「ネックピロー(ネッククッション)」は首を支えてくれるアイテムで、飛行機や車での長時間の移動や、デスクワークで活躍します。今回、筆者は飛行機移動にあたり、人生で初めてネックピローを購入してみました。
購入したのは無印良品の「フィットするネッククッション くびれ型」。価格は1490円(税込、以下同)です。この製品を実際に飛行機で使い、また、帰宅後にデスクワークでも使ってみました。その使い心地をレビューします。
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
無印良品で見つけた「フィットするネッククッション」。今回購入したのは首の後ろ部分が細くなっている「くびれ型」です。本体の内部には微粒子ビーズを使用しており、カバーはポリエステル100%となっています。店頭で見つけ、購入を決めた理由は以下です。
さっそく購入し、自宅で装着してみました。やはり肌ざわりが良く、ほど良い柔らかさで気持ちが良いです。しかし、ちょっと心配になったことが2点。まず、存在感が薄いと感じました。筆者が小柄なせいか、首がけっこう動き、余裕を感じます。あまり効果がなかったらどうしようと不安に……。
さらにもう1点。ネックピローとして大きい方というわけではないと思いますが、折りたたんでコンパクトに収納できるタイプではないので、移動中に邪魔になってしまわないかと心配になりました。
フライト当日、移動の段階で「正直、ちょっと邪魔」と感じたのが本音です。スーツケースに取り付ける分には、それほど邪魔に感じないのですが、空港でスーツケースを預けた後は手持ちのバッグに入れることになるので、どうしても他の荷物の出し入れの際に気になりました。
筆者は許容範囲でしたが、どうしても荷物を減らしたい人は、小さく折りたためる製品を選んだ方が良さそうです。
さて、肝心のフライト中(約2時間)の使用感ですが、結論からいうと首と肩が非常に楽になり驚きました! 背もたれに頭を預けた際に邪魔にならず、圧迫感もありませんが、確かに首を支えてくれているのが分かります。
寝てしまっても、首が大きく倒れることがなく、ぐっすり眠れました。筆者はいつもフライト後に肩・首・頭のどこかが痛くなり、頭痛薬などを飲むのですが、今回はそれが不要でした。フライトの憂鬱が軽減されるので、次回以降も引き続き使うつもりです。
せっかくネックピローを購入したので、長距離移動だけでなく、デスクワークでも使用して毎日のように使いたいところ。そこで、リモートワーク中にも使用してみました。
実際に使用してみると、やはり無いよりは、あった方が首や肩が楽でした。しかし筆者は背もたれが高くない椅子(ヘッドレストが付いていない椅子)を使用しているので、「くびれ型」を使用するメリットがそれほどありません。デスクワークで使用するのなら、さらにボリュームのある製品を購入して、しっかり首を支えたいです。
デスクワーク用としては、同じく無印良品の「フィットするネッククッション」のスタンダードなタイプ(販売価格1990円)を購入しても良さそうです。
もしくは、「Yogibo Neck Pillow Logo(ヨギボー ネックピロー ロゴ)」(公式サイトでの販売価格3949円)も気になります。ネットで見ただけですが、やはりヨギボーは心地が良さそうですね。
さて、今回初めてネックピローを使用してみて、首や肩の疲れに悩む筆者にはとても良いアイテムだと感じました。長距離移動だけでなく、日常的にも使えるものなので、今後も使い続けて、体を楽に、快適に過ごしたいと思います。
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