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「電気シェーバー」最新おすすめポイント 方式の違いなどをチェック、コンパクトタイプも人気【2025年8月版】(1/2 ページ)

» 2025年08月03日 15時00分 公開
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 男性の身だしなみに欠かせない「シェーバー」。ひげの手入れには、最近では脱毛なども注目されていますが、一般的にはかみそりや電気シェーバーが最もポピュラーな解決策と言えます。特に「電気シェーバー」は、シェービングジェルなどの準備は不要で、手軽に扱えるので便利です。

 今回は、電気シェーバーを選ぶ際のポイントをみていきましょう。

写真 パナソニック ラムダッシュ PRO ES-L690U(出典:Amazon

森坂光郎

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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シェーバーは肌が弱めの男性の強い味方

写真 ブラウン シリーズ9 PRO+(出典:Amazon

 ほとんどの男性はひげが生えるもので、その手入れはなかなか面倒なものです。特にひげが濃い男性や伸びやすい男性は、その処理に時間がかかったり、頻繁な手入れが必要となったりと、何かと苦労します。

 ひげを剃る道具としては、電動のシェーバーとかみそりがあります。一般的にはひげが濃い男性はシェーバー、それほど濃くない場合にはかみそりを使う傾向があります。また、かみそり負けの危険があるので、肌が弱い男性はかみそりが使えないといったケースもあります。

 電気シェーバーは本格的なモデルを選ぶとなると数万円かかってしまいますが、特殊なものやラグジュアリーなものでなければ、高くとも数千円ですみます。このため、かみそりを使っている方は、なかなか電気シェーバーには手を出しにくいところ。しかし、電気シェーバーには、シェービングローションが不要で、手軽に使用できるといったメリットもあります。どちらも問題なく使用できる方は、じっくり剃れる時にはかみそりで、急いで外出する際や、ちょっとした剃り残しが気になった際になどにはシェーバーで、といったように使い分けてみるのも良いかもしれません。

代表的な仕組みは「往復式」と「回転式」

写真 ブラウン シリーズ9 PRO+(出典:Amazon

 電気シェーバーの仕組みには、代表的なものとして「往復式」と「回転式」があります。往復式は内刃が左右に往復するタイプです。深剃りに強いとされており、特にひげが濃い方に向いています。ただし、回転式と比べると、駆動音が大きく、肌への負担が若干大きいようです。

 回転式は往復式と比べると深剃りは若干弱いとされています。一方、駆動音が静かなので、家族が寝ている間にひげをそるといったシーンには便利です。また、肌への負担は往復式より小さいモデルが多いようです。

 そのほか、一部のモデルで採用している「ロータリー式」という駆動形式もあります。ドラム状の刃が回転するタイプで、往復式や回転式にはない、カミソリのような「逆剃り」的な操作ができるのも特徴です。ロータリー式のモデルは、日立が販売していましたが、ほとんどの製品が在庫限りとなっているようです。どうしても使ってみたい場合には、早めに見つけて入手するのが良いでしょう。

防水性能があれば手軽に手入れできる

写真 パナソニック ラムダッシュ ES-L690U(出典:Amazon

 シェーバーは、深剃り性能や、剃り上げる速度に繋がる、刃の枚数、肌への優しさなど、チェックすべきポイントは多数ありますが、最近の注目ポイントとしては、手入れのしやすさがあります。

 電気シェーバーは、剃ったひげくずを取り除くなど、手入れが重要となります。最近のモデルでは、防水性能を備えたものも多く、丸洗いができるモデルであれば、手軽に清潔さを維持できます。

 また、最近の上位モデルでは、自動洗浄機が付属しているセットモデルが多く、そういったモデルを選べば、さらに手軽にシェーバーの手入れができます。

 最近のモデルの中にはシェービングジェルやクリームを使ってひげを剃ることができるシェーバーも数多くあります。肌が弱く、かみそり負けや肌荒れが気になる方は、そういったモデルを選ぶことで、さらに安全・快適にひげを剃ることができるでしょう。

ブラウン、パナソニック、フィリップスが3大メーカー

 日本国内では、パナソニック、ブラウン、フィリップスが3大メーカーとされています。この3メーカーのモデルを選べば間違いはないでしょう。

 国内ブランドのモデルを使いたいのであれば、パナソニックがおすすめです。パナソニックは「ラムダッシュ」のブランドでシェーバーを展開しており、幅広いグレードのモデルから、製品を選べます。

 ブラウンは、ドイツに本拠を置く小型電気器具メーカーで、電気シェーバーのほかに、電動歯ブラシでも人気のメーカーです。一定以上の年齢層には「ブラウン・モーニング・レポート」と銘打ったCMでよく知られたメーカーです。

写真 フィリップス i9000 プレステージ Ultra(出典:Amazon

 フィリップスは、ヘルスケア製品・医療関連機器などを扱う、オランダの電気機器メーカーです。パナソニックとブラウンが、主に往復式のシェーバーを販売しているのに対して、フィリップスは回転式にこだわっており、回転式のモデルを選びたいのであれば、フィリップスが有力な候補となるでしょう。

携帯用にはコンパクトシェーバーがおすすめ

 電気シェーバーには、小型で携帯性に優れた、コンパクトシェーバー(小型シェーバー)といったモデルもあります。一般的な電気シェーバーよりもとてもサイズが小さく、旅行やちょっとした出張などの際に便利に持ち運べます。

 非常に安価なモデルから、日常使いにも使える高性能モデルまで販売されているので、本格的な電気シェーバーを入手する前に、入門用として購入してみるのもおすすめです。

鼻毛トリマーも備えたコンパクトシェーバー|フィリップス 700シリーズ S791/06

写真 フィリップス 700シリーズ S791/06(出典:Amazon

 コンパクトシェーバーは、最新モデルも続々と投入されています。「S791/06」は、2025年7月上旬に発売されたばかりの、フィリップスの最新コンパクトシェーバーです。88×59×34mm、重さ150gと、手のひらに収まるサイズの、フィリップスらしい回転式のモデルとなっています。

 前モデルから10%薄く設計された外刃と、ひげを根元から引き上げ肌の下までしっかりと深剃りするスーパーリフト&カットテクノロジーを搭載、優しい深剃りが可能です。また、これだけコンパクトなボディながらも、4方向可動ヘッドを備えており、顔の輪郭に沿って滑らかにシェービングできます。

 鼻毛トリマーも付属しており、ひげのみならず、身だしなみケアをいつでも簡単に行えます。本体は防水加工されており、丸洗いに対応、入念な手入れができます。風呂やシャワーでのシェービングも可能で、シェービングフォームやシェービングジェルを使ったウェットシェービングも可能です。実売価格(税込)は約3万円からとなっています。

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