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【冬の車中泊】にぴったりな「大容量ポータブル電源」3選 暖房器具との“合わせ使い”で、冬の車中泊も快適に!【2025年12月版】(1/4 ページ)

» 2025年12月13日 09時00分 公開
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 冬の車中泊は、「車内でいかに暖かく過ごすか」がカギになります。

 車内で暖かく過ごすためにはさまざまなアイテムが必要になりますが、車中泊歴7年超の筆者がおすすめするのは、“ポータブル電源と家庭用暖房器具の合わせ使い”です。

フォト 車中泊歴7年超の筆者が厳選! 冬の車中泊向け「大容量ポータブル電源」(出典:Amazon

 特に、ストレスなく暖房器具を使いたい場合は、バッテリー容量2000Wh以上の大容量ポータブル電源が最適です。

 そこで今回の記事では、寒さの厳しい冬の車中泊で、暖房器具をストレスなく使える「2000Wh以上の大容量ポータブル電源」をピックアップ! ポータブル電源販売の実績があり、安心して使えるメーカーの製品を厳選しました。

 冬の車中泊を予定している方はぜひチェックしてみてください。

haru.

haru.

フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。


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冬の車中泊に「大容量ポータブル電源」がおすすめの理由

 冬の車中泊は、寒さとの戦いです。

 エンジンのかけっぱなし(アイドリング)は車中泊ではマナー違反となるため、車のヒーターを緊急時以外で使うのは現実的ではありません。そのため、エンジンを止めていても使える暖房が必要になります。

 そこで活躍するのが、大容量のポータブル電源です。

フォト 大容量のポータブル電源があると、冬の車中泊も快適に(筆者撮影)

 大容量のポータブル電源があれば、消費電力高めの電気ストーブやヒーターも問題なく使うことができます。さらに、電気毛布やパネルヒーターなど、省電力タイプの暖房器具なら、複数同時&長時間使用も可能です。

 もちろん、暖房器具だけでなく、ドライヤーや電気鍋、冷蔵庫、冷温庫の使用も、大容量なら問題なし! 容量が多い分少し値段は高くなりますが、大容量ポータブル電源を1台用意するだけで、安心して冬の車中泊を楽しむことができます。

冬の車中泊にぴったりな「大容量ポータブル電源」1:Jackery ポータブル電源 2000 New

 最初にご紹介するのは、車中泊ユーザーにも人気が高いJackery(ジャクリ)から販売中の「ポータブル電源 2000 New」です。

 バッテリーは2042Whと大容量でありながら、サイズは約33.5(幅)×29.2(高さ)×26.4(奥行)cmと、同容量の主流モデルよりも40%ほど小さめ。重さも約17.9kgと、小型・軽量化を実現しています。

フォト Jackery ポータブル電源 2000 New(出典:Amazon

 バッテリーは66分で0%から80%まで充電することができ、102分ほどで満充電可能。AC充電はもちろん、ソーラー充電やシガーソケット充電、ハイブリット充電(AC+ソーラー、AC+シガーソケット)にも対応しています。

 定格出力は2200Wと高出力で、ポータブルエアコンや電気ヒーター、コーヒーメーカー、電子レンジ、電気ケトルなど、消費電力高めの家電も使用できます

 充電しながら給電できるパススルー機能も搭載し、耐久性や耐震性にも優れていることから、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、防災アイテムとしての使用もおすすめです。

 通常価格は23万9800円(税込、以下同)ですが、公式サイトではセール期間中のため、11万9900円で購入可能です(2025年12月11日時点)。

冬の車中泊にぴったりな「大容量ポータブル電源」2:BLUETTI AORA 200

 ポータブル電源メーカーの中でも信頼の高いBLUETTI(ブルーティ)「AORA 200」も、おすすめしたい大容量ポータブル電源の1つ。バッテリーは大容量の2073.6Whで、サイズは約35(幅)×32.4(高さ)×25(奥行)cm、重さは約24.2kgです。

 大容量な分、本体はかなり大きめです。車中泊で使用する場合は、車内に設置スペースを確保できるか、あらかじめ確認するのがおすすめです。

フォト BLUETTI AORA 200(出典:Amazon

 6000回の充放電後も、電池の実容量を80%維持。電池寿命は約17年(1日1回の充放電を想定した場合)となっており、長く安心して使用することができます

 2073.6Whの大容量&定格出力2200Wなので、スマートフォンやノートパソコンの充電はもちろん、電子レンジや炊飯器、電気ストーブ、電気ヒーター、電気毛布なども、問題なく使用可能です。

 急速充電モードなら、約75分で0%から80%までの充電が可能。102分ほどで満充電にすることができ、最大2400Wのデュアル充電(AC+DC)にも対応しています。

 静音性が高く、騒音レベルを最小で16dBまで低減できるため、キャンプ・車中泊中もとても静か。本体の稼働音が気にならないので、睡眠中の使用も安心です。

 実売価格は15万円前後です。

冬の車中泊にぴったりな「大容量ポータブル電源」3:EcoFlow DELTA 3 Ultra

 EcoFlow(エコフロー)の「DELTA 3 Ultra」は、バッテリー容量が3072Whと大容量! 今回ご紹介する中で、最も容量の多い製品です。

 11月に登場した新製品ですが、EcoFlowのポータブル電源はかなり人気が高く、車中泊ユーザーの中ですでに話題になっています。

フォト EcoFlow DELTA 3 Ultra(出典:Amazon

 さらに3000Wの高出力なので、暖房器具はもちろん、IHクッキングヒーターなどの調理器具や電気ケトル、ドライヤーなど、高出力家電も問題なく使用可能。パワフル仕様のため、電動工具も使用OK! DIYシーンでも活躍します。

 3072Whの大容量ですが、およそ2時間で0%から80%までの充電が可能。最短約2.6時間で満充電にすることができます。加えて最大800Wのソーラー充電や、最大720Wの走行充電にも対応。同社製のオルタネーターチャージャーも使用できます。

 10年使用しても約70%以上の容量を維持できる長寿命仕様なので、長く安心して使い続けることができます。

 サイズは約32.8(幅)×39.5(高さ)×62.6(奥行)cm、重さは約32.7kg。大きさ・重さがかなりありますが、キャスターとハンドルが一体型になっているので、片手で引いて移動させることができます。

 DELTA 3 Ultraは容量拡張機能には対応していないため、3072Whでは足りないという方は、拡張機能のある「DELTA 3 Ultra Plus」を検討してみてください。

 通常価格は34万9800円ですが、公式サイトではセールを開催しており、17万4900円で購入可能です(2025年12月11日時点)。

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