まだまだ寒い日もあり、温かい飲み物は欠かせません。ただ、時間の経過とともに飲み物の温度は下がり、最後の方は冷めた飲み物を飲むなんてことも……。そんなときに便利なのが「カップウォーマー」です。
特にこの冬は、ダイソーの「カップウォーマー」が話題になりました。2タイプあり、ダイソーブランドのものとMAKER製のものの2種類です。どちらも価格は550円(税込)となっています。
今回は、MAKERの「カップウォーマー」を実際に使ってみましたので紹介します。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ダイソーの「MAKER製カップウォーマー」は、カップを置くだけで飲み物を保温する、コースター型のカップウォーマーです。サイズは約11.6(幅)×2.8(高さ)×11.4(奥行)cmです。
USB給電式となっており、ACアダプターは付属していません。出力5V/2A以上のものを、別途用意する必要があります。また「QC3.0」(Quick Charge)対応など、5Vより高い電圧で出力するACアダプターは使用できません。ちなみに、パソコンのUSBポートからは給電できないので、この点についても注意が必要です。
電源スイッチは側面にあり、保温をオン/オフできます。
保温できるカップは、耐熱ガラス製、金属製、陶器製のもので、底面が平らである必要があります。さらに直径7cm以下のカップでないと、置くことができません。
またカップに厚みがあったり、高台があったりすると、うまく保温できない場合があります。保温できるカップは限られる点も注意です。
今回は、同じ種類の陶器製のカップを2つ用意しました。2つのカップに同量のお茶を入れて、1つはカップウォーマーに置き、もう1つは机上に置いて、保温性を調べてみます。スタート時のお茶の温度は約44度です。
カップウォーマーで保温している間は、特に音が出ることもなく静かです。約1時間後、カップを触ってみると明らかに温かさが異なっていました。温度を測ってみると、机上に置いたカップのお茶は約24度でした。スタート時より20度ほど下がっています。
一方、カップウォーマーに置いたカップのお茶は約38度。スタート時よりも6度ほど下がっていますが、充分にホットな状態です。
温度を測る際にカップウォーマーに触れてしまったのですが、非常に高温になっていました。誤って触れないように注意が必要です。特に子供がいる家庭では、子供の手が届かない場所で使用するなどの工夫が必要です。
このカップウォーマーは「保温」を目的としているので、時間の経過とともに多少温度は下がりますが、温かさはキープできます。加熱機能はないので、すっかり冷めてしまった飲み物は、再度温めて使用しましょう。
カップウォーマーはコンパクトサイズで軽量なので、モバイルバッテリーやポータブル電源などがあれば、アウトドアシーンでも活躍します。
500円台で購入できるダイソーの「MAKER製カップウォーマー」は、温かい飲み物の温度をしっかりキープする便利なアイテム。対応するカップがある程度絞られる点や、子供などへの配慮が必要な点は注意が必要ですが、温かい飲み物をゆっくり飲みたいときに便利なアイテムです。
ダイソーの店舗によって異なると思いますが、MAKER製カップウォーマーはキッチン用品売り場に置かれていました。また近くの店舗に製品がない場合は、ダイソー公式通販「ダイソーネットストア」でも購入可能なので、気になる人はチェックしてみてください。
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