アウトドアブランドの衣類は、多少値が張っても機能性が高く丈夫なものが多いので、長く着ることができます。
今回は、アウトドアメーカー「NANGA(ナンガ)」の「エコハイブリッドワッフルボートネックロングスリーブティー」(以下、ロングスリーブティー)を紹介します。
1枚で着ても様になる、ワッフル地のボートネックTです。生地がしっかりしているのでアウトドアシーンで活躍しますが、タウンユースもできるおしゃれなウェア。実際に着てみたので、着心地などをレビューします。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ナンガは1941年に創業した寝袋メーカーです。寝具メーカーの下請けとして布団などの製造をしていましたが、1960年代には寝袋の生産を始めました。それ以来、羽毛の選定・洗毛・管理を徹底し、暖かい羽毛製品を作ることにこだわっています。寝袋やダウンジャケットの質の高さには定評があり、多くの人に支持されています。
今回紹介するナンガのロングスリーブティーは、ダウンを使用したアイテムではありませんが、ナンガのこだわりを感じる1着です。
ナンガのロングスリーブティーは、保温力と通気性が高いワッフル生地を採用しているので、着心地抜群です。裏起毛ではありませんが保温性が高いので、寒い日でも快適に着ることができます。
一方、通気性も高いので、日中に気温が高くなってもさらっと着ることができます。肌寒さとじめじめ感がある梅雨時期にも、活躍しそうなウェアです。
また袖はリブ仕様などではなく、手首にフィットしないので、袖からスーッとした冷気を感じることがあります。ただ、袖口を上にあげやすいのは使いやすい点です。
左胸にはパッチポケットを備えています。そのポケットの脇にはバンジーコードが付いているので、小物をかけることができます。このバンジーコードだけ色が異なるので、おしゃれなアクセントにもなっています。
ロングスリーブティーはボートネックですが、首回りのラインが少し高くなっているので、首を長く、そしてきれいに見せる効果があると感じます。洗濯を繰り返すと襟ぐりが伸びてしまうのではないかと心配になりますが、そう簡単に形が崩れることはありません。この丈夫さは、アウトドアブランドならではだと感じます。
また首回りは大きく開いていないので、前屈みになってもインナーが見えてしまうことはありませんでした。
ロングスリーブティーの気になるサイズ感ですが、身長160cmの筆者はSサイズを選びました。体にフィットしすぎることもなく、逆にオーバーサイズになることもない、ちょうど良いサイズ感です。
丈は腰が隠れる程度です。ナンガのロングスリーブティーはそれほどストレッチ性はないので、脱ぎ着することを考えると、ある程度の余裕があった方がよいかもしれません。
ナンガの「エコハイブリッドワッフルボートネックロングスリーブティー」の販売価格は6000〜8000円前後です。今回紹介したのは2023年の秋冬ものなので、ショッピングサイトによってはセール価格になっている場合もあります(2024年2月20日時点)。
カラーはブラック、ベージュ、モカグリーンなどがあります。これからの季節に着る機会が多くなりそうな、着心地の良いウェアです。セール価格でゲットできれば、非常にお買い得ではないでしょうか。
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