この夏、キャンプの予定がある人は、道具をどうそろえるか考えているところかもしれませんね。細かい雑貨類に関しては、100円ショップ・ダイソーでそろえて、コストを抑えるのがおすすめです。
ここでは、数あるダイソーアイテムの中から、キャンプで特に役立つものを3つピックアップして紹介します。絶対なければならないというほどではないけれど、あると便利なものばかりです。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
「ゴミ袋ホルダー」は、箱型のごみ箱とは異なり、パーツを組み立てて使うタイプの製品です。
ポールと台座、ふたの3種類のパーツを組み立てて使用します。まずポール3本をつないで1本の長い柱にし、この柱を計3本作ります。できあがった3本の柱を台座の穴に差し込み、最後にふたをセットすれば完成です。
組み立てや分解は簡単で、柱は分割できるためコンパクトにできます。そのため、バラして持ち運びやすいのがポイントです。
キャンプではごみがたくさん出るため、ごみ箱があると便利です。このゴミ袋ホルダーがあれば、複数人でのアウトドアシーンにも対応できるでしょう。
ふたが付いているので臭いが漏れにくく、キャンプ中に雨が降ったとしても、ごみ袋の中に水が入るのを防げます。また、ごみ袋を横から引き抜くようにして取り出せる点も、使いやすいポイントです。
もちろん自宅でも使用できるので、普段は家のキッチンなどで使い、外で使いたいときはバラバラにして持ち運ぶと良いでしょう。価格は550円(税込、以下同)です。ゴミ袋ホルダーにごみ袋は付属していないので、別で用意する必要があります。
屋外で行うキャンプでは、虫刺されの対策も必要になるでしょう。蚊に刺されるのは避けたいですから、虫よけの出番です。
ダイソーには、手首に着けるだけの虫よけ「虫よけスパイラルリング」があります。伸縮性のあるリングタイプのため、子供も使いやすいでしょう。
筆者も手首に着けてみましたが、締め付け感はありませんでした。
気になる香りですが、少しスーッとした香りがします。これは成分にレモングラス油が使用されているためでしょう。ほかにはゲラニオール、シトロネラ油が使われています。虫よけとしてよく使われるディート(忌避剤)は含まれていません。
効果の持続期間は、環境によって異なるでしょうが、約1カ月と書かれています(※1日6時間使用の場合)。すべての虫に効果があるわけではないとのことです。
価格は1つ110円とリーズナブルなので、家族の分をそろえるのもおすすめです。
キャンプでは水の確保がとても重要です。多くのキャンプ場には水道が完備されていますが、水を入れておく容器があると便利です。
ダイソーのコック付き「ポリ容器」は、アウトドアで大活躍します。
容器の容量は約3.8Lです。コックを持ち上げると水が出てきます。水量が少なすぎたり、逆に勢いよく出すぎたりすることもなく、コップに注ぎやすい適度な量が出ます。
コックは取り外しが可能で、簡単に着脱できるので、使わないときは容器の中に収納しておけます。コックが取り外せるおかげで、保管時や運搬時に、何かにぶつかってコックが折れてしまうようなこともなく、収納時にも邪魔になりません。
コック付きポリ容器の価格は、330円です。
ダイソーでそろえられるキャンプで役立つアイテムは、どれも手ごろな価格です。キャンプだけでなく、災害時などに使えるものも多いため、備えておくと安心かもしれません。
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