秋が深まり、冷え込みが厳しくなるこれからの季節。アウトドアを楽しむ際には、防寒対策が欠かせません。キャンプや登山では、寒さの中で飲む温かい飲み物が心と体をリフレッシュさせてくれます。
本記事では、気温が低い場所でも長時間にわたって保温力をキープできる「アウトドア向け水筒」をご紹介。冷えた手にぬくもりを届ける、秋冬のアウトドアで頼りになる3つのアイテムを厳選しました。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
サーモスの「山専用 ステンレスボトル」は、山の過酷な環境で使うために特別に設計されたステンレスボトルです。その最大の特徴は、秋冬の山でも長時間にわたって飲み物を温かく保つ高い保温性能。
750mlサイズでは、朝入れたお湯が6時間後も78度以上をキープでき、山でお湯を沸かさなくてもカップ麺や温かい飲み物をすぐに楽しむことができます。
ボディにはしっかり握れるシリコン製リングが付いており、グローブをしたままでも滑らず使いやすい設計。さらに衝撃に強い底カバーが付いているため、万が一落下したときも安心です。
耐久性も高いため、故障の心配が少なく長く愛用できるのがうれしいポイントです。ここまで性能が高いと重さが気になりますが、750mlサイズは約360gと軽量。ボディリングと底カバーを取り外すと約330gになり、さらに負担なく持ち運べます。
モンベルの「アルパインサーモボトル」は、登山用に設計された軽量コンパクトなサーモボトルで、極寒の環境でも優れた保温効果を発揮します。
本体には強度と耐食性に優れたステンレス鋼が使用されており、断熱効果の高い真空二層構造と熱の移動を抑える反射加工により、保温・保冷性能を最大限に引き出します。
6時間経っても95度の飲み物を78度以上に保てるため、寒い山中でも温かいコーヒーやスープなどを楽しめるほか、フリーズドライフードにも対応します。
約237gという軽さも見逃せないポイント。防寒具などで荷物が重くなりがちな秋冬の登山でも、負担なく持ち運べます。さらに、グローブを着けたままでも操作しやすい半回転式の内栓が特徴です。
別売りのキャップに交換することで、素早い水分補給が可能な直飲みタイプにも変更可能。状況に合わせて使い分けられる機能性の高さは、さすがモンベルといったところです。
キャンパーに愛用者の多いスタンレーのアイテム。「クラシック真空ボトル」は、同ブランドの代表的なモデルで、少しレトロでおしゃれなデザインと高い機能性を兼ね備えています。
1.0Lモデルは広口で注ぎやすく、キャンプやスポーツなどのアクティビティで活躍。保温効力は6時間後でも83度以上を保つため、寒い季節でも温かい飲み物を長時間楽しむことができます。
リサイクルステンレスを90%使用しており、サステナブルな一面も。重さは約800gと少しありますが、持ち手があるため移動中でも使いやすく、安定感のある使い心地が魅力です。
定番のグリーンやブラックに加え、最近では自然からインスピレーションを受けたオレンジやブルーなどの鮮やかなカラー展開もあり、機能性だけでなく見た目でも楽しめます。
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