最近では身の回りの暑さ対策アイテムとして、充電式の扇風機やファン付きの空調ウェアなどが豊富に展開されており、すでに活用しているという人も多いでしょう。
しかし「充電の手間がない、手軽な暑さ対策グッズも持っておきたい」と考えることもあるかもしれません。例えばタオルタイプのネッククーラーや冷却シートがあれば、使いたいときにすぐに使うことができ、価格も安く、気軽に使えるといったメリットがあります。
エアコンと併用すれば、エアコンの設定温度を下げすぎることなく、節電しながら涼むことができます。また、夏の停電時や災害時に、一時的に暑さをしのぐこともできるでしょう。冷却力が強いものなら、レジャーやアウトドアシーンでも活躍するはず。ここでは、電気を使わない「暑さ対策アイテム」を紹介します。
アイスネックリングとは、“ネッククーラー”や“アイスリング”とも呼ばれる、首元を冷やすアイテムです。冷凍庫に入れて固めるイメージがありますが、水で冷やせば固まるものも多く、冷蔵庫・冷凍庫がない場所でも使うことが可能です。
アイスネックリングの火付け役ともいえるのが「SUO(スオ)」。そのSUOから新しく発売されたのが「SUO RING プラス」です。従来品からさらに約60%容量がアップし、冷たさが約2時間持続するようになりました。
28度以下で固まる標準的なものと、18度以下で固まる、さらに冷たく感じられるものの2種類を展開しています。
くすみカラーがおしゃれなデザインで、カラーバリエーションも豊富です。サイズはS/M/Lの3種類があり、子供から大人の男性まで自分に合ったサイズを選べます。販売価格はサイズによって異なり、3000円台後半から4000円台前半となっています。
タオルタイプの「ネッククーラー」は、ぬらして首に巻いたり、凍らせた保冷剤やゲルをタオルの中に入れて首に巻いたりするアイテムです。屋外では、首元の日よけにもなります。
スポーツメーカー・ミズノの「今治製タオル/スリムマフラータオル(保冷剤ポケット付き)」は、保冷剤を入れるポケットが付いたタオル。綿100%のため、肌ざわりが良いのが特徴です。販売価格は1000円台後半からとなっています。
首を冷やすだけでなく、頭や顔、胸元や腕なども冷やしたいという人には、冷感効果のあるボディシートか、冷却スプレーがおすすめ。消臭効果がある製品なら、汗の臭いを抑えるメリットもあります。
アイスノンの「頭を冷やすスプレー」は、マイナス30度のジェット冷気により、暑さでほてった頭をクールダウンしてくれます。汗の臭いを抑えるメントールの香りもポイントです。
やさしい涼しさを求める人や、「せっかくなら夏を楽しみたい」という人は、水うちわを試してみてはいかがでしょうか。水うちわとは、水または氷水につけてあおぐことにより、気化熱で涼しさを感じられるといううちわです。雁皮紙(がんぴし)という薄い紙を使い、専用のニスで仕上げることで、透明感と丈夫さを両立します。
家田紙工の「水うちわ 小丸」は一本一本、職人の手によって丁寧に作られた水うちわです。夏を感じる美しい絵柄が付けられています。飾って楽しめる専用台座も付いて、ECサイトでの実売価格は5000円前後。プレゼントにもおすすめです。
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