機能性とコスパを両立するラインアップが特徴のワークマン。今回は、ワークマンの人気商品「トートリュック」を2年ほど使用した感想を紹介します。
福山忠秀
Fav-Log編集部員。学生時代はモノ系ブログを運営し、大学卒業後はモノ系媒体の企画営業としてスマートフォンやオーディオ製品のプロモーションに携わる。その後もコンシューマー向け媒体で、企画・進行として6年の経験を積んだのちFav-Log編集部へ。趣味のモノはカメラやオーディオをはじめとした家電・ガジェットや、自転車、ファッションなどデジタルからアナログまで多岐にわたり、気になった製品ジャンルはとことん調べるデータ収集タイプのオタク。
今回購入した「はっ水2WAYポケッタブルトート」は、トートバッグとリュックの2Wayで使えるアイテム。メインコンパートメント内のポケットにたたんで収納することで、ポケッタブルになるのも特徴です。
メインポケットとフロントポケットのファスナーには「YKK」のファスナーを採用し、滑らかに開閉できます。
生地にははっ水加工が施されていて小雨程度であれば弾いてくれます。
これだけの機能性を備えつつ、ワークマンでの販売価格は2500円(税込、以下同)。優れたコスパからワークマンでも非常に人気の商品となっています。
筆者が購入したのは2シーズンほど前でしたが、近隣のワークマンには在庫が無く、宮崎に旅行した際に見かけた2つ目の店舗でようやくゲットすることができました。
2年間使っていて良かったと思った部分のひとつが、シンプルで使いやすいデザインです。
カラーバリエーションのブラックは、色がブラックのみで統一されていて、服装を選ばずに使えます。
バッグ自体が非常に軽量で持ち歩きやすいのもうれしいポイントでした。
トートバッグとして使う際のベルトが、しっかりと肩を通せる長さがあるのも良かったです。トートリュックの場合、ハンドルが短くて手で持つことしかできないアイテムも多いのですが、このバッグは体格のいい筆者でも肩にかけて使えます。
使いやすい容量や必要十分な収納を備えているのもメリットです。容量は25Lと意外と多く、普段使いから1泊まで使えます。収納についても、フロントポケット以外にも内側にファスナーポケットがあり、鍵や財布などを整理して収納できます。
両サイドのメッシュポケットも十分な深さがあり、ペットボトルや折りたたみ傘を持ち運ぶのに役立ちます。
使っていて気になった部分としては、背中のクッションパッドが必要最低限で、ちゃんとしたリュックと比べると背負い心地が劣ることが挙げられます。
また全体的に柔らかい素材で自立しないのはもちろん、背負った際もくしゃっと潰れてしまうことも、このバッグの弱点です。
パッカブル仕様のために、トレードオフになっている部分ではありますが、日常使いをしようとした場合、競合が普通のリュックになるので、見過ごせないデメリットになります。
ショルダーベルトが細くて、重い荷物を入れると肩が痛くなることも、普段使いには向かない部分でしょう。
総じて普段使いするには最適なアイテムではないというのは言えると思います。
あと肝心のパッカブル機能についても、小さく折りたたむのが面倒くさくて正直あまり使わなくなってしまいました。
デメリットとして紹介した“全体的に柔らかい素材でくしゃっとつぶれてしまうこと”ですが、活用法によっては実は大きなメリットとなります。
それは、旅行時のサブバッグとしてメインバッグの中に入れておきやすいことです。
先ほど、パッカブルするのは面倒くさいと書いていたのに結局バッグに入れておく用途で使うの? と思うかもしれませんが、おすすめしたいのは、折りたたまずに薄くつぶしてバッグに入れる方法です。
柔らかくつぶしやすい素材なので、底のマチを折って平置きするだけでもかなり薄くなってくれます。
この状態であればTシャツ1枚分くらいの厚さとサイズになるので、折りたたむ手間なく場所を取らずにバッグに入れることができます。
容量が意外とあるのは、これまでに紹介した通りなので、このバッグをメインバッグに入れておけば、旅先で買い物などをして荷物やお土産が増えすぎてしまった場合も、安心して持ち運べます。
またシンプルなデザインなので、旅行中に服装が変わっても違和感なく使用できます。旅先に到着した後、街歩きする際に、貴重品だけ入れる用途でも活躍してくれます。
旅の“プラスワン”バッグとして用意するには、価格も安く非常におすすめのアイテムです。
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