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車の「窓ガラス撥水コーティング」をやってみた! DIYで窓ガラスの撥水加工は本当にできるの? その結果……

近年はゲリラ豪雨に見舞われることが増えてきました。大雨が降ると、運転中に気になるのが視界の確保です。窓ガラスの撥水加工はDIYですることもできます。今回は実際にDIYで窓ガラスの撥水加工をしてみたので、その方法や役立つグッズを紹介します!

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 近年はゲリラ豪雨に見舞われることが増えてきました。大雨が降ると、運転中に気になるのが視界の確保です。でも窓ガラスの状態が悪いと、運転時の危険性がグッと増します。

 カーディーラーなどで窓ガラスの撥水加工をしてもらうこともできますが、店舗まで行くのが面倒だったり、施工費用の問題で二の足を踏んでいたりする方もいらっしゃるでしょう。

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雨が多い時期にしたい、車の窓ガラスの撥水コーティング

 窓ガラスの撥水加工はDIYですることもできます。今回は実際にDIYで窓ガラスの撥水加工をしてみたので、その方法や役立つグッズを紹介します!

窓ガラスの撥水加工は自分でもできる!

 窓ガラスの撥水コーティングはお店に頼むものだと思っている人もいるかもしれません。実は必要な道具やケミカル商品などをそろえれば、自宅の駐車場などでDIY施工することが可能です。

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RobinHiggins/pixabay.com

 ただ単にケミカル類を購入するだけでは撥水の効果も薄れてしまいますので、それ相応の準備を行う必要があります。

撥水効果を長持ちさせるには「下地作り」が大事

 窓ガラスの撥水加工を行う際、購入した撥水コーティング剤をただ塗れば良いというわけではありません。皆さんがご存知の通り、車のガラスは大気に常に触れているので汚れなどが付着しています。汚れなどをしっかり除去してから撥水加工をしないと、あまり効果を感じられないでしょう。

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プロスタッフ「キイロビン ゴールド」(出典:Amazon

 コーティングを行う際の準備を「下地作り」と呼び、窓ガラスの場合はこびりついた汚れと油膜を除去する必要があります。

「キイロビン」の使い方は簡単!

 前述の「下地作り」で使ってみたのが、プロスタッフの「キイロビン」です。この商品は40年以上前から販売されているロングセラー商品。長い間売られ続けているということは、評価が高い証拠です。しかも販売価格は400円前後と、ワンコインで購入できるのも魅力です。

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プロスタッフ「キイロビン」

 「キイロビン」の使い方はとてもシンプルです。まずはガラスに付いたホコリなどの汚れを落とします。その後、水を含ませたスポンジに液剤を付け、ガラス面をこすります。この作業をしていくうちにガラス面が液を弾かなくなり、表面が白くなったらキレイになった合図です。最後にしっかり水をかけてすすぎ、ぬれタオルで拭き取ります。

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プロスタッフ「キイロビン」を使ってみた

 所要時間はガラスの汚れ具合にもよりますが、比較的大きなミニバンのガラスだと30分くらいで作業が完了しました。

実際に「窓ガラスの撥水コーティング」をやってみた!

 「キイロビン」を使ってからコーティング作業をするとなると、下地作りに30分、コーティング剤を塗るのに15分ほどかかります。それなりに時間がかかるので面倒だと感じる方もいらっしゃるでしょう。そんな時は、下地処理とコーティングを同時に施工できる、リンスインシャンプーのような商品を使うのも1つの方法です。

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シュアラスター「ゼロウィンドウ リセット&コート」

 洗車用シャンプーやワックスなどで有名なメーカー「シュアラスター」が発売している「ゼロウィンドウ リセット&コート」は、窓ガラスの撥水加工をする際の下地処理とコーティングを一度で施工できます。液剤に入っている洗浄成分である界面活性剤が汚れを浮かし、アルカリ成分が油汚れを分解します。さらに微粒子研磨剤が入っているので、頑固な汚れも落としてくれます。

 施工に必要なスポンジも商品に同梱されているので、これ1つ用意すれば簡単に窓ガラスの撥水加工をすることができます。

 こちらも実際に作業してみましょう。まずはガラスの汚れを落とします。液剤を付属のスポンジに付けたらガラス全体に塗り込みます。液剤をすぐに拭き上げずに5〜10分間放置し、ぬらして固く絞ったクロスで拭き上げたら作業完了です。

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シュアラスター「ゼロウィンドウ リセット&コート」を使ってみた

 作業の所要時間は、乾燥時間を含めて30分ほどでした。「キイロビン」での下地処理とほぼ同じ所要時間で撥水コーティングまですることができました。

 実際に撥水コーティングをした窓ガラスに水をかけると、圧巻の水弾き! たった30分でこれだけの効果を発揮するのに、販売価格は1000円前後とリーズナブルです。しかも液剤は一度で使いきれない量なので、何度か施工することができそうです。

 DIYは時間と手間がかかる印象がありますが、便利グッズを活用することで簡単に施工できる場合もあります。そして費用を抑えることができますよね。ぜひ参考にしてみて下さい。

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