厳しい暑さが続いています。そんなときに使いやすいのが、1枚で様になる「ポロシャツ」です。襟があるので、少しフォーマルな印象になりますし、首裏の暑さや日焼けを防ぐこともできます。
作業服や安全靴などを主に展開する「ワークマン」では、お手頃価格のおしゃれなポロシャツが人気です。特にSNSなどで話題になっているのが、580円(税込、以下同)の「吸汗速乾ハニカム 半袖ポロシャツ」(以下、ハニカムポロシャツ)と、780円の「裏綿・表速乾 半袖ポロシャツ」(以下、速乾ポロシャツ)です。
ねとらぼの「【ワークマン】「今売れてるポロシャツ」ランキングTOP10!」でも、1位と2位と獲得しています(出典:ねとらぼ)。
今回は、この2枚のポロシャツを実際に使用してみましたので、使い勝手や注意点などを紹介します。ぜひ商品購入の参考にしてみてください。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ポロシャツは、普段着でも仕事着でも使用できる、夏のマストアイテムです。Tシャツはカジュアルですが、ポロシャツは襟が付いているためカチッとした印象になり、着用できるシーンが多いのが特徴です。
ポロシャツはさまざまなメーカーから販売されていますが、ワークマンのポロシャツの特徴は、リーズナブルな価格帯と高い機能性です。ワークマンの商品は、物価高の中でも1000円以下で買えるアイテムが多いので、財布に優しいのです。
実際今回レビューするハニカムポロシャツは580円、速乾ポロシャツは780円です。
また機能性に関しても、吸汗速乾性が備わっています。お手頃価格でありながら、夏の暑さによる不快感や困りごとを解決してくれるので、人気にならないわけがありません。さらにカラーバリエーションが豊富なのもうれしいポイントです。
ここで、ハニカムポロシャツと速乾ポロシャツの見た目や素材の違いを見ていきます。まずは色合いです。今回は同じネイビー(紺)を購入したのですが、色味が若干異なります。
ハニカムポロシャツ(写真上)は明るめのブルーで、速乾ポロシャツ(写真下)は暗さのある紺色に見えます。
次に素材です。速乾ポロシャツは、表地に吸汗速乾糸を使用しているので汗をすばやく外側へ拡散します。裏地は綿素材なので、肌触りが良いです。一方ハニカムポロシャツは、ポリエステル100%のハニカム生地を採用しています。サラッとした着心地が特徴です。
そしてサイズですが、両方ともMサイズを購入しました。ただ、速乾ポロシャツの方が若干裾が長かったです。ただ、着用時に気になる長さではありませんでした。身幅の違いはほぼありませんでした。
夏の衣類は洗う頻度が高いので、乾きやすさも重要なポイントです。実際に洗って乾くスピードを比較してみました。午前9時ごろに2着を室内に干し始めました。室温は28度、風通しの良い場所です。どちらも湿っている状態ですが、ハニカムポロシャツは脱水の時点で少し乾いているようでした。
2時間経過すると、ハニカムポロシャツは完全に乾いていました。乾きにくい脇下なども湿っていません。一方速乾ポロシャツは、まだ脇下が若干湿っています。速乾ポロシャツの裏地には綿素材を採用しているので、ハニカムポロシャツよりも生地が厚手です。そのため乾くスピードも若干遅いのかもしれません。とはいえ、3時間ほど経過すると、速乾ポロシャツも乾いていました。
着用時の肌触りや動きやすさも比較してみました。速乾ポロシャツは裏地がある分、気温が高いと暑く感じることが多い印象です。また肌に張り付くときもあります。でも、綿素材特有の優しい肌触りは着心地が良いです。
ハニカムポロシャツはサラッとした触り心地で、それほど暑さは感じません。また汗をかいてもすぐに乾くので、汗染みが気にならないのもうれしい点です。ただし生地は薄めなので、カラーによってはインナーが透けてしまう可能性があります。気になる人は、インナーシャツなどを着用するとよいでしょう。
速乾ポロシャツとハニカムポロシャツの大きな違いは、裏地があるか否かです。裏地があることで肌触りが優しくなりますが、暑さを感じやすくなる場合もあります。また洗濯後の乾きやすさでも違いが出てきますから、これらの点を踏まえて購入を検討するとよさそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.