車中泊歴7年の筆者は、車中泊用に「LEDランタン」をいくつか購入し、使用しています。LEDランタンは、夜間に車内で過ごすための必須アイテムです。
多くのLEDランタンを使用してきた経験から、製品ごとに大きさや重さ、明るさ、色合い、デザイン、持ち歩きやすさなどが大きく異なり、使い勝手も非常に差があるように感じています。
そこで今回の記事では、車中泊歴7年の筆者が選ぶ「車中泊に便利な小型LEDランタン」を3つ紹介します。
車中泊初心者でも設置が可能で、使いやすい小型LEDランタンをピックアップしてみました。車中泊用にLEDランタンを選ぶ際のポイントも合わせて紹介します。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
車中泊で使用するLEDランタンを選ぶ際には、以下の3つのポイントが押さえられているのが理想です。
車内全体を明るくしたり、電池切れに対応したりするためには、以下のポイントを押さえたLEDランタンを最低2つ用意しておくと安心です。
また以下の3点のポイントを必須とし、その他の機能(防塵・防水、モバイルバッテリー機能など)は使用シーンや車中泊スタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
いざLEDランタンを使おうというシーンで、電池が切れていたり、使用中にライトが消えてしまったりすると、せっかくLEDランタンを持参しても意味がありません。
ランタンが消えた真っ暗な車内は手元が見えないため、電池を交換するのはとても大変です。
充電式のLEDランタンなら、面倒な電池の交換要らず。車中泊に出発する前にあらかじめ満充電の状態にしておけば、いつでも使用可能です。
また、充電式なら2〜3泊など連泊をする場合でも、ポータブル電源やモバイルバッテリーから充電して、繰り返し使用することができます。
車中泊用には、LEDランタン本体にフックが付いていたり、吊り下げ式になっていたりするものを選びましょう。
フックが付いていれば、天井や座席の背面、壁面などから吊るして使うことができ、天井や高さのある壁面にLEDランタンを吊るせば、車内の広い範囲を明るく照らすことができます。
フック付きランタンは直置きも可能なタイプが多いので、車内での読書など、手元をピンポイントで照らしたいときにも便利に使えるでしょう。
LEDランタンは、車内を隅々までしっかりと照らせる明るさのものを選ぶのが必須です。
調理や飲食時、着替えなど、車内で長く過ごす際には明かりが必要になります。それ以外でも、持参した荷物の中から必要なアイテムを探したり、車内での移動なども考慮したりすると、ある程度の明るさは必要になります。
またLEDランタンの中でも、段階的に明るさ調整ができたり、暖色・蛍光灯色の切り替えができるランタンが特におすすめです。
明るさや色調節が可能なLEDランタンなら、1番明るくして車内の荷物を整理したり、暗めにして就寝時の照明として使用したりするなど、シーンに合わせて使うことができます。
車内の広さや車中泊のスタイルに合わせて、車内の居住スペースをきちんと照らせる明るさ・機能があるものを選ぶようにしてくださいね。
Goal Zero(ゴールゼロ)のLEDランタン「ライトハウス マイクロフラッシュ」は、アウトドアシーンでも人気の高い、耐久性が高い小型LEDランタン。手のひらサイズながら最大150ルーメンのLEDライトを搭載しており、車内を隅々まで照らす、しっかりとした明るさが特徴です。
3つの点灯モード(フラッシュ(懐中電灯)モード、LED4つ使用の強モード、LED2つ使用の弱モード)の切り替えや、各モードの無段階光量調整にも対応しています。
本体に充電用のUSBコネクターを装備し、最大で170時間の点灯が可能です。
防水規格IPX6に対応しているため、雨の日も安心。LEDランタン本体が雨や泥で汚れても、全体を拭きとるだけで安全に使うことができます。
またさまざまなメーカーから、専用のランタンシェード(カバー)も販売されています。ランタンシェードを合わせ使いすれば、明るさの調節もでき、好みに合わせた色・デザインのランタンにすることもできます。
公式オンラインストアでの販売価格は、5280円(税込、以下同)です。
アウトドアメーカー・スノーピーク(snow peak)から販売されている、大人気の小型ランタン「LEDランタン RBたねほおずき」もおすすめしたい製品の1つです。デザイン性の高さが魅力の充電式LEDランタンで、防水規格IPX4に対応しているので雨にも強く、耐久性も高めです。
最大照度は60ルーメンと控えめに感じますが、車内使用時の明るさは十分。本体は手のひらサイズと、非常に小さめです。
温かい色合いの電球色で、3つの点灯モード(Hi-Low、Strobe、疑似ゆらぎ)と無段階調光を搭載。カラーは、あさもや(アイボリー)、ひぐれ(オレンジ)、よぞら(ネイビー)の3種類展開です。車内インテリアに合わせて、好みのカラーを選ぶことができます。公式オンラインストアでの販売価格は、9680円です。
人気アウトドアブランド・コールマン(Coleman)の「ハンギングEライト」は、吊り下げ式のLEDライトです。こちらも充電式で、繰り返し使うことができます。
温かみのあるカラーの優しいライトが特徴で、本体は4つのモード(Warm High、Middle、Low、Flash)から選択可能です。1番明るいHighモードは、なんと250ルーメン! 広い車内も隅々まで明るく照らすことができます。
雨にも強い防水規格IPX4対応。本体にマグネットが入っているので、鉄製のポールや車両壁面に付けて使用することもできます。
カラーは写真のレッド、メタリックグリーン、ベージュ(Amazon限定)の3種類から選択可能です。公式オンラインストアでの販売価格は、3960円です。
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