モンベルの「ポケッタブル ライトショルダー S」は、アウトドアシーンでも普段使いでも頼れるショルダーバッグ。販売価格は4290円(税込)です。
普段の生活やアウトドアで実際に使って感じた魅力や気になる点などを詳しくご紹介します。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
「ポケッタブル ライトショルダー S」は、使いやすいサイズ感が魅力。容量は5.5L、収納サイズは25×17cmと大きすぎず小さすぎないため、必要なものをしっかり収納しつつ、持ち運ぶのに負担になりません。
薄手の素材で作られており、157gと軽量。重さを感じさせず、長時間持ち歩いても疲れにくいのがうれしいポイントです。シンプルなデザインなので、アウトドアシーンはもちろん、普段使いのバッグとしても違和感なく使用できます。
筆者は取材用バッグとして本製品を購入しました。取材ではiPadやコンパクトデジタルカメラ、名刺入れ、スマートフォンなどを持ち運ぶのですが、それらがちょうど良く入るバッグを探していたのです。
メイン収納部には11インチのiPad Proがぴったりと収まります。
取材だけでなく、外出先で作業をしたいときや、電子書籍で読書を楽しみたいときなどにも、このサイズ感がとても便利。
大きなバッグを持ち歩くほどではないけれど、タブレットや書類を持って行きたいというシーンで活躍してくれます。また、折りたたみ傘や薄手の上着なども収納できるため、天候の変化が気になる日も安心です。
バッグの前面にはフロントポケットがあり、スマホやモバイルバッテリー、ティッシュなどの小物を入れるのにちょうど良いサイズ。
サイドにはメッシュ素材のポケットが付いており、ペットボトルや水筒を入れるのにぴったりです。通気性も良いため、ぬれたものを一時的に入れておくこともできます。
ショルダーバッグを選ぶときに意外と見落としがちなのが、ショルダーストラップの幅。
本製品は、肩にかける部分が太めにデザインされており、重い荷物を入れても肩への負担が少ないです。また調節も簡単で、自分の体に合わせてフィットさせられるのもポイントです。
使い勝手の良いアイテムですが、唯一気になるのは防水性。生地自体は撥水性がありますが、止水ファスナーではないため、大雨の中で使用するとバッグの中が湿ってしまうことがあります。
小雨程度なら問題ないかもしれませんが、雨天時の登山など、長時間傘を使用せずに雨がかかる状態では、中の荷物がぬれる可能性があります。貴重品は防水ポーチに入れるなどして対策すると安心です。
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