コーヒー豆だけでなく輸入食品や雑貨などを展開する「カルディコーヒーファーム」。そんなカルディでは、オリジナルエコバッグなどのバッグ類も高い人気を誇ります。
筆者は、レジ袋が有料化されたときから、カルディのオリジナルエコバッグを“リピ買い”しながら使い続けています。エコバッグには「KALDI」のブランドロゴが入っているのが特徴で、これまでさまざまなカラーが展開されてきました。
その時々のトレンドを反映したカラー展開となっていますが、オンラインストア限定カラーの「スモーキーピンク」は、入荷されるとすぐに売り切れる人気カラーです。8月には、この「エコバッグ スモーキーピンク」がリニューアルされました。
この記事では、カルディのエコバッグの旧モデルと新モデルを比較レビューします。手元にあるものが同色ではないのですが、仕様は変わりません。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
今回比較するのは、2023年に登場した「セージグリーン」カラーのカルディオリジナルエコバッグと、新作のスモーキーピンクカラーです。筆者が公式オンラインストアで新作のエコバッグを初めて見たとき、まず気になったのが価格でした。380円(税込、以下同)になっていたのです。
セージグリーンの旧モデルは、280円で販売されていました。また旧モデルのスモーキーピンクも、300円で販売されていました。つまり値上げされたということです。
昨今の物価高などの影響で、値上げは仕方ないのかもしれません。値上げといっても80円なので、大幅な値上げという印象は筆者はありませんでした。
カルディの新作エコバッグは、公式オンラインストアの商品ページに「お手入れがしやすくなりました!」と書かれています。セージグリーンを含め、これまでのオリジナルエコバッグは、汚れても洗濯ができませんでした。
もし汚れたら水を含んだ布で拭き取るなどが、主なお手入れ方法でした。洗濯できない理由としては、ロゴプリントが剥がれてしまうなどが考えられます。
何度も使っている旧モデルのロゴプリント部分をよく見ると、ダメージが出てきているのが分かります。エコバッグ本体の生地の上に、ロゴがプリントされている状態なので、洗ってしまうとロゴプリントが剥がれてしまう場合がありそうです。
一方、新モデルのロゴは、仕様が変更されています。旧モデルのように本体の生地上にプリントされているのではなく、本体生地に文字がデザインされています。そのため手洗いができるようになったようです。
ただ、旧モデルと同じように洗濯機や乾燥機、アイロンなどは使用できません。汚れた場合は、水かぬるま湯に洗濯用中性洗剤を適量溶かして、優しく押し洗いをします。その後はタオルなどで水分を吸い取って、形を整えて陰干しをします。
手洗いなので多少手間はかかりますが、全体を洗うことができるため、衛生的に使うことができるようになりました。
カルディのオリジナルエコバッグのサイズは、約39(縦)×44(横)×8(マチ)cm、持ち手の長さは約60cmとなっています。耐荷重は約15kgで、2Lのペットボトルや1Lの調味料なども入れることができます。このサイズは、新旧変わりません。
また、使わないときはたたんでコンパクトにできるのも同じです。収納袋は付いていますが、旧モデル(セージグリーン)はボタンあり、新モデル(スモーキーピンク)はボタンなしです。ボタンがなくても、問題なく収納できます。
スモーキーピンクの新エコバッグの取り扱いは、カルディのオンラインストア限定となっています。価格は380円なので、これだけでは送料がかかってしまいます。カルディのオンラインストアでは、7000円以上の購入で送料が無料になるので、他の商品と合わせて購入するのがおすすめです(北海道・沖縄・遠隔地域・クール便代を除く)。
また新モデルのエコバッグは2025年8月6日時点で、1人5点までの購入制限があります。
カルディのオリジナルエコバッグは、素材がポリエステルで軽量なのですが、実は長く使える丈夫なバッグです。上の写真はイエローカラーの旧モデルで、おそらく2022年から使っています。
持ち手部分はクシャクシャになってしまっていますが、破れなどはありません。1つ持っていると、長く愛用できるエコバッグだと思います。
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