夏の登山では、山頂や早朝・夕方に予想以上の冷えを感じることも。そんなときに活躍するのが、軽くて持ち運びやすい「夏用の保温着」です。バックパックに忍ばせておけば、ご来光の待ち時間や休憩中、悪天候時にもサッと羽織れて便利です。
今回は、軽くてコンパクトに持ち運べる「夏登山向け保温着」のおすすめを紹介します。寒暖差のある山でも快適に過ごせる1着を見つけてみてください。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
ザ・ノース・フェイスの「マウンテンバーサマイクロジャケット」は、軽さと保温性を兼ね備えた定番のフリースジャケット。リサイクル素材を使用したマイクロフリースは柔らかく肌触りが良いため、休憩時や山頂での冷え対策にぴったりです。
肩部分にはナイロン生地を配置し、バックパックのショルダーハーネスが擦れても安心。高めの襟が首元まで温めてくれるので、早朝や森林限界を超える高地の登山でも快適に過ごせます。
両脇のファスナー付きポケットは、小物を入れるのにも便利。コンパクトに収納できるのに加え、シンプルで都会的なカラーリングはキャンプや旅行にも活躍します。ECサイトでは1万3000円前後から販売中です。
軽量で高品質な800フィルパワー・EXダウンを採用した、保温性に優れた1着。ダウンの片寄りを防ぐ縫製で効率的に保温します。
平均重量は約165gと軽く、コンパクトに収納できるため、持ち運びやすいのも魅力です。
丸首デザインとスナップボタン仕様のため、重ね着がしやすいのもポイント。休憩時や早朝の山頂でサッと羽織れば、冷たい風から体を守り、快適な行動をサポートします。
裏地には帯電防止加工を施しているため、静電気の発生を軽減。シンプルで落ち着いたデザインで、秋冬には普段着としても活躍します。公式サイトでは、メンズモデルが1万5000円(税込、以下同)で販売中です。
ティートンブロスの「サブ ジャケット」は、通気性に優れた動的保温ジャケット。総合化学メーカー・帝人と共同開発した高機能素材を採用し、保温性と湿度コントロールのバランスに優れているのが魅力です。
ストレッチ性も優れており、行動中も快適に動けるしなやかな着心地を実現。フードを省いたスタンドカラー仕様で首元がすっきりとしており、ミッドレイヤーとして重ね着しやすいのも特徴です。
汗をかいても蒸れにくいため、行動し続ける場面でも快適な状態を保てます。軽量かつコンパクトに持ち運べるのもポイント。夏登山において「着ないと寒い、着ると暑い」という悩みを解消してくれる、頼れる1着です。公式サイトでは2万8600円で販売されています。
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