寝室やリビングでゴロゴロしながら映画を鑑賞したいなら、ちょっといいモバイルプロジェクターがあると楽しい時間を過ごせます。シーリングライト型や据え置き型の製品と違って、比較的価格も控えめで、部屋の模様替えにも対応しやすいので、自分へのごほうびに買うのもおすすめ。内蔵バッテリーでも駆動するので、ちょっとしたアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
本稿では、注目のモバイルプロジェクターを3つピックアップしてご紹介します。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
「Aladdin X」といえば、シーリングライト型のプロジェクターでは既に定番のブランドでしたが、2025年12月には同ブランド初のバッテリー内蔵ポータブルプロジェクターとなる「Aladdin Poca(アラジンポカ)」シリーズの一般販売が開始されました。
このAladdin Pocaシリーズは、モバイルプロジェクターでおなじみの円柱型の本体を採用しており、それに一体化するようなL字型のスタンドも備わっているのが特徴。スタンド部は向きを360度調整可能で、底面部分は非使用時にレンズガードの役目も兼ねるなど、よく練られたデザインになっています。
同機は、20000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、単体で最大2.5時間の鑑賞が可能。投影できる画面サイズは最大120インチで、対応する解像度は2K(フルHD)/4K。キャンプ場で映画一本を視聴するような使い方もできるでしょう。また、重量は約1.3kgで、片手での持ち運びも可能です。スピーカーは6Wを2基搭載すしています。
製品のバリエーションとしては、LED光源の「Aladdin Poca」(6万9900円、輝度450ルーメン)と、レーザー光源を採用した上位モデル「Aladdin Poca Laser」(9万9900円、輝度550ルーメン)の2種類を用意。基本仕様の大部分は共通していますが、暗い部屋以外の幅広いシーンで使いたい場合には、高輝度かつ広色域の後者の方が適しているでしょう。ちなみに、それぞれオプションとしてキャリーケースなどが付属した「ポータブルキット」もあるので、合わせてチェックしておくとよいでしょう。
なお、マグネット式で着脱可能な「Aladdin Lens A」 「Aladdin Lens B」 が用意されていることもポイント。これらのレンズを装着すると自動でコンテンツが再生される仕組みになっており、Lens Aでは星空が、Lens Bではリラックス用の映像が投影されます。なお、レンズのまえを手で左右に横切るようにジェスチャー操作することで、表示される映像を切り替えられるようにもなっています。
モバイルプロジェクターにおける人気ブランドを挙げるとしたら、アンカー・ジャパンの「Nebula(ネビュラ)」は外せません。なかでも2025年3月に発売されたシリーズ最軽量モデルである「Nebula Capsule Air」は個性の際立った面白い製品。500mlの缶ジュースと同程度のサイズで、重さも約650gという、扱いやすさを重視したエントリーモデルです。
同機のAnker公式サイト価格は4万9990円。先述のAladdin Pocaよりもひとまわり手を出しやすい価格であることも魅力です。もちろん、仕様に関しては、輝度が150ルーメンで、投影インチ数は最大100インチ、解像度は1280×720画素。スピーカーは5Wで、Dolby Digital Plusをサポートしている──など、数値比較すると見劣りする部分も多々あります。ただし、一人暮らしの部屋や、寝室などに、手頃なプロジェクターを配置したい時に検討するのには必要十分な選択肢となるでしょう。
メリットは、周辺機器が充実していること。例えば「Nebula 公式バッテリー搭載三脚スタンド」(1万2990円)にはバッテリーが内蔵されていて、これを併用すれば再生時間を最大4時間延ばせます。こういった拡張を駆使することで、電源を確保しづらい環境でも楽しみやすくなるでしょう。
なお、Nebulaシリーズには「Nebula Capsule Air」以外の上位モデルもあるので、より仕様を重視したい場合には「Nebula Capsule 3」などとの比較検討もお忘れなく。
主に寝室利用を想定している場合には、BenQ(ベンキュー)の「GV50」シリーズもチェックしておきたいモバイルプロジェクターです。価格は10万円弱とモバイルプロジェクターとしては高級志向ですが、仕様面での魅力が多い選択肢と言えるでしょう。
レーザー光源を採用しており、輝度は500ルーメンで、フルHD(1920×1080ピクセル)での投影に対応。スピーカーは4W x 2基に加えて、10Wウーファーも内蔵しており、サウンドを重視した映画鑑賞にもぴったりです。もちろん、内蔵バッテリーでも駆動します。
オートフォーカスや自動縦台形補正といった機能は、縦だけでなく横や回転の補正にも対応しており、自動障害物回避機能もサポート。さらに寝室での使用に適した「スリープタイマー」や「ナイトシフトモード」も備えていることがポイントです。
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