「料理をするのが面倒」「料理にかける時間はできるだけ短くしたい」と感じている人は少なくないはず。忙しい毎日をサポートしてくれるのが、材料を入れてスイッチを押すだけで料理が完成する「電気調理鍋」です。
筆者もずっと気になっていたので、このたび象印の「ホーロー電気調理なべ(EL-NS23)」を使ってみました。ここでは、実際に煮込みハンバーグを作りながら、その実力や使い勝手をレビューします。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
電気調理鍋は、筆者が以前から気になっていた家電の1つ。調理にかける時間を、仕事や他の家事に充てたかったためです。
また夏場はキッチンに熱がこもりやすく、火を使う煮物や焼き物は敬遠しがち。そのため、キッチンを離れていても自動でおかずができあがる家電は非常に魅力的でした。
今回、象印のホーロー電気調理なべを試したところ、想像以上に便利で、もっと早く使えばよかったと感じました。自動で調理してくれるため、やはり空いた時間を有効活用できるのが最大のメリットです。調理中に火元につきっきりになったり、中身を何度も確認する必要がなく、在宅ワークにも集中できました。
ただし、本体は5.5合炊きの炊飯器と並べても分かるように、比較的大きめです。購入前には設置場所の確保が必要でしょう。
ホーロー電気調理なべは、「ホーローなべ」と、ヒーターを内蔵した本体で構成され、ふた部分に操作パネルが付いています。付属のレシピブックのほか、象印のアプリと連携してレシピを選ぶことも可能です。調理時間や温度を自分で設定する手動メニューもあります。
調理方法は、煮込みや焼き物などの一般的な調理に加え、付属のパックホルダーと市販の食品保存袋を使った「パック調理」にも対応しています。今回は、レシピブックを参考に煮込みハンバーグを作ってみました。
材料をホーローなべに入れて本体にセットし、ふたを閉めます。
操作パネルの「自動メニューを選ぶ」からレシピブックの番号を入力し、スタートボタンを押すだけで調理が始まります。カテゴリーや食材から探すこともできますが、番号入力の方がスムーズです。
調理時間は1時間5分と表示されました。調理中の音は非常に静かで、グツグツという煮込み音や激しい蒸気音はしません。
蒸気口から出る蒸気の量も少量です。
本体に触れてもほんのり温かい程度で、誤って触れてもやけどの心配はなさそうです。調理完了は音で知らせてくれます。
ふたを開けると、しっかり煮込まれたハンバーグが現れました。
ニンジンも、ハンバーグの中心部も、きちんと火が通っています。
盛り付ければ、煮込みハンバーグの完成です。
鍋にこびりつきやすい煮込み料理ですが、ホーローなべの底には焦げ付きは一切ありませんでした。油汚れやにおいも残りにくく、後片付けも簡単です。
象印のホーロー電気調理なべの大きな特徴は、ホーローなべ単体でガス火やIHコンロにかけて使える点です。例えば、残った煮込みハンバーグのソースに茹でたパスタを加えたり、野菜や肉を追加してビーフシチューにリメイクしたりする際に便利です。
また、自動調理の前にホーローなべで食材を炒めておくような、下ごしらえもできます。カレーを作る際に玉ねぎを炒めてから、本体で煮込むといった本格的な調理も可能です。
料理に自信がない人でも、付属のレシピブックを使えばすぐに調理を進められます。まずはレシピブックの中から作りたいメニューを選び、食材をそろえるところから始めるのがおすすめです。
ホーロー電気調理なべの、ショッピングサイトでの実売価格は4万円前後。安価ではないかもしれませんが、時間を有効活用でき、調理の失敗が減るメリットを考えれば、その価値は大きいように思います。
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