、風が強い時はペグで固定すると倒れにくくなります。

 コンパクトなチェアはバランスも多少シビアになってきますので、自宅の椅子のように座ると転倒することもあるので注意。特にお酒が入った時や、子どもが座る時は気をつけましょう。

 キャンプ中の時間の多くは椅子に座って過ごすことになります。お気に入りの椅子を見つけて、快適なキャンプを楽しんでください!

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