スキンケアで最も重要だと言われるのが「汚れを落とすこと」。いくら優れた基礎化粧品を使っても、汚れや皮脂が残ったままでは、その効果が減少してしまうといわれています。
ただ、洗顔にはフォームタイプやジェルタイプ、パウダータイプなど多種多様なものがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
筆者は、美容アイテムを試すのが好きで、いろいろな洗顔を使ってきました。その中でも、特に愛用しているのが、FANCL(ファンケル)の「ディープクリア 洗顔パウダー クリアネスVC」です。
今回は、どんな使い心地なのか、実際に使用した感想とともに紹介していきます。
Fav-Log編集部
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FANCL(ファンケル)から発売されている、パウダータイプの洗顔料が「ディープクリア 洗顔パウダー」です。2019年に発売されてから、長年にわたり愛され続けているロングセラー商品です。
その通常版に加え、数量限定タイプとして登場したのが「クリアネスVC」。通常版の良さはそのままに、ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMg)が配合された特別版です。3種の果実ピール(セイヨウナシ果実・スター フルーツ葉エキス・グレープフルーツ果実エキス)や天然イエローゴールドクレイも配合され、透明感を引き出す効果が強化されているそうです。
夏らしいパッケージが目印で、「毛穴」と「くすみ」が気になる人におすすめです。公式サイトでの販売価格は1箱(30個入)で1980円(税込、以下同)、2箱セットは3740円です。
それでは早速、「ディープクリア洗顔パウダー クリアネスVC」のレポートをお届けします。まず、特徴的なのは使い切りポーションタイプで、1回分に必要なパウダーが個包装になっている点です。このため、量が一定で使用感にムラがないのがうれしいポイントです。また、使い終わった後はごみを捨てるだけなので、温泉に行くときや、旅行時など、荷物を増やしたくない時にもおすすめです。
1箱30個入りなので、1日朝晩使用すると約半月ほど使用できます。ただ、コストパフォーマンス的には少し割高に感じるため、筆者は朝は他の洗顔料を使い、しっかり汚れを落としたい夜にこの製品を使用するなど、使い分けています。
実際出してみるとこのような「パウダータイプ」になっています。酵素入りの粒子が特徴で、パウダータイプの洗顔料ならではの細かい粒子が、毛穴の奥に詰まった汚れや皮脂をしっかりと吸着し、スッキリと洗い上げてくれるそうです。
実際に開けてみると、ほのかに夏らしい爽やかな香りがふわっと広がり、肌だけでなく気分もさっぱりとリフレッシュできます。クリアネスVCは、無香料の通常版と比べて、オレンジ果皮油とローズマリー葉油が配合されており、ハーバルでシトラス調の香りが楽しめます。
それではいよいよ実際に泡立ててみます。洗顔ネットにパウダーを乗せて、水を少量たらし泡立てていきます。
出来上がった泡を見てみると、モチモチで手にぴったりとくっつきます。さらに、生クリームのようにきめ細かい泡で、自立するほどの弾力があります。
比較用に、同じ洗顔ネットで泡立てた別の洗顔料の泡と比べてみてもボリューム感やきめの細かさが異なり、小さな毛穴の奥まで入り込んでくれそうだと感じました。
泡立ちが良いので、1個分のポーションで使いきれないほどたっぷり泡が出来上がります。実際に泡を肌の上にのせてみても、体温でへたることなく、泡がしっかり残ります。まるで泡パックのような肉厚な泡で、直接肌を擦ることなく優しく洗い上げることができます。
洗い流した後の肌を見てみると、スッキリ感はあるものの、乾燥によるツッパリを感じないのも印象的でした。
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