新型iPhoneと使いたい「USB Type-C充電器」 コンパクトタイプおすすめ4選【2020年秋最新版】
10月23日に発売となった「iPhone 12」シリーズは、充電などに使えるUSB Type-C to Lightningケーブルが付属するものの、肝心のUSB充電器が含まれていません。新たにUSB Type-C対応の充電器が必要です。
10月23日に発売となった「iPhone 12」シリーズは、充電などに使えるUSB Type-C to Lightningケーブルが付属するものの、肝心のUSB充電器(ACアダプター)が含まれていません。
この付属ケーブルはUSB Type-C端子を用いており、従来のiPhoneに付属のUSB充電器には接続できません。つまり、新たにUSB Type-C対応の充電器が必要になりました。この機会に新しい充電器を買うなら、端子が1つのタイプが最もリーズナブル。シンプルかつコンパクトでiPhoneと一緒に持ち歩くのにもぴったりです。
USB Type-C充電器:Apple純正でもワット数に注意
iPhone 12から別売りとなったUSB充電器。迷ったらApple純正品を買うのが一番ですが、Apple製でもいくつか種類があるため、2つの点に注意が必要です。まずはiPhone 12シリーズに付属するLightningケーブルを挿せる「USB Type-C」端子であること、そして出力ワット(W)が「20ワット以上」であることです。
iPhone 8以降のiPhoneシリーズは高速充電機能を備えており、一定のワット数以上の充電器を使うと、約30分で最大50%までバッテリーを充電できます。iPhone 12シリーズは20ワット以上で高速充電が可能です。それ以下でも充電は可能ですが、時間がかかってしまいます。
AppleのiPhone用充電器にもさまざまな製品があるため、端子の形状(ポートタイプ)とワット数が適切かどうかを判断して選びましょう。
USB Type-C充電器:純正以外のiPhone充電器はどう選ぶ?
Apple以外の充電器を選ぶ場合も、20ワット以上の製品を選んでおけば、iPhone 12シリーズで高速充電が可能です。もちろんUSB端子がUSB Type-Cでないと、iPhone 12に付属のケーブルは使えません。
ちなみに出力が20ワットより大きくても、それだけ速く充電できるわけではありませんので覚えておきましょう。
USB Type-C充電器:価格や機能から選んでみる
iPhone 12シリーズ向けのApple純正「20W USB-C電源アダプタ」は、価格が税込2200円です。メーカー純正の充電器はやや高いイメージがありますが、こちらは意外に安い印象です。
ですが、周辺機器メーカーの製品ならApple純正品より安価であったり、もう少しコンパクトでプラグが折りたためるなど、付加価値のあるモデルも選べます。さまざまなアイデアが盛り込まれた製品も増えていますので、ニーズに合わせて選択肢を広げてみてはいかがでしょうか。
iPhone 12シリーズと一緒に使うUSB Type-C充電器のおすすめはこれ!
安心の純正品、おなじみの形状 Apple「20W USB-C電源アダプタ」
Appleの「20W USB-C電源アダプタ」は、今までiPhoneのパッケージに含まれていたのと同等の形状、大きさに近く、最もなじみのあるデザインの充電器といえるでしょう。
USB Type-C端子は1つのみ。iPhoneだけでなく、iPad AirやiPad mini、iPadなども充電可能です。USB Type-C対応のケーブルを持っていれば、そのほかのさまざまなモバイル端末にも使えます。
プラグを折りたためないのが残念ですが、ごく小さいので、バッグの中に入れておいてもかさばることはないでしょう。価格は2200円(税込、以下同)です。
純正よりいいかも!? Anker「PowerPort III Nano 20W」
Anker(アンカー)の「PowerPort III Nano 20W」は、1辺が約27mmと500円玉より小さいコンパクトな充電器。出力20ワットでiPhone 12シリーズを高速充電でき、もちろんそれ以外スマホにも使えます。
重さもわずか30gと単三形乾電池1本分程度です。プラグを折りたたむことはできませんが、バッグの中、化粧ポーチの中、いつも持ち歩くガジェットポーチの中などに入れておいてもじゃまにならないでしょう。
USB Type-C端子は1つのみ。価格は1780円と純正品よりお安いのも魅力的です。正規販売店で購入すれば、最大24カ月の保証付きなので、万が一のときにも安心です。
ブラックも選べるコンパクトモデル AUKEY「Omnia Mini 20W」
AUKEY(オーキー)の「Omnia Mini 20W(PA-B1)」も、コンパクトかつ最大20ワット出力のUSB Type-C充電器です。他メーカーではホワイト一色に絞っていることが多い中、ブラックカラーも用意しています。
過充電や過電流の抑制・防止機能、過度な温度上昇抑制と過電圧防止機能、ショート防止機能も装備しています。価格は2000円です。
プラグがおりたためる AUKEY「PA-Y19」
AUKEY「PA-Y19」は、最大30ワットで出力できるUSB Type-C充電器。幅と高さがそれぞれ約36mmと若干サイズアップしてしまいますが、プラグ部分を折りたためて収納しやすく、ほかの荷物が傷付かないメリットがあります。
iPhone 12シリーズの高速充電だけでなく、Appleのノートパソコン「MacBook Pro」や、ニンテンドースイッチなどへの充電も可能です。PA-Y19もブラックを選べるのが特徴。重さは約45g。価格は2999円です。
USB充電器 最新人気ランキング
ショッピングサイトではどんなUSB充電器が人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみましょう。
関連記事
- 「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」は何が違う? 比較してみよう【2020年最新版】
いよいよ発売された「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」。画面サイズを始めとして、パッと見のスペックは同じ部分が多いです。Proの有無で、何が違うのでしょうか。簡単にまとめてみました。 - 「iPhone SE(第2世代)」をどこで買う? 主な購入先をチェック
「iPhone SE」(第2世代)はコンパクトさとコスパの高さが注目の新型iPhoneです。4月11日に、AppleからSIMロックフリー版が発売され、やや遅れた5月11日にNTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアが販売を開始しました。あらためて、オンラインショップも合わせたiPhone SEの主な購入先をまとめました。 - 新型「iPhone SE」登場 買い替えで気になる5項目をチェック
Appleの新型「iPhone SE」が4月16日に発表されました。新型iPhone SE(第2世代)は4.7型ディスプレイで、「iPhone 6」から「iPhone 8」までの機種とサイズ感やデザインが似ています。新型iPhone SEへの買い替えでポイントとなるであろう5項目をチェックしたいと思います。 - 「ワイヤレス充電器」おすすめモデル3選【2020年最新版】
ワイヤレス充電はケーブルをスマホに差さずに充電できる便利なものですが、対応スマホと専用の充電器が必要。ワイヤレス充電器を選ぶ際のポイントとおすすめモデルを紹介します。 - USB PD対応「ACアダプター」おすすめ3選 ノートパソコンも充電OK【2020年最新版】
「USB Power Delivery(PD:パワーデリバリー)」という規格が登場し、USBでもノートパソコンの充電や液晶ディスプレイの電源供給も行えるようになりました。USB PD対応の充電器(ACアダプターまたはACチャージャー)の選びかたポイントとおすすめアイテムをご紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.