リモートワーカーである筆者は1カ月以上前に、自宅に「昇降デスク」を導入してみました。これにより、スタンディング(立った状態)でパソコン作業ができるようになりました。
長時間の座りっぱなしを回避することによるメリットを実感し、おおむね満足していますが、いくつか“困った点”もあります。今回は、この“困った点”と、その解消方法について考えてみました!
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
筆者が実際に使っているのは、昇降デスクで有名なオフィス用品メーカーFlexiSpotの「SD1」。公式サイトでの販売価格は2万4200円(税込)と、電動式の昇降デスクにしてはリーズナブルな製品です。
1カ月使用してみて、メリットだと感じたのは以下の点です。
立ったり座ったりして仕事ができるので、座りっぱなしの際に感じる腰痛が緩和され、眠気に襲われることも少なくなりました。思わぬメリットだったのが、フットワークが軽くなったことです。例えば仕事終わりに椅子に座ったままダラダラとネットサーフィンをすることなく、すぐに次の行動に移れるようになりました。
一方で、立った状態での作業が意外とすぐに疲れてしまい、昇降の頻度が増えて面倒という問題が発生しました。また、メリットでもあった「フットワークが軽くなる」という点が悪い方向に作用し、不必要に動いたり歩き回ったりしやすく、集中力が途切れやすくなることもあります。
昇降デスクの問題について「他のユーザーはどう思っているのだろう?」と疑問に思いネットで調べてみると、以下のような声がありました。
疲れる・集中力が途切れるというのは、他の人も感じているようです。「昇降が手間」という不満は、特に電動式ではなくガス式のデスクを使っている人は感じやすいかもしれません。
せっかくメリットも多い昇降デスクを買ったので、快適に使いたいところです。そこで、昇降デスクを快適に使う方法について調べてみました。
立っているとすぐ疲れるという問題は、立ち仕事用のマットを敷いたりスリッパを履いたりすることで緩和できるようでした。
例えば八幡ねじの「疲労軽減マット」という製品。こちらはAmazonの「業務用床マット」売れ筋ランキング1位(8月24日時点)の製品で、業務用を想定しているようですが、口コミを見ると自宅でスタンディングデスクと併せて使っている人も多いです。筆者もこの製品を検討中です(業務用なので仕方がありませんが、もう少し小さいサイズがあると嬉しいです)。
マットを使うことにより、「フローリングに立ちっぱなしだと足の裏が痛い」ということもなくなりそうです。疲れや痛みが緩和されれば、集中力も長く続きそうですね。
さて、「立った状態だと落ち着きがなくなって集中力が途切れやすくなる」問題の解決策については、今のところ効果が見られた方法は以下です。
ただ、こちらの解決策については、まだまだ模索中です。
昇降デスクの「すぐ疲れてしまう」問題についてですが、そもそも筆者個人にとって今最も必要なのは姿勢改善と、日頃の運動不足の解消ではないかと感じ始めました(本当に“そもそも”の話になりますが……)。
脚を組んで座ったり、片足重心で立ったりすれば痛みや疲れにつながるのは当然と言えますし、すぐ疲れるのも一番の原因は運動不足でしょう……。これらを少しずつでも、改善していかなければならないと、今回改めて強く感じました。
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