ワークマンから、寒暖差の激しい季節に最適な新シリーズ「COLD WEATHER(コールドウェザー)」が登場しました。
今回はそのラインアップから、中綿入りパンツ「コールドウェザーヴィークルーパンツ」(以下、ヴィークルーパンツ)をピックアップ。アウトドアでも使えそうだったので、実際に軽い登山で使用してみました。ここではその感想をまとめます。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ワークマンが提案するコールドウェザーは、寒暖差に対応するためのウェアシリーズです。このシリーズには5つの“レベル”と5つの“グレード”という指標があります。
レベルとは、製品単体の保温力を示す指標です。製品に使用する生地の保温率と「clo値(衣服の保温力を数値化したもの)」を基に評価されます。
一方グレードは、製品の生地を重ねた状態での保温率とclo値を基にした指標、つまり重ね着した状態での保温力を示す指標です。グレードはレベルの合算値として考えられます。
例えば、レベル1とレベル2のウェアを重ねて着用すると、グレード3になります。グレードごとに推奨気温が異なり、最高ランクのグレード5の場合、0度〜マイナス5度に対応します。
今回使用したヴィークルーパンツは「レベル3」に設定されており、推奨気温は5〜10度となっています。
実際にヴィークルーパンツを登山で使ってみました。着用者は筆者の夫です。
裏地はフリースのような暖かい素材ではないため、足を入れた瞬間は少しひんやりと感じるかもしれません。しかし、中綿が入っているため、動いていると次第にポカポカと暖まってくるとのことでした。
登りの工程は約40分でしたが、その間にお尻に汗をかいてしまうほど保温性は高かったようです。
ヴィークルーパンツの生地は正直、ストレッチ性に優れているわけではありません。しかし、足を大きく広げられる180度開脚可能なクライミングカットにより、足さばきはスムーズで、窮屈な感覚はないそうです。
さらにはっ水・はつ油・防汚加工に加え、耐摩耗性も備えているためアウトドアにぴったりです。登山やハイキングはもちろん、キャンプなどにもおすすめです。
ポケットは正面左右に1つずつ、左太ももの脇に1つ、お尻に1つの計4カ所です。どれも深さがあるため、スマートフォンを入れることも可能。ちなみに、太ももの脇にあるポケットには500mlのペットボトルも収納できるほどの容量があります。
またウエストはゴム仕様で、ベルトループにはカラビナループが付いているため、小物を下げることもできます。
ヴィークルーパンツの価格は1900円(税込)、カラーはブラックとスチールグレー(筆者購入品)の2色展開です。サイズはM〜3Lまであり、身長175cmの夫はLサイズを着用しています。
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