消費電力も低く、手頃な価格で購入できる「電気毛布」は、冬の車中泊におすすめのアイテム。電気ファンヒーターに比べ使用する電力が少なめなので、安価な小型のポータブル電源でも対応できる点がメリットです。
また、灯油やカセットガスを使用する暖房器具よりも安全性に優れ、車内で長時間使用しても一酸化炭素中毒の心配がないのもうれしいポイントです。
今回は、冬の車中泊におすすめの「電気毛布」を3つ紹介します。防災用品や節約アイテムとしても優秀です。ぜひチェックしてみてください。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
最初に紹介するのは、山善の「電気敷毛布(シングル) YMS-16」。1人での使用におすすめの製品です。
サイズは約130(横)×80(縦)cm。丸洗いもOKなので、清潔に使い続けることができます。公式オンラインショップでの販売価格は3980円(税込)と、お手頃なのもうれしいポイントです。
安価ではありますが、ダニ退治機能や温度調節機能も備わっており、機能性は十分。消費電力も40Wと、小さめのポータブル電源での使用が可能です。
RAVAcocoの電気毛布は、4万mAhの大容量バッテリーが付いた製品です。バッテリー付きなので、ポータブル電源なしでの使用も可能。屋外でも使いやすいですね。
自宅でも、コンセントのない場所で使用したり、バッテリーをポケットに入れて羽織ったまま移動したりできます。USB電源で稼働できるので、非常時の防寒グッズとしてもぴったり。バッテリーをフル充電すれば、最大で約40.5時間使用できます。
8枚のグラフェン繊維ヒーターを内蔵した極暖・速暖タイプの掛け敷き兼用電気毛布で、40度〜65度の間で3段階の温度切替が可能。さらに、本体は手で水洗いが可能で、清潔に使えます。
本体サイズは134(横)×110(縦)cmですが、付属の収納カバーに入れてコンパクトに折りたたんで収納可能。収納カバーに入れるとクッションとしても使えます。
掛け毛布や敷き毛布として使えるのはもちろん、スナップボタン付きなのでポンチョやベスト、巻きスカートにもなり、“6way”で使える便利なアイテムです。
最後に紹介するIlakeの電気毛布は、大きめサイズで、掛け敷き兼用タイプの電気毛布。大きさは190(横)×130(縦)cmのダブルサイズです。ゆったり大きめなので、2人用の敷き・掛け毛布としてはもちろん、ひざ掛けや肩掛けなど、さまざまなシーンでゆとりを持って使用することができます。
好みに合わせて、28度〜48度の間で6段階で温度調節が可能。さらに切タイマー機能が付いており、2時間/4時間/6時間/8時間でタイマーを設定できます。設定をしなくても2時間後には自動で電源がオフになるので、切り忘れの心配もありません。子供でも安心して使えそうです。
生地はふわっとやわらかい感触の「フランネル」を採用。触り心地が良いだけでなく、空気を含んで熱を逃さず、保温性が高い点も魅力です。洗濯機での水洗いが可能なので、お手入れも簡単です。
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