「自転車用ライト」おすすめ5選 USB充電式から電池式まで! 防水性能・自動点灯機能搭載モデルなど【2022年5月版】
夜間、自転車を走行するときには「フロントライト」を付けることが法律で義務づけられています。フロントライトにはさまざまな機能・性能を持ったモデルがあり、どれを選んだらよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、夜間の走行に欠かせないフロントライトのおすすめを紹介します。
夜間、自転車を走行するときには「フロントライト」を付けることが法律で義務づけられています。
フロントライトにはさまざまな機能・性能を持ったモデルがあり、どれを選んだらよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、夜間の走行に欠かせないフロントライトのおすすめを紹介します。
自転車フロントライト:ライトの色・明るさにも規定がある
自転車は法律でフロントライトの装着が義務づけられていて、自転車の後部についても、反射板を付けない場合はテールライトの装着が必須です。
フロントライトやテールライトは、ライトの色や明るさについても規定があります。地域によって細かい規定に違いがありますが、基本的にはフロントライトの色は白色または淡黄色で、「10m先の障害物が見える明るさ」と決められています。テールライトの色はだいだい色または赤色で、「後方100mの距離から点灯を確認できる」ものが必要です。
明るさの程度については、JIS規格において400cd(カンデラ・光の強さを表す単位)以上が必要と決められています。またlm(ルーメン・光の総量の単位)は、走行する場所の明るさによって必要な数値が異なります。一般的に通勤や通学、サイクリングで自転車を使う場合は、400lm以上の明るさがあると安心です。
自転車フロントライト:バッテリー方式をチェック
自転車ライトのバッテリー方式は、古くからあるタイヤを回すことで発電するダイナモ式のほか、USB充電式・ソーラー充電式・電池式などがあります。USB充電式は、パソコンなどにつないで手軽に充電できるのがメリット。乾電池交換の手間がなく、ランニングコストも低いです。デメリットは、ライトを自転車から取り外して充電する手間がかかる点です。
ソーラー充電式は、日光に当たる場所に置いておくだけで充電ができるため、電池交換や充電の手間がないのが魅力です。また、ライトの取り外し・取り付けの必要もありません。一方で、天気が悪いと十分に充電ができないことがあります。
電池式は、単3電池や単4電池などの乾電池で点灯するライトです。走行中に電池切れになっても、乾電池があれば充電を待たずにすぐに使用できるのがメリット。ただし、乾電池を買う必要があるのでランニングコストがかかります。
自転車フロントライト:機能や性能をチェック
フロントライトにはさまざまな機能・性能を持つモデルがあるため、使用シーンに合わせて必要な機能が備わっているものを選ぶとよいでしょう。例えば雨の日にも自転車を利用することが多い場合は、防水性能をチェックしましょう。防水性能は「IPX」で表されます。IPX0からIPX8まで段階があり、数値が高いほど防水性能が高いです。
ほかにもモバイルバッテリーとして使用できるモデルや、明るさと振動を感知して自動で点灯・消灯を行う自動点灯機能搭載モデルもあります。自動点灯機能はつけっぱなし防止になるので、バッテリーの節約にもなります。
おすすめの自転車フロントライトはコレ!
キャットアイ(CAT EYE)「LEDヘッドライト」
キャットアイ(CAT EYE)の「LEDヘッドライト」(HL-EL461RC)は、USB充電式で最大約400lmの明るさになるフロントライト。キャットアイは、国内で自転車関連のアクセサリーの開発・製造を行っている、自転車ライトの人気メーカーです。
USB充電式はバッテリーが切れたときに充電を待たなければならないのがデメリットですが、本商品はカートリッジ式バッテリーを採用しているため、バッテリーを交換することで充電を待たずにすぐに使うことができます。
「ハイ」「ミドル」「ロー」「デイタイムハイパーコンスタント」「点滅」の5モードが搭載されており、約6時間の充電で、「ハイ」が約3時間、「ミドル」が約8時間、「ロー」が約18時間、「デイタイムハイパーコンスタント」が約11時間、「点滅」は約60時間点灯します。また、モバイルバッテリーとして使用できるのもうれしいポイント。Amazonでの販売価格は7200円前後です。
ジェントス(GENTOS)「バイクライト」
ジェントス(GENTOS)の「バイクライト」(XB-800R)は、USB充電式で最大約800lmの明るさになるフロントライト。ジェントスは1978年に創業した国内の懐中電灯メーカーで、自転車ライトも多数取りそろえています。
「High」「Normal」「Eco」「点滅」の4モードを搭載しており、約4時間の充電で「High」は約3時間、「Normal」は約6時間、「Eco」は約16時間、「点滅」は約20時間点灯します。最大照射距離は約95m。Amazonでの販売価格は4200円前後です。
パナソニック「ワイドパワー LEDかしこいランプ」
パナソニックの「ワイドパワー LEDかしこいランプ」(NSKL132)は、約800cdの乾電池式フロントライト。明るさと振動をキャッチするセンサーを内蔵していて、暗い所で走行すると自動で点灯し、停止時は自動で消灯する自動点灯機能が備わっています。常時点灯と自動点灯は切り替えができます。
電池寿命は約35時間で、1日10分の使用で約10カ月使用できます。スライド式電池ボックスで、電池交換が簡単に行えるのがうれしいポイント。Amazonでの販売価格は3300円前後です。
ガシロン(Gaciron)「自転車ライト」
ガシロン(Gaciron)の「自転車ライト」(9CP-400)は、USB充電式で最大約400lmの明るさになるフロントライト。IPX3相当の防水性能があり、雨の日でも安心して使えます。
「Low」モード(100lm)では最大8時間20分、点滅時は最大7時間30分使用できます。自転車にしっかり固定でき、取り外しも簡単に行えるブラケットが付いています。Amazonでの販売価格は3300円前後です。
ルーラー(Ruler)「高輝度ホワイトLEDバッテリーライト」
ルーラー(Ruler)の「高輝度ホワイトLEDバッテリーライト」(BL02)は、乾電池式・1000cdのフロントライト。安価で操作がシンプルなので、特に初心者の方におすすめのモデルです。
点灯モードは「High」と「Low」の2つで、連続使用可能時間は「High」が約15時間、「Low」が約20時間です。電池残量が20%を切ると、赤い点滅で交換時期を知らせてくれる便利な機能も搭載しています。カラーはブラックとシルバーの2色。Amazonでの販売価格は1400円前後です。
シルバーカラーもチェック!
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