登山をより快適にするには、「リュック」選びが欠かせません。背負ったときに安定感があり、長時間歩いても疲れにくい設計のものを選べば、山の景色や空気を思いきり楽しめます。
本記事では、体への負担を軽減しながら荷物をしっかり支えてくれる「背負い心地のよさ」にこだわった登山リュックを2つ紹介します。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
パーゴワークスの「バディ33」は、逆台形のシルエットが特徴のモデル。このシルエットにより、荷重バランスを自然と上へ、そして体の中心へと引き寄せてくれるため、ぴったりフィットして重さを感じにくく、長時間の行動でも疲れにくい設計です。
背中に当たるバックパネルは取り外せるため、休憩中に乾かしたり、帰宅後に洗ったりと清潔に保てます。ヒップパッドも着脱可能で、自分のスタイルに合わせた調整が可能です。
大きく開くメインの開口部は、荷物の出し入れがスムーズで、行動中のストレスを軽減してくれます。軽快さと、あらゆるシーンで長く愛用できる使いやすさを兼ね備えた、頼れる相棒となるでしょう。公式サイトでの価格は2万6400円(税込、以下同)です。
日帰りから小屋泊まで幅広く対応する「テルス35」は、ザ・ノース・フェイスで長年愛されてきた定番モデル。進化を続ける本モデルは、背面にEVAフォームとメッシュを採用し、通気性と体へのフィット感を両立しています。
成形ショルダーや一体型のウエストハーネスによって荷重バランスが安定し、長時間の山行でも肩や腰への負担を軽減できるのも魅力。荷物の出し入れは、トップに加えてサイドファスナーからも可能です。
レインカバー専用ポケットを備えた容量たっぷりの雨ぶたに加え、ドロップポケット、ハイドレーション用ポケットを装備。さらに荷物をすっきりまとめられるコンプレッション機能など、登山中の「あったらいいな」を形にした使い勝手のよさが詰まっています。
環境に配慮したリサイクル素材を使用しているのもポイント。公式サイトでの価格は2万5850円です。
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