炎天下に駐めていた車に乗り込むと、猛烈な暑さに驚いてしまうことがありますよね。車内の暑さは身の危険を感じるほどにもなるので、できるだけそれを防ぐためにサンシェードを使う人も多いでしょう。
ここでは、3COINSが展開する少し変わった形のサンシェード「ロールスクリーンサンシェード」を使ってみた正直な感想をまとめます。550円(税込)で購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ロールスクリーンサンシェードは、日差しを遮るスクリーン部分を巻物のように丸めた、棒のような状態で販売されています。使わないときはこの状態で保管するため、一般的なサンシェードよりも保管場所をとりません。
本製品を使うにはまず、付属の3つの吸盤のうち2つを、ポール部分に取り付けます。そしてフロントガラスの端の方にこの2つの吸盤をくっ付け、サイドからスクリーン部分を引き出していき、フロントガラスを横断します。
残った1つの吸盤は、そのスクリーンの端にあるフック部分に取り付け、展開した状態で固定するのに使います。実際にやってみると、正直、筆者が思っている以上に手間がかかりました。一般的なサンシェードは吸盤タイプであってもペタッとくっ付けるだけですが、ロールスクリーンサンシェードには、スクリーン部分を引き出すという工程が発生します。しかも途中で少し捻れてしまい、歪みが出てしまいました。
また、フロントガラスの端から端まで伸ばすとなると、席を移動しなければなりません。運転手が1人で取り付けるとしたら、運転席側に吸盤をくっ付けて、そのままサンシェードを引っ張って助手席に移動し、助手席側のフロントガラスに固定するという手間がかかります。ここまでの手間がかかるのであれば、広げるだけの大きめのサンシェードの方が楽なのではないかと思ってしまいました。
ロールスクリーンサンシェードのスクリーンの幅は約42cmです。これでは車のフロントガラス全体をカバーすることはできません。上の写真は軽自動車のフロントガラスで使っていますが、それでもカバーできない部分が出てきてしまいます。日差しを遮断するという意味では、効果はかなり限定的だと感じます。
使用後に収納したいときには、スクリーン部分を固定している方の吸盤を外せば、スクリーンが自動的に巻き戻ります。しかし、その勢いが強く、びっくりしてしまいました。
手を離してしまうと「バチン!」と大きな音がするほど勢いよく巻き戻ります。そのため、収納する際には、スクリーンの端を持ってゆっくりと巻き戻すようにしたいと思いました。
実際に使ってみた筆者としては、車の中ではちょっと使いにくいかなというのが正直な感想です。しかし、せっかく買ったので、使える場所を探してみます。
自宅の窓ガラスで、内側に貼って使ってみてはどうかと考えました。日中はレースのカーテンを閉めてはいるものの、明るさが気になることもあります。そこでこのロールスクリーンサンシェードを使います。窓で使ってみると、目隠しになりますし、日差しも抑えられているように感じました。
またスクリーンの長さは必要に応じて変えられるので、使う窓を変えても対応できます。意外な使い道が見つかったことですし、筆者としてはこの方法で使っていきたいと思っています!
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