バッグは日常的に使うアイテムだからこそ、どうしても汚れてしまいがちです。目に見える汚れならサッと拭き取れますが、土埃や細かなごみ、生地の色と同化したシミなどは気づきにくく、知らないうちに劣化の原因になってしまいます。
しかしバッグ類は基本的に自宅で洗えないため、清潔さを保つのが難しいのも事実です。
そんな衛生面の悩みを解消してくれるのが、WORKMAN(ワークマン)の“丸洗いできるかばん”シリーズ。今回はその中から、「ショルダーバッグ」(以下、丸洗いできるショルダーバッグ)をピックアップしてレビューしていきます。公式サイトでの販売価格は2500円(税込)です。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
「丸洗いできるショルダーバッグ」は、洗濯機で丸洗いが可能です。洗濯ネットを使用することや漂白剤は使えないといった注意点があるので、事前によく確認しておくのが良いでしょう。
「洗ったらどうなるのか?」を検証するために、実際に洗濯してみました。
脱水後にネットから取り出してみると、少しシワができている程度で、クシャクシャになったり、極端に縮んだりすることはありませんでした。そのまま陰干しをすればOKで、晴れて風のある日なら1日でしっかり乾きます。
「丸洗いできるショルダーバッグ」は、サイズが約20(縦)×22(横)×10(マチ)cm、容量は約5Lです。普段使いにちょうど良いサイズで、財布やポーチなどお出かけに必要なものは問題なく収納できました。
さらに550mlのペットボトルも入れることができ、マチがあるため、横向きにするとぴったりサイズでした。底部分のスペースはほとんどなくなりますが、ペットボトルの上に財布などを重ねて入れることも可能です。ただ、横にするとペットボトルは取り出しにくくなるので、気になる場合には立てて入れることをおすすめします。
ペットボトルは縦に入れることもできます。内側に仕切りがないため固定はできませんが、立てた状態でもファスナーも閉められました。ただし、550mlはギリギリのサイズで、これ以上高さのあるものだと口が閉じにくくなる場合があるので、その点は注意が必要です。
「丸洗いできるショルダーバッグ」の正面には、大きめのファスナー付きポケットがあります。そこには小物を入れられる内ポケットが1つ付いています。
また、フロントにはカラビナ用ループもあるので、小さめのポーチを引っ掛けて使うことも可能です。
メインポケット内には大きめのメッシュポケットが備わっており、仕切りはありません。そのため、長いものも収納可能で、iPad miniも入れることができました。
背面には2つのポケットがあり、スマートフォン(iPhone 13)がぴったり入るサイズ感になっています。
ワークマンのバッグはポケットが多い印象がありますが、「丸洗いできるショルダーバッグ」は適度な数で、“多すぎない”ためどこに何を入れたのか把握しやすく、荷物を探しやすいのも魅力です。
「丸洗いできるショルダーバッグ」の写真を撮影するため、70代の母に持ってもらった際に、「このバッグ使いやすそうね」といった感想が聞けました。
普段の買い物でもショルダーバッグを使っているそうで、買い替えを検討していたとのことです。財布やスマホ、メモ帳、ハンカチなど持ち物が意外と多いため、ある程度の大きさは必要になるそうです。
また、色も年齢を問わず使いやすく、「これはいい!」と思ったそうです。実際、シンプルなデザインと落ち着いた色味なので、10代から70代、場合によっては80代以上でも使えるでしょう。
そして、やはり洗濯機で洗える点が最大の魅力。特に筆者が購入したアイボリーは汚れが目立ちやすい色ですが、きれいに保ちやすいのがうれしいポイントです。
アイボリーのほかに、ブラック、グレージュ、ピンク、ブルーグレーがあり、自宅で洗濯できるめずらしいショルダーバッグとして、汚れを気にせず積極的に使えそうです。
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