夏のアウトドアや水辺のアクティビティには、ぬれた地面でも安心して歩ける「サンダル」が欠かせません。
一般的なサンダルでは滑りやすく不安定になりがちな場所でも、アウトドア専用のモデルならグリップ力やフィット感に優れ、安全に行動できます。
そこで今回は、ぬれた場所でも滑りにくい「アウトドアサンダル」のおすすめを紹介します。
川遊びやキャンプ、街歩きにも活躍する“滑りにくさ”にこだわったアイテムをピックアップしているので、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
ホカらしい厚底のクッションと独特のデザインが目を引く「ホパラ」は、トレッキングシューズ並のゴツさが特徴のサンダルです。水辺のアウトドアから軽い山歩き、街歩きまで、さまざまなシーンで活躍します。
滑りにくいラバー素材に4mmの溝を入れたソールが、地面をしっかりとつかみ、安定感のある歩行をサポート。水や泥でぬかるんだ登山道や、ゴツゴツした岩場、ぬれた路面などでも快適に歩けます。
加えて、通気性と排水性に優れた切り込み入りのアッパーが、水たまりを歩いた後でもムレにくく快適な状態をキープします。そのほか、足を包み込むようにホールドするパッドやサッと締められるクイックレースシステムなども搭載しており、ストレスを感じにくいのもポイントです。
アウトドアシーンはもちろん、街中でも違和感のないデザインのため、買い物やフェス、旅行中の観光などにもぴったりです。ECサイトでは1万9000円前後から販売されています。
キーンの代表作「ニューポート」を現代的にアップグレードした本モデルは、サンダルでありながらシューズのような安定感と機能性を備えた1足です。
特に注目したいのが、ぬれた路面でも滑りにくいラバーを使用し、水をすばやく逃す深めの溝を施したアウトソール。ぬれたキャンプ場や釣りで訪れるような海辺の岩場、雨上がりの街中など、滑りやすい場所でも安定した歩行をサポートします。
さらに、つま先まわりにはゆとりがあり、ワンタッチでフィット感を調整できるバンジーシューレースも採用しており、快適な履き心地を実現。ミッドソールは軽くて柔らかいため、疲れにくいのもポイントです。
カラーバリエーションも豊富なため、自分にぴったりな1足を見つけやすいでしょう。ECサイトでは1万5000円前後から販売されています。
着脱のしやすさと滑りにくさを両立させた、ザ・ノース・フェイスの「エクスプローラー キャンプ スライド」は、気軽に履けるサンダルを探している人にぴったりの1足です。
かかとがないスライドタイプでありながら、アッパーにバックル付きストラップを採用しており、フィット感を調整可能。歩行中の安定感をしっかり確保します。
アウトソールの凹凸の深さは約3.5mm。さらに、トレランシューズにも使われているグリップ力と耐久性に優れた独自素材「SURFACE CTRLラバー」を採用しており、ぬかるんだ地面やぬれたウッドデッキなどでもしっかり地面をとらえます。
キャンプでテントから出入りするときのちょっとした使用はもちろん、フェスや散歩など、あらゆるシーンで活躍するでしょう。また、アッパーは通気性の高いメッシュ素材で長時間履いてもムレにくいのもポイントです。ECサイトでは1万円前後から販売されています。
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