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電動工具から掃除機まで! プロが絶大な信頼を寄せる「ハイコーキ」

電動工具に加え、近年はコードレス掃除機やポータブル冷蔵庫など、電動工具の技術を生かした家電も注目されているハイコーキ。その特徴や製品を紹介していきます。

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 ホームDIYや家具の組み立てなど、電動工具は家庭でも何かと活躍してくれるもの。さまざまなメーカーの製品が販売されていますが、その1つ「ハイコーキ」(HiKOKI)は、建築現場のプロやDIY愛好家に長年支持されている信頼性の高いブランドです。

 近年はコードレス掃除機やポータブル冷蔵庫など、電動工具の技術を生かした家電も注目されているハイコーキ。その特徴や製品を紹介していきます。

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ハイコーキは電動工具のトップブランド

Fav-Log編集部

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100年以上の歴史がある老舗ブランド

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プロ用電動工具はグリーンがシンボル(出典:Amazon

 ハイコーキを展開しているのは「工機ホールディングス」という企業です。聞き慣れない会社かもしれませんが、以前の社名は「日立工機」といい、日立製作所のグループ企業でした。2018年にグループから独立したタイミングで現社名に改め、これまで日立ブランドで展開してきた電動工具の主要ブランドもハイコーキ(HiKOKI)に一新しました。

 その歴史は100年以上も前の1918年(大正7年)、電気ドリルの国産化に着手したのが始まり。現在はハイコーキなど複数のブランドを世界で展開する、電動工具の大手メーカーとなっています。

ハイコーキの電動工具 複数の電圧に対応する「マルチボルト」!

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複数の電圧に対応する「マルチボルト」バッテリー(出典:Amazon

 ハイコーキは1000機種以上を展開していますが、その主力はリチウムイオン充電池を採用したコードレス電動工具です。

 現在の本格的な電動工具では、取り外し可能なバッテリーを軸としたシステムが主流になっています。対応工具なら同じバッテリーを付け替えて使えるのがメリットで、例えば1つのバッテリーを電動ドリルに装着して穴を開け、次に電動ドライバーに着けて木ねじを締め──といった使い方ができます。ただし、原則として互換性は同じメーカー同士に限られます。

 また、各メーカーはバッテリーの電圧が異なる複数の製品シリーズを展開しており、基本的には電圧が高いほうが高性能です。

 同じメーカーの製品でも、電圧の異なるバッテリーは互換性がないのが基本。なので、後から別の電圧の工具に買い直そうとする場合、バッテリーと専用充電器、対応工具を全てそろえる必要があるというわけです。

 ハイコーキも取り外し可能なバッテリーによる電動工具システムを展開していますが、同じバッテリーで複数の電圧に対応する「マルチボルト」製品が売りになっています。

 具体的には、プロ用のハイエンドである36V製品と、プロから本格的なDIYまで対応できる18V製品で共用できるマルチボルトバッテリーをラインアップしています。同じバッテリーで36V、18Vの計180以上の電動工具が使えるのが強みです。

 このほか、DIYerが使いやすい14.4V製品や10.8V製品などをニーズに合わせて幅広く展開しています。

DIYに活躍するハイコーキ電動工具

 ハイコーキ製品はおおむね、本会カラーがグリーンならプロ用、ブルーならDIY/家庭用用という位置付けです。ここではDIY/家庭用製品の中からピックアップして紹介します。

コードレスドライバドリル FDS12DAL

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コードレスドライバドリル FDS12DAL(出典:Amazon

 ねじの締め付けと穴開けの両方で活躍するドライバドリルです。

 小型軽量な10.8Vのスライド式バッテリーを採用し、バッテリー装着時で重さは約1.1kg、サイズ感は500mlペットボトルほど。最大トルクは38Nm(低速)、20段クラッチを搭載し、家具の組み立てなど家庭のちょっとした作業に使いやすいモデルです。

 標準でバッテリーと充電器が付属しつつ、実売価格が1万1000円前後と手頃になっています。

コードレスインパクトドライバ FWH14DF

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コードレスインパクトドライバ FWH14DF(出典:Amazon

 ねじを高速かつパワフルに締め付けられるインパクトドライバです。14.4Vバッテリーに対応し、140Nmの最大トルクで本格的なDIYでも活躍してくれます。重量はバッテリー込みで1.3kgです。

 充電器とバッテリーが付属し、実売価格は1万2000円前後からとなっています。

コードレスインパクトレンチ FWR18DF

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コードレスインパクトレンチ FWR18DF(出典:Amazon

 ボルトやナットの締め付け・取り外しに使うインパクトレンチです。18Vバッテリーに対応し、トルクは最大162Nm。車のタイヤ交換などに活躍してくれます。

 充電器とバッテリーが付属します。実売価格は約2万円から。

掃除機や冷温庫も! バッテリーが使い回せる家電的な機器も

 取り外し可能なバッテリーを活用した家電的な製品もラインアップ。日常やアウトドアなどで活躍してくれます。

コードレスクリーナ R36DB(SC)

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コードレスクリーナ R36DB(SC)(出典:Amazon

 36Vマルチボルトバッテリーに対応する掃除機です。吸引力が持続する2段サイクロン方式を採用し、カーペットでも動作がスムーズな床用ノズルを装備。「吸引力が強力」とAmazonのレビュー評価も高い製品です。

 本体のみなら実売1万7000円台から。バッテリーと充電器が付属する場合は4万円台前半からとなっていますが、バッテリーは電動工具と共用できるのが便利です。

コードレス冷温庫 UL18DC

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コードレス冷温庫 UL18DC(出典:Amazon

 18V/14.4Vバッテリーで使える冷温庫です。最大18Lの容量があり、500mlペットボトル12本を収納できるサイズ感。最低マイナス18度まで冷やせる冷蔵機能に加え、最高60度の保温機能も備え、仕切り板を使えば片方は冷蔵、片方は保温で使える優れものです。

 重量は14.2kg(本体のみ)ですが、キャリーハンドルと車輪を装備しているので移動しやすくなっています。

 本体のみの実売価格は5万円台後半から。カラーは3色から選べます。

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