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メルカリで「やると損する節約」とは?【出品者編】 「ちょっとくらい……」と“ケチる”と、後悔することも(1/2 ページ)

» 2023年12月11日 13時24分 公開
[川崎さちえFav-Log]
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 フリマアプリ「メルカリ」で不用品を売ったり、欲しいものをリーズナブルに購入したりするなど、お得に活用している人もいるでしょう。

 メルカリを活用する中で、「こんなところにコストをかけたくない」という思いから、節約していることもあると思います。しかし度が過ぎると、相手を不快にさせて、結局自分が損をしてしまうこともあります。

フォト メルカリを上手に活用しよう

 今回は、「やると損する節約【出品者編】」を解説します。

川崎 さちえ

川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。

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メルカリで「損する節約」1:数十円、数百円の値下げを渋る

 極端な値下げは別として、購入希望者から値下げの依頼があったら、それは商品を売るチャンスです。値下げ依頼を前向きに捉えれば渋ることもないと思いますが、少しでも高く売りたい出品者の中には、わずかな値下げも渋る人がいます

フォト 実際の値下げ交渉

 送料や手数料を考えると、数十円、数百円の値下げもしたくないという気持ちも分かります。このような場合は値下げを断るのではなく、出品者から値下げの条件を出すのも1つの方法です。

 実は筆者もそのような経験があります。1800円で出品していたのですが、「1500円に値下げして欲しい」というコメントがありました。筆者は「簡易な梱包方法にする」ことを条件に、値下げ交渉に応じることにしました。

 この商品は、小さく梱包すれば「宅急便コンパクト」で送ることができる大きさだったので、梱包方法を変更することにしました。値下げをただ断るのではなく、こちらから打開策を提案すると、お互いにメリットがある取り引きになることもあります。

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メルカリで「損する節約」2:梱包材をケチる

 出品して商品が売れたら、梱包して購入者に送ることになります。その際に使う梱包材は、自宅にある紙袋などが使えます。ただ、このような紙袋は外側の梱包材として使い、まずは清潔なビニール袋やOPP袋などに入れる必要があります。

 しかし中の梱包材を節約して、商品を紙袋などに直接入れてしまう人もいます。そうすると、購入者からクレームを受けたり、マイナス評価をつけられたりする場合があります。

フォト 梱包材を節約してしまうと、今後の取り引きに悪い影響が出ることも

 ビニール袋やOPP袋は100円ショップにも売っているので、ここはケチらずに購入しておきましょう。きちんと梱包すれば、梱包によるマイナス評価を防ぐことができます。

 ちなみにOPP袋は、厚みのある商品(衣類など)を梱包する際に役立ちます。梱包後の見栄えが良いのもメリットの1つです。

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リサイクルできるものは活用していこう

 梱包材に関しては、リサイクルを考えると節約になります。ネットショッピングなどで商品を購入し、届いた段ボール内に入っている「エアー緩衝材」や「気泡緩衝材」も、メルカリの梱包に使うことができます。

 また最近よく見かけるのが、内側に気泡緩衝材が付いている紙袋です(写真参照)。緩衝材と紙袋が一緒になっているので、これも保管しておいてメルカリの梱包に使うと便利です。

フォト 内側に気泡緩衝材が付いている紙袋 メルカリの梱包に再利用できる

 これらも、ある意味「梱包材を節約している」といえるのですが、梱包を雑にする節約ではありません。汚れや破れがなくしっかり梱包していれば、購入者からクレームを受けることはほぼないので、ネットショッピングなどで入手した梱包材は再利用しても問題ないでしょう。

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