メディア

クラシカルな操作系が魅力 趣味と実用の「ミラーレス一眼」3選(1/2 ページ)

» 2026年03月19日 17時23分 公開
[荻窪圭Fav-Log]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 カチカチとダイヤルを回してシャッタースピードや絞りを決め、ファインダーをのぞいてシャッターを押す。昔のカメラはそうでした。各機能に専用のダイヤルがあり、カチカチと回してダイレクトに操作してたのですね。その昔ながらのアナログな操作感を再現したカメラがいくつかあり、そのクラシカルなデザインや操作が人気を呼んでます。

 見た目のみならず、実用面でもシャッタースピードや絞り、ISO感度といった基本要素を学ぶのにも最適。おしゃれで実用的でカメラ入門にも適しているのです。

 そんな、デザイン的にも実用的にも学ぶのにも適したミラーレス一眼を3つ選んでみました。

荻窪圭

荻窪圭

パソコン黎明期からの老舗IT系フリーライター。現在はスマホを含むデジタルカメラの専門家としてITmediaなどに寄稿しつつ、ときどきガジェットのレビュワーや猫写真家や街歩きのガイドになる。Xアカウントは@ogikubokei

→著者のプロフィールと記事一覧

富士フイルム X-T5

写真 富士フイルム X-T5(ブラック)(出典:Amazon

 カメラがメカの塊であった時代、いろんなダイヤルを組み合わせて露出を決めるのが当たり前でした。その時代の操作感を確実に体現したのが富士フイルムのXシリーズといっていいでしょう。

 特にハイエンド機であるX-T5は一目見るだけでその特徴がわかります。

 カメラの上部を見るとファインダー部の左にISO感度ダイヤル、右にシャッタースピードと露出補正、さらにレンズの絞りリングで絞り値を設定と専用ダイヤルがついている上に、前後の電子ダイヤルまであるというダイヤル満載設計。

写真 本格派のX-T5。上部のダイヤルが印象的です
写真 X-T5の上部。書いてある通りの値にセットされるのでミスも少なくて直感的なダイヤル類

 こうしてみると、自分でダイヤルを回して設定しなければいけないイメージになりますが、各ダイヤルに「A」ポジションがある点に注目です。Aにすればその項目が「オート」になるので、全部Aにすればプログラムオート、シャッタースピードをAにすれば絞り優先オート、という具合にうまくAポジションを使うことでいい感じにカメラ任せにできます。

 富士フイルムのX-Tシリーズだけの特徴ですね。

 操作感はアナログですが中身は最新のミラーレス一眼なので手ブレ補正も被写体検出AFも高速連写も備えた優れたカメラです。

ニコン Zfc

写真 ニコン Zfc(シルバー)(出典:Amazon

 見るからにクラシックなボディのニコン Zfc。このクラシックさはフィルムカメラ時代のロングセラーモデル、ニコン FM2をモチーフにしたから。マニュアル露出にマニュアルフォーカスという極めてプリミティブなカメラながらその分価格も抑えられており、長く慕われてきました。

 Zfcはそのデザインを受け継いでますから、ISO感度、シャッタースピード、露出補正という独立したダイヤルを持っています。ニコンZシリーズのレンズは絞りリングを持たないものが多いので、絞り値は電子ダイヤルで設定。その代わり小さな絞り値を表示する窓がついています。

写真 クラシカルでコンパクトなボディは携帯性も高く、かわいいという声も
写真 ダイヤルを回す感覚や数字の色やフォントもレトロ。メカっぽいデザインがよくわかります

 一見、マニュアル露出専用機っぽいのですが、撮影モードレバーを別途持っており、Pにすればプログラムオート、Sにすればシャッタースピード優先とデジタルカメラでポピュラーな撮影モードダイヤル式の使い方ができますから、ハイブリッドなインタフェースです。

 このダイヤルを含むクラシカルな外観や操作感で人気のカメラ。持ち歩きやすいコンパクトさと見た目のクラシックさではピカイチといっていいでしょう。

富士フイルム X-T50

写真 富士フイルム X-T50(ブラック)(出典:Amazon

 X-T5の弟分的存在で、初心者にもやさしく、価格も抑えめでお得なのがX-T50です。

 各種ダイヤルをカチカチと回して撮る、というアナログ風操作はX-T5と同じですが、大きく異なるのが2点。

 ひとつはオートモード切換レバー。急な撮影チャンスにダイヤルを回してあれこれ決めてる時間はないとき、あるいは最適なセッティングがわからないからカメラさんよろしく、というとき、このレバーをオートに入れるとフルオートになってシャッター押すだけでOKという仕組みです。初心者には大変ありがたいもの。ポップアップフラッシュを内蔵しているのもうれしいところ。

写真 X-T5に比べるとぐっとコンパクトで価格も抑えられているので入門機としてもあり
写真 左肩のダイヤルがフィルムシミュレーションなのでいろんな色をすぐ楽しめます。困ったら「オート」レバーがあるので安心

 もうひとつは左肩にあるダイヤル。ISO感度ダイヤルではなくフィルムシミュレーションダイヤルが設けられています。富士フイルムといえば、フィルム時代からの蓄積で様々なテイストの写真を撮れるフィルムシミュレーションがウリのひとつですが、それが専用のダイヤルになったことで、これを回すだけでネガフィルム調だったり、レトロな雰囲気だったり、シャープなモノクロだったりと簡単に変えられます。

 比較的廉価で軽量で初心者でも楽しめる上に、ステップアップにも最適なカメラです。

ミラーレス一眼カメラ最新ランキング

毎日お得なAmazonタイムセール

Amazonプライム会員を無料体験!

お急ぎ便送料無料Prime Videoの対象動画見放題などさまざまな特典!

無料でお試し! 1億曲以上が聴き放題!

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.