残暑が過ぎ、日中も涼しい日が増えてきました。過ごしやすい気温の秋はサイクリングにピッタリの季節。この記事を読んでいる人のなかにはクロスバイクやマウンテンバイクを購入して、サイクリストとしてデビューした人もいるのではないでしょうか。
そんなサイクリスト初心者におすすめしたいガジェットが「サイクルコンピューター」です。これは自転車の速度や走行距離、走行時間などを計測してくれる機器で、モデルによっては消費カロリーや心拍数も表示してくれます。
走行距離や速度が目に見えると、ペース配分がしやすくなり、走行のモチベーションも上がるはず。今回は、サイクリスト初心者におすすめしたいサイクルコンピューターを3つ紹介します。
Fav-Log編集部
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いくつかのメーカーから販売されているサイクルコンピューターですが、初心者におすすめしたいのは「キャットアイ」のサイクルコンピューターです。同社は1954年に創業した自転車用部品・関連製品のメーカー。求めやすい価格の製品からハイエンドなものまで、さまざまなサイクルコンピューターやライトなどを提供しています。
サイクルコンピューターは主に、タイヤのスポークやフレームに取り付ける計測器(センサー)と情報を確認する本体からなり、2つをケーブルでつなぐ「有線式」と、Bluetoothなどでつなぐ「ワイヤレス式」があります。初心者におすすめしたいのは「ワイヤレス式」。ケーブルが断線する心配がなく、車体への取り付けも簡単です。また、ケーブルがないため、見た目もすっきりとした印象になります。
今回は、キャットアイのワイヤレスモデルから求めやすい価格の3モデルをピックアップします。なお、今回紹介するモデルはすべて、電動アシスト自転車には使用できません。また、折りたたみ自転車などの小径車には使用できない場合もありますのでご注意ください。
「VELO WIRELESS CC-VT230W」はベーシックかつ求めやすい価格のエントリーモデルです。生活防水機能をそなえており、雨天でも使用できます。
計測項目は、走行速度・平均速度・最高速度・走行距離・積算距離・走行時間・消費カロリーで、時刻も表示可能。また、走行速度が平均速度より速いか遅いかを表示する「ペースアロー」機能も搭載しています。
同モデルは節電機能も搭載。約10分間信号が入らないと節電モードになり、さらに1時間放置すると自動的にスリープモードに入るので、電池の交換頻度を少なくできるところも便利です。Amazonでの価格は2024年10月時点で3942円(税込、以下同)です。
「STRADA SLIM CC-RD310W」は厚さ約1.25mmのスリムなボディを持ったサイクルコンピューターです。計測項目は、走行速度・平均速度・最高速度・走行距離(2メモリから切り替え可能)・積算距離・走行時間で、こちらも時刻が表示できます。先述した「VELO WIRELESS CC-VT230W」と同様に「ペースアロー」機能や節電機能、生活防水性能も備えています。
同モデルの特徴はコンパクトなボディとセンサーで、自転車のデザインを損なうことなく装着が可能。本体を押すと表示が切り替わる「クリックテック」を搭載しているので、手袋をしたままでも確実に操作が可能です。
また、「2タイヤ周長セット」機能を搭載しており、最大2つまでタイヤ周長の登録ができるため、違う自転車に付け替えてもデータを再入力せずに計測ができます。Amazonでの価格は2024年10月時点で5327円です。
「PADRONE+ CC-PA110W」は大画面の液晶画面と夜間でも見やすいバックライトを備えた視認性に優れたモデルです。計測項目は、走行速度・平均速度・最高速度・走行距離・積算距離・走行時間で、こちらも時刻が表示可能です。
今回紹介した他のモデルと比べてディスプレイが大きいため、走行データを確認しやすく、バックライトを備えているため、夜間走行時にもデータを確認しやすいことが特徴。また、画面の常時点灯が可能な「ナイトモード」も搭載しています。
他モデルのような防水性能は備えていませんが、仕事終わりなど夜間にサイクリングする人に適したモデルではないでしょうか。Amazonでの価格は2024年10月時点で5073円です。
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