お湯を注ぐだけですぐに食べられる「カップ麺」。しかし、災害時はお湯が用意できないことも少なくありません。そんなときに役立つのが、警視庁が公式サイトで紹介している「水でカップ麺を作る方法」です。
Fav-Log編集部
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警視庁の公式サイトでは、非常時に役立つさまざまな豆知識を紹介しています。今回紹介するアイデアは、日常的にストックされることが多い「カップ麺と水」を活用したものなので、万が一のときに実践しやすいでしょう。
作り方は、お湯の代わりに水を入れて、いつもより長く待つだけ。麺の種類によって待つ時間は異なりますが、水でも十分に食べられる硬さに戻せるうえ、「スープもちゃんとしみ出して味もイイ感じ」とのこと。イメージとしては、冷やしラーメンや冷やしそばに近いようです。
水を注いでからの時間は、ラーメンやそばが約15分、カップ焼きそばが約20分、カップうどんが約60分。湯切りが必要な焼きそばは、麺が隠れるほどの水を入れればいいので節水にもつながります。
水がない、または多くの水を使えない、といったことも非常時にはありますよね。そんな場面で役立つ「水を使わずにインスタント麺を食べる方法」も取り上げています。
まず袋を開けずに中身を砕き、開封後に粉末スープを3分の1程度加えます。そして、袋を閉じよく振れば完成です。そのままスナック感覚で食べられ、水や皿も必要ないため、手軽に食事がとれます。
なお、粉末スープを入れ過ぎると味が濃くなり喉が渇くため、入れる量には注意が必要です。
水道水を飲み水として備蓄できないかと考える人もいるかもしれません。警視庁によると、水道水は塩素の効果で雑菌等の繁殖を抑えられるため、常温で3日、冷蔵庫で10日程度は飲用保存できるとしています。
また、浄水器を通した水や白湯は塩素の効果が弱まるため、飲用としての長期保存には不向きとのこと。非常時の飲用水は長期保存が可能な市販のもの、汲み置きした水道水は生活用水として利用するなど、使い分けるといいでしょう。
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