宝島社が7月に発売した、「moz すっきり収納できる! 多機能スマホショルダーバッグBOOK」。北欧ブランド「moz」のブランドブックで、シリーズ累計発行部数は570万部を突破するほどの人気です。そのスマホショルダーは、ブラックカラーにホワイトのロゴが映えるシンプルでおしゃれなバッグです。
今回はこのmozのスマホショルダーバッグを使ってみましたので、紹介します。まだ一部のショッピングサイトでは購入可能なので、ぜひチェックしてみてください(2023年9月8日10:00時点)。販売価格は2585円(税込)です。
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品、スマートウォッチなどを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では2児の母。趣味は読書で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。また温泉巡りも趣味。愛車はホンダ・フリード。
「スマホショルダー」を身に着けている人を多く見かけます。キャッシュレス決済が普及したことで、手ぶら感覚で出かけることができるスマホショルダーが話題となり、その人気は衰えていません。スマートフォンをバッグからいちいち取り出さなくても良い便利さや、ファッションアイテムとしておしゃれという理由で身に着ける人が多いようです。
その中でもお手頃価格で購入できる「付録のスマホショルダー」は、発売後すぐに売り切れる商品があるほど、高い人気を誇ります。
雑誌やブランドブックの付録には、話題のブランドや限定アイテムが登場することが多く、予約の時点で売り切れてしまうこともあるほど。人気ブランドアイテムがリーズナブルな価格帯で手に入るということもあり、予約受付が開始されると同時にSNSなどで話題となります。
今回紹介するのは、「mozのスマホショルダー」です。ブラック基調のシンプルなデザインなので、家族で使い回すことができます。また「多機能」というだけあって、3層構造でポケットが7つ付いた、荷物が整理しやすいバッグとなっています。
内側には4つのカード入れと小銭入れが付いています。小銭入れの開口部はL字ファスナーになっているので、ガバッと開き会計時にもたつきません。小銭入れは真ん中に配され、両側に2つのコンパートメントがあります。この収納部もしっかり開くので、ものの出し入れがしやすいです。さらに長めのキーリングが付いているので、鍵を付けておくと便利かもしれません。筆者はキーケースを使用しているので、使っていません。
背面には、スマホの収納が可能なポケットが付いています。こちらもスマホの出し入れがしやすく、深さもあるので落ちにくいです。
筆者はすでに「Reebok(リーボック) 多機能スマホショルダーバッグ BOOK」(宝島社、販売価格は2618円)を使用しているので、ここからは比較してレビューしたいと思います。mozのスマホショルダーのサイズは約12(幅)×19(高さ)×4.5(奥行)cm、リーボックは約11(幅)×18.5(高さ)×3(奥行)cm。両者を比較すると、ほぼ同サイズに見えますが、やはりmozの方が少し大きめです。
両者ともブラックカラーのシンプルなデザインですが、リーボックはシャカシャカした素材でスポーティーさがあります。mozはマット感があるので、落ち着いた印象です。
収納部のデザインも異なります。リーボックのメインコンパートメントは1つですが、mozは2つあるので、やはり収納力の点ではmozの方が高いと感じました。側面から見ると、mozの方が厚みがあります。
mozのスマホショルダーにスマホやハンカチ、ティッシュ、エコバッグ、ワイヤレスイヤフォン、キーケース、カード、小銭、お札数枚を入れてみました(写真参照)。少し厚みを感じますが、mozのスマホショルダーはマチがしっかりあるので、問題なくファスナーを閉めることができました。
mozのスマホショルダーは収納力が高く、おしゃれでシンプルなデザインが使いやすいバッグです。ただ使っていて気になったのが、カード入れの狭さです。
リーボックもmozも、カード入れは4つです。しかしリーボックのカード入れは縦に配されているので、1つ1つのポケットに少し余裕があります。一方でmozのカード入れは横2つという配置のため、それぞれのカード入れが狭く感じます。実際に交通系ICカードを入れてみましたが、ピッタリなので出し入れはしにくいかもしれません。
とはいえ定期入れなどのカバーを使用していると、どちらのカード入れにも収納できないので別の場所に入れることになります。クレジットカードは問題なく入りました。
筆者は、普段は一般的なサイズのバッグを使用していますが、コンビニへの買い物や、小学校の通学班の付き添いなど、ちょっとした買い物・お出かけのときにスマホショルダーを活用しています。
子育て中は荷物が多くなりがちですが、そんなときにもスマホショルダーは役立ちます。大きなサイズのバッグとは別に、頻繁に出し入れするものの収納バッグとして、スマホショルダーを活用できます。
ただ、バッグの2個持ちはあまりスマートに見えないので、スマホショルダーは子供に持ってもらうこともあります。ショルダーストラップは長さ調節が可能なものが多いので、子供でも使えます。また付録はリーズナブルな価格帯ということもあり、子供に持たせやすいアイテムです。
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