春や秋に1枚で着るのに便利なトップスが「パーカー」です。適度な保温力を備え、1枚でもサマになる便利なファッションアイテムです。
しかし秋は気候の変化が大きく、日中は暖かくても夜は肌寒いことも多く普通のスウェット生地のパーカーだと対応しきれないこともあります。
ここでは、そんな秋の寒暖差に1枚で対応できて、人気ブランドの伝統製法生地の風合いも楽しめるおすすめの「パーカー」を紹介します。
Fav-Log編集部員。学生時代はモノ系ブログを運営し、大学卒業後はモノ系媒体の企画営業としてスマートフォンやオーディオ製品のプロモーションに携わる。その後もコンシューマー向け媒体で、企画・進行として6年の経験を積んだのちFav-Log編集部へ。趣味のモノはカメラやオーディオをはじめとした家電・ガジェットや、自転車、ファッションなどデジタルからアナログまで多岐にわたり、気になった製品ジャンルはとことん調べるデータ収集タイプのオタク。
今回紹介するアイテムは、米国の人気ブランド「チャンピオン」の「リバースウィーブストームシェル」を使用したパーカーです。
ファッション好きな人ならリバースウィーブという名前を1度は聞いたことがあるかもしれません。リバースウィーブは、生地を横向きに使用することで、コットン100%ゆえに縦に縮みやすいスウェットの弱点を軽減したチャンピオン独自の製法。サイドリブを配することで横縮みにも対応しつつ、動きやすさを備えているのも特徴です。
リバースウィーブストームシェルは、そんなリバースウィーブの生地に防風フィルム素材を合わせ、裏起毛の「サーモライト ファブリック」で挟むことで、防風透湿性と保温性を確保した画期的な素材です。表面は、はっ水性を備えているので多少の水分であれば弾いてくれます。
リバースウィーブ特有のディテールや風合いを楽しみつつ、機能素材の恩恵を受けられる、まさに夢のような素材というわけです。
リバースウィーブストームシェルを使用したアイテムとして筆者が愛用しているのが、「リバースウィーブ フーデッドスウェットシャツ」です。
胸元と袖元にブランドロゴをあしらっただけのシンプルなデザインのプルパーカーで、合わせるボトムスの種類を選びません。またプルオーバーなので1枚でもおしゃれに着こなせます。
着丈が長くないボックスシルエットを採用しているので、トレンド感のあるオーバーサイズ気味の着こなしをしやすいのも気に入っているポイントです。
実売価格は約1万8500円(税込、以下同)からです。
防風フィルムを挟んでいる影響か、通常のスウェット生地よりもパリッとしたハリのある硬め生地となっています。
生地が硬い影響もあり小さめに感じるので、ワンサイズアップで購入するのがおすすめです。
生地が硬いことによるメリットもあり、パーカーの着こなしのうえで重要なフードを立たせやすいことや、シワができづらいことが挙げられます。
フードの首元にはスナップボタンが設けられており、首が寒い時などは閉じることで防寒性をアップできます。
胸元には赤の刺繍ロゴ、袖元には通常カラーのロゴがワッペンであしらわれています。
ここからは実際に外で着た時の防寒性を紹介していきます。
気温が10度以上ある日であれば風が強くても、このパーカーと下に1枚ロンTを1枚着るだけでも、しっかりと風をシャットアウトして風の侵入や寒さを感じずに着ることができます。
普通のパーカーだと腕部分が寒くなることも多いですが、リバースウィーブストームシェルのパーカーならその点も問題ありません。
また透湿性のおかげで気温が上がった際も蒸れずに快適に過ごせるのもメリットです。強風も防ぎつつ、対応できる気温の幅が大きいのもお気に入りのポイントです。
10度から18度くらいまでは、これ1枚と長袖のインナーだけで快適に過ごすことができます。インナーを工夫すれば、さらに幅広い気温に対応できると思います。
チャンピオン伝統のリバースウィーブの独特なディテールや風合いを楽しめるのはもちろん、ボックスシルエットでトレンド感のある着こなしがしやすい、デザイン面も文句なしの1着です。
対候性という面でも優れた防風透湿性のおかげで、強風の寒い日から、暖かめの日まで快適に過ごすことができるので、春秋はこれ1枚持っておけばいいのでは? と思えるほど万能な1枚に仕上がっています。
季節の変わり目のトップスに迷っている人にぜひ試してみてほしいアイテムです。
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