フリマアプリの「メルカリ」は9月、メルカリの購買データをもとに「中古スマートフォン」について分析した「トレンド通信」を発表しました。これによると、iPhone 17の発売時期ということもあり、iPhoneの前モデルが人気になるのはもちろん、実は古いスマホも取引が活発になるようです。
メルカリではどのようなスマホが人気なのでしょうか。メルカリで取引が活発な人気機種と、メルカリ歴10年以上の筆者が「スマホを売るときの注意点」をお伝えします。
もし手元に使わなくなったスマホがある人は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ICT市場調査コンサルティングのMM総研によると、2024年度の中古スマホ販売台数は321.4万台(前年度比17.7%増)と、6年連続で過去最高を記録しています。
メルカリでも中古スマホの取引は活発で、前述したトレンド通信によると、特にiPhone SE(第2世代)が人気となっています。
発表された年代別の中古スマホ売れ筋ランキングTOP5を見ても、目立つのはiPhone SE(第2世代)です(対象期間は2024年8月1日〜2025年8月31日)。スマホの状態により異なりますが、取引価格は1万2000円〜1万3000円前後が多く、手数料・送料を引いても1万円ほどの売り上げになりそうです。
iPhone SE(第2世代)は20〜60代の全ての世代でランクインしており、特に30代は上位3位、40代においては上位5位を独占しています。一方、20代のランキングを見ると、iPhone SE(第2世代)はランクインしていません。
10代の場合、iPhone 6(2014年発売)やiPhone 5s(2013年発売)など、かなり古い機種が人気です。理由としては、価格が控え目で手を出しやすいという点もありますが、写真の“粗さ”も人気の理由の1つのようです。
古い機種は、新モデルと比較するとカメラ性能が低く、解像度が低くなります。これが“エモい”写真を仕上げる要素となり、インフルエンサーがSNSに投稿した写真や動画をきっかけに、Z世代の人気につながっています。
このような「レトロiPhone」の取引相場は、3000円程度。通話やSNSに活用するのではなく、あくまでカメラとして使うことを考えれば、お買い得といえそうです。
メルカリでスマホを売る場合、確認することややらなければならないことがあります。出品の方法によって削除されてしまう場合もあるので、注意が必要です。
スマホを出品する際は、このような段取りを行うことになります。虚偽の説明をすると大きなトラブルに発展することもあるので、絶対にやめましょう。
筆者も古いiPhoneをメルカリに出品したことがあります。特にスマホなどに詳しいわけではないのですが、機種やIMEI番号、容量、ダメージなどを商品説明に記載しただけで、出品から1時間以内に売れました。スマホは個人が買うこともありますが、実は業者が購入することも少なくありません。
おそらくメルカリの「お知らせ機能」をオンにし、保存した検索条件に合う商品が新たに出品されたときに通知されるようにしているのだと思います。出品時にキーワードをきちんと記載しておけば、比較的売りやすいのではないでしょうか。
筆者の個人的な感覚ですが、衣類よりもスマホの方が売りやすいと感じます。
家の中に眠っている古いスマホがあるかもしれません。ずっと使っていなかったスマホでも、ルールを守りながら出品すれば売れる可能性があります。
筆者自身も古いスマホの処分に困っていました。あまりにも古いので、出品しても売れないだろう……と思っていたのですが、想像以上の速さで売れました。出品して良かったと感じています。
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