ワークマンの「780円パラフィン帆布トート」は高耐久＆撥水でガシガシ使える優秀バッグ キャンプギア入れとしても活躍（1/2 ページ）

[おかだあきほ，Fav-Log]

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　低価格でありながら、優れた機能性を備えた商品を展開する「ワークマン」。近年は作業用アイテムだけでなく、日常使いできるものやキャンプギアなども多くラインアップされています。その中で、隠れた優秀アイテムとして人気なのが「パラフィン帆布シリーズ」です。

ワークマンの「パラフィン帆布トート」

　今回は、シリーズの中でも定番の「ミディアムトート」を使用した感想を紹介。耐久性や使い勝手の良さに注目です！　2023年の新作情報も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

おかだあきほ

フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信！リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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「パラフィン帆布トート」のサイズは3種類

　ワークマンには、パラフィン帆布と呼ばれる生地を使用したバッグ類が多数販売されていて、トートやフィールドシート、ケースなどがラインアップされています。

　中でもトートはスモール（6L）／ミディアム（20L）／ラージ（35L）の3種類を取りそろえた人気商品。重いものを持ち運ぶキャンパーに、特に注目されているアイテムです。

ミディアムサイズ（20L）で780円というリーズナブルさ

　本記事で紹介するのは、中間サイズのミディアム（カラー：グレー）。約20Lの容量で、価格はなんと780円（税込、以下同）。生地や持ち手は分厚く、重いものもガシガシ入れられる耐久性を持ちながらこの価格を実現しているところが、さすがワークマンといったところです。

　ミディアムトートのカラーは、グレーの他にベージュとブラウン、ネイビーがラインアップされています。

デイリーにもアウトドアにもちょうど良い大きさ

　パラフィン帆布ミディアムトートを選んだ最大の理由は「ちょうど良い大きさ」であること。サイズは約35（横）×29（縦）×20（マチ）cmで、側面はA4サイズより大きく、B4サイズよりもやや小さいくらいでしょうか。

　日常生活では、スーパーやドラッグストアでの買い物に役立ちます。奥行きが十分にあるため、牛乳パックやキャベツ・白菜など、大きなものもすっぽり入れられます。トート自体がやや硬い質感なので、型崩れしないのも気に入っているポイント。紙箱の角が当たって破れる心配もありません。

小型のたき火台やアウトドアチェア、テーブルなどがすっぽり

　アウトドアでは、たき火台や小型のアウトドアチェア、携帯用テーブルなどを入れるギアトートとしても活躍。ちなみに、同じワークマンで販売されているたき火台「フォールディングスクエアグリル」が箱ごとすっぽり収まりました。口が大きく開くため、荷物を出し入れしやすいのも魅力です。

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耐久性抜群＆撥水性もあり

　パラフィン帆布とは、生地にロウを染み込ませる「パラフィン加工」を施した帆布（キャンバス生地）のこと。スニーカーや船の帆などにも使われるほど、厚手で丈夫な生地がベースになっているため、耐久性抜群。ある程度ガシガシ使っても破れにくく、リーズナブルながら長く使えそうです。

持ち手が太く、重いものも持ちやすい設計

　気に入った点は、持ち手が柔らかく、幅が太いところ。キャンプギアなど重いものを持っても持ち手が手に食い込みにくく、長時間持ち運ぶ時のストレスや手の痛みが少ないです。

耐久性が高いので、まき入れにもおすすめ（画像はラージサイズ）

　破れにくい特性を生かして、キャンプでまき入れとして使うのもおすすめ。専用のまきバッグは2000〜3000円程度することが多いですが、ワークマンのパラフィン帆布トートならミディアムは780円、ラージでも1280円。なるべくリーズナブルなアイテムを選びたいというキャンパーにもってこいです。

　撥水性も備えているので、多少の雨なら弾いてくれるのもうれしいポイント。まき用、たき火台用、食品用など、用途に合わせてそろえたくなりますね。

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シンプルなデザインが◎経年変化も楽しめる

　余計な装飾がないシンプルなデザインも気に入っているポイント。街とアウトドアシーンのどちらにも違和感なくなじみます。

　一般的なトートバッグに使われる帆布をベースとしているので、安っぽさがないのも魅力。銭湯やジムに行くときなど、荷物が多い日のお出かけにも重宝しています。

使ううちにしなやかに変化するのも魅力

　使っていくうちに、トート表面にある白い折り目のような跡が増えていくのも特筆すべきポイント。これはパラフィン加工特有のもので、生地が折れたりこすれたりすると白く跡がつくのです。

　はじめは硬くパリッとした質感ですが、使用するうちに白い跡が増えてしなやかになっていきます。そんな経年変化を味わうことができるのもパラフィン帆布トートの魅力です。

洗濯には注意が必要なことも

　コスパが良く使いやすいパラフィン帆布トートですが、メンテナンスには注意が必要。洗濯などで表面にダメージが加わると、パラフィン加工が落ちてしまい撥水力低下の原因になります。

洗濯するとパラフィン加工が取れてしまうので注意

　パラフィン加工がされていない持ち手部分は水洗いなどをしても問題ありませんが、それ以外の部分は洗うのを控えておいた方が無難です。どうしても汚れを落としたい場合は、ブラシで優しくこするか、汚れた部分だけを軽く水洗いするのが良いでしょう。

2023年秋冬には「ギアケース」も新登場

　パラフィン帆布シリーズに、2023年秋冬の新作として「ギアケース」が仲間入り。S（6L）／M（12L）／L（24L）／XL（49L）の4サイズ展開で、それぞれファスナーと取手、内ポケットがついています。

ファスナーや内ポケットがついた「パラフィン帆布ギアケース」

　カラー展開は2023年時点でオリーブのみ。渋くミリタリーな雰囲気がとてもかっこよく、ウッド系のギアやテントのそばに置いてもなじみそうです。最も大きなXLサイズに、L1個とM1個、S2個がぴったり収まる仕様になっているのもポイント。散らかりがちな小物ギアをすっきりと収納できるデザインです。

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