「買って正解！」夏の車中泊で役立った「暑さ対策グッズ」3選 車中泊歴7年超の筆者が“激推し”のアイテム【2025年7月版】（1/2 ページ）

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　地域によっては39度を記録するなど、猛烈な暑さが続いています。車中泊ユーザーである筆者もあまりの暑さから、毎年暑さ対策グッズを購入し、車中泊で実際に使う……なんてことを繰り返しています。

　暑さ対策グッズは数多く登場していますが、「車中泊なら結局コレ！」という定番ものがあったり、新規に導入して「想像以上に良かった」というアイテムがあったりします。

夏の車中泊を快適にする暑さ対策グッズ　HAGOOGIのキャンプファン

　毎年夏になると、筆者同様に車中泊を楽しむ友人や知人と情報共有をして、「効果があったアイテム」を教えてもらうこともあります。

　そこで今回は、車中泊歴7年超の筆者が車中泊で使って、「買って良かった！」と感じた暑さ対策グッズを紹介します。

　友人・知人間で評判が良かったアイテムも合わせて紹介するので、この夏に車中泊を予定している人は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

haru.

フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。

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車中泊におすすめの「買って良かった暑さ対策グッズ」1：冷感スプレー

　筆者が2025年に導入して「これ良いかも」と思ったアイテムの1つが「冷感スプレー」です。

　ひんやりする効果のあるスプレーを体に吹きつけたあと、風にあたるだけでかなり涼しいです。暑いときにハンディファンなどを使用しても、生ぬるい温風が発生するだけなので、涼しさを感じることができません。

無印良品 ひんやりボディミスト エクストラクール（出典：Amazon）

　冷感スプレーがあれば、生ぬるさを感じるような環境でも、あっという間にひんやり爽やか！　瞬時に暑さを吹き飛ばすことができます。

　さまざまなメーカーから冷感スプレーが販売されていますが、筆者が使用しているのは無印良品の「ひんやりボディミスト エクストラクール」。「エクストラクール」というだけあり、しっかり冷たさを感じます。使用感も非常に良いですが、シュッと吹きつけた時の香りもすっきり爽やかです。

　公式サイトの販売価格は990円（税込、以下同）です。こちらは人気商品のため、公式オンラインストアでは在庫切れとなっています（2025年7月28日時点）。公式サイトでは店舗の在庫状況も確認できるので、チェックしてみてください。

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車中泊におすすめの「買って良かった暑さ対策グッズ」2：充電式扇風機

　充電式の扇風機も、車中泊の暑さ対策グッズに最適です。充電式なら、ポータブル電源なしでの使用が可能です。

　ハンディファンも良いのですが、車内の空気を攪拌（かくはん）できるだけの大きさの扇風機を1台用意しておくと、用途が増えてさまざまなシーンで使えるようになります。

HAGOOGI 多機能キャンプファン（出典：Amazon）

　充電式扇風機を選ぶ際のポイントは、写真の「HAGOOGI 多機能キャンプファン」のように、卓上やスタンドで使えるだけでなく、“吊り下げて”使えるものを選ぶことです。

　天井に吊り下げることができれば、車内の空気をしっかりかき混ぜることができます。顔や体に直接当たることも避けられるため、扇風機の風が苦手な人にもおすすめです。

　上記で紹介した冷感スプレーなどをしてから扇風機の風にあたれば、爽やかな涼しさを感じることができます。

　また、ポータブルクーラーとの合わせ使いにもぴったり！　車内の冷たい空気を車内全体に循環できるため、車内の隅々まで涼しくすることができます。

　HAGOOGIの「多機能キャンプファン」の実売価格は、8000円前後です。

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車中泊におすすめの「買って良かった暑さ対策グッズ」3：ポータブルクーラー

　夏の車中泊の暑さ対策グッズとして、もっともおすすめしたいのが「ポータブルクーラー（エアコン）」です。さまざまな暑さ対策グッズを試してきた筆者ですが、「ポータブルクーラーを導入するのが1番涼しい！」という結論に至りました。

　夏の車中泊では、車内の温度や湿度を下げ、暑さを感じにくくすることが重要です。ポータブルクーラーを導入すれば、暑さに関する問題の大半を解決できます。もし予算や設置スペースなどの課題をクリアできるなら、快適な車中泊のためにぜひポータブルクーラーの導入を検討してみてください。

PowerArQ ポイントクーラー（出典：Amazon）

　ポータブルクーラーが発売され始めたときは、20万円前後の高価格帯の製品が多く、筆者もなかなか購入に踏み切ることができませんでした。しかしここ数年で10万円以下のモデルが増え、使用する人も非常に多くなってきた印象です。

　写真の「PowerArQ ポイントクーラー」の価格は、7万7000円。ポータブルクーラーの中では比較的安価です。また1800BTU（0.5kW）というパワフルな冷却性能を備えながら、本体は小さめサイズなので、軽バンなどの小さめ車両での車中泊に最適です。

　ポータブルクーラーを車内で使用するためには、外部電源使用可能な車中泊スポットを利用したり、大容量のポータブル電源を別途用意したりする必要があるなど、気になるポイントが多々あると思います。

　しかしポータブルエアコンもポータブル電源も、一度購入すれば数年間使用でき、翌年以降の車中泊も快適になります。

　また、外部電源使用可能な車中泊スポットも増えてきています。電源使用OKのRVパークなどを利用すれば、大容量のポータブル電源がなくても大丈夫です。

　車中泊の頻度が高い人や、季節問わず車中泊をしたい人は、ぜひポータブルクーラーの導入を検討してみてください。

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