在庫を見かけたら早めに確保したい「高機能中綿ウェア」 早いシーズンから着られる蒸れないモデルを紹介【2025年9月版】（1/2 ページ）

[福山忠秀，Fav-Log]

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　高機能中綿は、保温性や通気性、軽量性を兼ね備えた非常に快適に着られる素材です。

Rokx DRIFTER PARKA insulated POLARTEC ALPHA DIRECT

　今回は、そんな高機能中綿を使用したウェアを買い漁っている筆者が、ここ数年で買って良かったと思ったおすすめのアイテム3選を紹介します。

福山忠秀

Fav-Log編集部員。学生時代はモノ系ブログを運営し、大学卒業後はモノ系媒体の企画営業としてスマートフォンやオーディオ製品のプロモーションに携わる。その後もコンシューマー向け媒体で、企画・進行として6年の経験を積んだのちFav-Log編集部へ。趣味のモノはカメラやオーディオをはじめとした家電・ガジェットや、自転車、ファッションなどデジタルからアナログまで多岐にわたり、気になった製品ジャンルはとことん調べるデータ収集タイプのオタク。

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おすすめ高機能中綿ウェア「Rokx DRIFTER PARKA insulated POLARTEC ALPHA DIRECT」

Rokx DRIFTER PARKA insulated POLARTEC ALPHA DIRECT

　クライミングパンツで有名な「グラミチ（GRAMICCI）」の創設者マイク・グラハム氏が新たに立ち上げたブランド「Rokx」のアイテムです。

　保温、速乾、軽量、速乾、高耐久、収納性と多くのメリットを持った高機能中綿「Polartec Alpha」をベースに、さらなる通気性や軽量性を求めて裏地と一体化させた「Polartec Alpha Direct」を使用しています。

裏地と一体となったPolartec Alpha Direct

　使用しているPolartec Alpha Directが、もともと活動中に着用することを想定して開発されていることもあり、とにかく蒸れないのがメリット。運動中や運動の合間に着るのにも最適です。

　軽くて非常にコンパクトに折りたためるので、季節の変わり目に持ち歩く予備の防寒着としてもおすすめです。

　表地に防風性はほとんど無いため、単体で快適に着られるのは涼しくなり始めから真冬になる前くらい。気温で言うと12度〜19度くらいといった感じでしょうか。風が吹いていない場合は、もう少し低い気温でも対応できます。

　そして、蒸れずに暖かいため防水シェルとの相性も抜群です。防水性や防風性を備えたアウターと組み合わせることで、都市部であれば真冬も快適に過ごせます。

　実売価格は約1万8000円（税込、以下同）からです。

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おすすめ高機能中綿ウェア「SETOUT デュラブルウォームシリーズ」

SETOUT デュラブルウォームシリーズ

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　アウトドア・スポーツ用品を販売する「ヒマラヤ」のプライベートブランド「SETOUT（セトアウト）」のOcta cpcpを使用したアイテムです。

　「Octa」は、繊維原料を開発・販売する日本メーカー「帝人フロンティア」が作った高機能繊維。ポリエステルを素材にして、穴の空いた中空糸に8本の突起を放射線状に配列。断面がタコの足のような形をしているのが特徴です。

　この特殊な断面形状から、同じ直径の円形断面のポリエステル繊維と比べて約2分の1の軽量性、中空部と8本の突起部が含むデッドエアーによる優れた保温性、表面積が多いことによる速乾性と3つの大きなメリットを備えています。

　そのOctaを使用した裏地一体の高機能中綿が今回紹介するウェアに採用されている「Octa cpcp」です。片面は目が荒く通気性の高いメッシュ地、片面は起毛繊維となっており、優れた通気性に加えて中綿のように吹き出しや偏りが無いメリットも持ち合わせています。

Octa繊維の断面（実際の商品付属のタグを撮影）

　そんなOcta cpcpを使用していることもあり、軽くて蒸れない快適な着心地が魅力的なアイテムです。防寒性能もバッチリで、10度前後の気温にも対応できます。

　高機能中綿Octa cpcpに加えて通常のナイロンの7倍の強度を持つ「コーデュラ」を使用しながら7000円前後で買えるアイテムがほとんどというコスパの良さも魅力です。

　早めの季節に購入するのであれば、前を開け閉めできて温度調節がしやすいコーチシャツタイプがおすすめです。

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SETOUTのOcta cpcpを使用したアイテムをチェック！　

おすすめ高機能中綿ウェア「ワークマン リペアテック ウォームストレッチジャケット」

ワークマン リペアテック ウォームストレッチジャケット

　機能性とコスパを両立するラインアップが特徴のワークマンの「ソロナ（ソロナオーラ）」を使用したジャケットです。

　ソロナは、同じ厚みのダウンや中綿に比べて優れた保温性を持っているほか、柔軟性や通気性を備えた素材です。

ソロナオーラのタグ

　このモデルの強みは、価格からは考えられない総合力の高さ。高機能中綿に加えて自己修復生地を使いつつ、1900円と驚きの価格で購入できます。

　防寒性能と着心地も抜群で、非常に軽く柔軟で快適に着られるのに、10度を下回るような寒さでもしっかりと保温してくれます。

　こちらのジャケットは昨シーズンのモデルで、今シーズンもラインアップに追加されるかはまだ分かりません。しかし、もしラインアップに再登場した際は絶対に購入するのがおすすめです。

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高機能中綿を使用したジャケットをチェック

まとめ

Rokx DRIFTER PARKA insulated POLARTEC ALPHA DIRECT

　早めの季節に購入するのであれば、1番通気性が高く蒸れにくい「Rokx DRIFTER PARKA insulated POLARTEC ALPHA DIRECT」がおすすめです。

　非常に軽くて薄いので羽織るように着ることもできて、対応シーズンが広いメリットがあります。夜に気温が下がった時用に持ち運ぶのにも向いています。

　ワークマンの「リペアテック ウォームストレッチジャケット」は、今回紹介した中では、最も防寒性が高いアイテムです。

　活躍する時期はもう少し肌寒くなってからですが、もし今年もラインアップに追加された場合、早々に売り切れてしまう可能性があります。気になった場合は、しばらくクローゼットで眠らせる可能性はありますが、早めの購入がおすすめです。

　SETOUTのOcta cpcpを使用したアイテム群は、ワークマンのアイテムとRokxのアイテムの中間といった性能。十分暖かく通気性も高いので、気に入ったデザインのアイテムがあれば購入しても後悔することは無いと思います。

高機能中綿を使用したジャケットをチェック

SETOUTのOcta cpcpを使用したアイテムをチェック！　

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