作業服や安全靴の販売でダントツのシェアを誇る「ワークマン」。最近ではデザイン性の高い製品が、幅広い世代に支持されています。その中でも、秋冬商品で大人気なのが「REPAIR-TECH洗えるフュージョンダウン」シリーズです。
今回は、その大人気ウェア「リペアテック洗えるフュージョンダウン」を取り上げます。昨年はシリーズ合計55万点を売り上げた、“爆売れダウン”です。2022年モデルと2023年モデルを比較して、どう変わったのかを紹介します。
前編では、スタンドカラーの登場やポケットについて紹介しました。後編では、肌触りやストレッチ性について比較レビューします。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ワークマンのウェアの“4大機能”といえば、「FLAME-TECH(フレイムテック)防融」と「耐久はっ水」、「REPAIR-TECH(リペアテック)」、「洗えるフュージョンダウン」です。その内の2つの機能、針穴がふさがる「リペアテック」と洗濯可能な「洗えるフュージョンダウン」を搭載しているのが「REPAIR-TECH洗えるフュージョンダウン」シリーズです。
生地に特殊加工を施すことで、針が刺さってしまっても自己修復が可能。またダウンに吸湿発熱わたを配合することで、ダウン同様の暖かさをキープしながら、ダウンの弱点である洗濯に強い仕様。自宅で洗濯できて、しかも乾きやすいので、非常に扱いやすいダウンとなっています。
そしてもっとも注目の機能が、裏地に施された「ブラックアルミプリント」です。ブラックアルミは、従来のシルバーアルミ(裏アルミプリント)と比較すると、約1.5倍の保温性があります。
このような機能を搭載しながら、販売価格はアンダー4000円(税込、以下同)。筆者が昨年購入した「リペアテック洗えるフュージョンダウンフーディー」と、今年購入した「リペアテック洗えるフュージョンダウンスタンドブルゾン」ともに、価格は3900円です。
現在さまざまな商品の価格が上がっていますが、ワークマンのダウンの価格は据え置きです。これも見逃せないポイントといえます。
2022年購入のフーディーと2023年購入のスタンドブルゾンを見比べると、生地の素材感が違うことが分かります。写真は、上がフーディー、下がスタンドブルゾンです。
フーディーはマットな感じ、スタンドブルゾンはつや感があります。素材を見ると、フーディーの表地にはナイロンとポリウレタンが使用されていますが、スタンドブルゾンの表地はナイロンのみ使用しています。
また、ストレッチ性にも違いがあります。フーディーはストレッチしますが、スタンドブルゾンにはストレッチ性はありません。
ワークマンのウェアは、カラー展開が豊富なのも魅力。フーディーのカラーはブラック(筆者購入)とディープグリーン、カーディナルレッド、マスタードイエローに、2023年はチャコールとキャメルが加わっています。
スタンドブルゾンはブラック(筆者購入)、アーバンネイビー、オレンジ、ライムイエローの4色展開です。2023年モデルのサイズ展開はS〜4Lとなっています。
実際に両モデルを着てみると、どちらも軽いダウンジャケットなのですが、よりスタンドブルゾンの方が軽く感じました。フーディーには、つば付きのしっかりとしたフードが付いているので、その分の重さがあるのかもしれません。とはいえ、どちらも非常に軽量なので、長時間着ても負担が少ないのが特徴です。
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