Amazonの「Echo Show 8」は、8.7インチHDのタッチディスプレイに、フルレンジステレオスピーカーや2.8インチウーファーを搭載し、省スペースながら高音質で音楽や映像コンテンツが楽しめるスマートディスプレイです。
スマートスピーカー同様、「アレクサ」に話しかけて操作できるほか、ディスプレイがあるおかげで、再生中の曲名やアーティスト名もひと目で確認できます。
今回はそんなスマートディスプレイの最新モデル「Echo Show 8」を、機能面に注目して紹介します。
インターネット黎明期よりWebディレクションやインターネット関連のフリーペーパー、情報誌の立ち上げに携わる。以降パソコン、携帯電話、スマートフォンからウェアラブルデバイス、IoT機器まで、身近なデジタルガジェットと、それらを通じて利用できるさまざまなサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。
Echo Show 8では、Amazon Musicに加え、Apple Music、Spotifyなどの音楽配信サービスを、スマートフォンからアカウントを連携して利用できます。筆者は普段Apple Musicを利用することが多く、「アレクサ、Apple Musicで〇〇を再生して」というように、音楽を楽しんでいます。
いつもスマホで聞いている曲を最初に再生したときに驚いたのは、スピーカーのサイズに対して、想像していた以上に迫力のある音が鳴ったこと。独自の空間オーディオ技術が採用されていて、ボリュームを上げなくても音が部屋中に広がるのを感じられます。
音楽を聞く以外では、家にあるスマート家電のコントロールにもよく使います。我が家は照明、エアコン、テレビなどの家電のほか、玄関のスマートロックやインターフォンもAmazon Alexaのプラットフォームにつながっています。
これらをEcho Show 8から音声で操作可能。音声操作だけならディスプレイのないスマートスピーカーでもできるのですが、ディスプレイがあるといいのは、今の状態を確認できること。別の部屋の電気がつけっぱなしになっていないかなどをチェックできます。
さらに筆者がスマートスピーカーではなく、スマートディスプレイをおすすめしたい最大の理由がビデオ通話です。Echo Show 8には8.7インチのディスプレイに加えて、約1300万画素のカメラが搭載されていて、快適にビデオ通話が利用できます。
筆者は離れて暮らす両親との連絡手段として使っていますが、やはり顔を見て話せるのは安心。通話を始めたいときは話しかけるだけなので操作も簡単です。
カメラは自動フレーミング機能を備えているので、カメラの前で多少動いても、自分の姿をセンターに捉えてくれます。おかげでちょっと作業をしながら話すといったこともやりやすいです。
なお、ビデオ通話はEcho Show同士だけでなく、Echo ShowとAmazon Alexaアプリをインストールしたスマホの間でも可能。同じAmazonアカウントで登録されていれば、スマホのアプリからEcho Show 8のカメラを起動して、見守りカメラとしても使うことができます。もちろんプライバシーにも配慮されていて、側面のボタンでカメラとマイクを簡単にオフにできるようになっています。
スピーカーのサイズが同じで、ディスプレイが一回り大きい「Echo Show 11」という兄弟機もありますが、筆者はこの8.7インチというディスプレイサイズが、デスクやキッチンのワゴン、リビングのテレビ横などにも設置しやすく、かつビデオ通話にも使いやすい、ちょうどいいサイズだと感じています。
向きや角度を簡単に調整できる別売の角度調整スタンドとあわせて使えば、設置場所にあわせて見やすく調整できるので、さらにおすすめです。
今できることだけでも十分に魅力的なEcho Show 8ですが、今後利用できるようになるかもしれない機能は、さらに魅力的です。
搭載されている「AZ3 Pro」という高性能プロセッサーは、生成AI版のアレクサである「Alexa+」に対応しています。今のようにリクエストに応えてくれるだけではなく、より自然な会話が可能。会話からユーザーのことを理解して、生活をさまざまな形でサポートしてくれるといいます。
まだ米国でもサービスが立ち上がったばかりなので、そもそも日本で提供されるのか、されるとしたらいつなのか何も分からない状態ですが、アマゾンジャパンによれば議論は進めているということなので、ぜひ期待したいところです。
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