Appleは1月13日に、新しいサブスクリプションサービス「Apple Creator Studio(アップルクリエータースタジオ)」を発表しました。
「Apple Creator Studio」は、同社のMac、iPad、iPhone用のクリエイティブアプリを定額制で利用できるというもの。具体的な内容を6つのポイントで追いながら、前後編に分けて同サービスの概要をおさらいしていきましょう。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
「Apple Creator Studio」とは、1月13日にAppleが発表したサブスクリプションサービスです。本サービスに加入すると、動画編集ソフトの「Final Cut Pro」や楽曲制作ソフト(DAW)の「Logic Pro」などを筆頭に、モーショングラフィックスソフト、画像処理ソフトなど、Apple製の有料クリエイティブアプリを月額制で利用できるようになります。
また、「Pages(ページズ)」や「Numbers(ナンバーズ)」など、オフィススイートの「iWork(アイワーク)」として括られる無料ソフトウェアにおいても、Apple Creator Studioに加入することで、AIを活用した付加的な機能が利用可能になります。
Apple Creator Studioに加入すると利用できるApple製の有料アプリは、サービスサイトによると以下の通りです。「製品名(主な用途):執筆時点のApple Storeにおける買い切り版の価格」の順で表記しています。
もし全ての有料アプリの買い切り価格を合計すると10万9000円になるので、これを月額制のサブスクリプションとして試せるのは、メリットを感じます。
ただし、アプリケーションの想定用途はかなりバリエーションが広いので、全てのツールを使いこなすというのは現実的ではありません。サブスクリプションに含まれている1〜3個のアプリを使うことになるのがほとんどでしょう。
例えば、以下のような運用パターンが想定しやすいですね。
普段から無料で使える「iWork」のアプリ(Pages/Numbers/Keynote)や、「フリーボード」ですが、これらのアプリケーションにもApple Creator Studioに加入することで利用できるプレミアム機能が用意されました。
プレスリリース等で確認できた、Apple Creator Studioに加入することで使える機能が増えるアプリと追加機能の一覧は以下の通りです。
また、「コンテンツハブ」と呼ばれる、Keynote、Pages、Numbersからアクセスできるライブラリが用意されました。Apple Creator Studioに加入していると、このコンテンツハブにアクセスでき、素材としての写真やグラフィックス、イラストなどを見つけやすくなるそうです。
後編では、月額料金や「Adobe Creative Cloud」との比較など、残り3つのポイントを解説していきます。
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