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新型「iPhone 15」に買い替え時の人は? 今持っているiPhoneごとにおすすめ度をチェック!(1/2 ページ)

Appleは9月13日(現地時間)、「iPhone 15」シリーズを発表しました。ここでは、スタンダードモデルである「iPhone 15」への買い替えを想定しつつ、iPhone 11〜14までの世代別で従来モデルからの機種変更のおすすめ度を設定してみました。機種変更やスマホ選びの参考にしてみてください。

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 Appleは9月13日(現地時間)、「iPhone 15」シリーズを発表しました。9月22日から販売が開始となります。

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iPhone 15シリーズ。Apple Storeオンラインでの価格は12万4800円〜(出典:Apple)

 ここでは、スタンダードモデルである「iPhone 15」への買い替えを想定しつつ、iPhone 11〜14までの世代別で従来モデルからの機種変更のおすすめ度を設定してみました。機種変更やスマホ選びの参考にしてみてください。

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway

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iPhone 14:オススメ度10〜20/100

 2022年モデルの「iPhone 14」は発売されてから1年間しか立っていません。今回「iPhone 15」へ買い替える人は少数派でしょう。新しいデバイスが好きな人や、新しいカラーバリエーションや新機能へのこだわりがある人なら検討の余地はあるでしょうが、そういう人は「Pro」シリーズを選ぶ傾向が強いと思われます。

 ただし、もし「iPhone 14」を一括購入していて、Appleでの下取りに出すとしたら、下取り額は最大7万8000円。この満額をゲットできるなら、12万4800円〜のiPhone 15を実質4万6800円から入手できることになるので、負担額はさほど大きくならないかもしれません

 iPhone 14から15での仕様変化に関しては、下記の4点に注目です。

  • Dynamic Island(ダイナミックアイランド)を搭載したこと
  • 画面の屋外での視認性が改善していること
  • カメラで画質を落とさない2倍ズームができるようになったこと
  • コネクターがUSB Type-C(USB-C、通信速度はUSB 2.0)に変わったこと
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iPhone 14とiPhone 15で注目しておきたい仕様

iPhone 13:オススメ度60〜70/100

 2021年モデルの「iPhone 13」は発売から2年が経ちました。大手キャリアの割賦払いが終了する人ならば、旧端末を返却しつつ、買い替えを検討したいタイミングに入ります

 こちらも、iPhone 14の場合と同様、変化が感じられるポイントは、下記の4点が中心です。

  • Dynamic Islandを搭載したこと
  • 画面の屋外での視認性が改善していること
  • カメラで画質を落とさない2倍ズームができるようになったこと
  • コネクターがUSB Type-C(USB 2.0)に変わったこと

 一応、オフライン動画視聴時のバッテリー持ちも1時間ほど伸びていますが、こちらはそこまで買い替えのモチベーションには影響しないでしょう。

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iPhone 13とiPhone 15で注目しておきたい仕様

 ちなみに、iPhone 15では、背面にカラーインフューズドガラスが採用されていて、仕上げは淡い色合いが多くなっています。iPhone 13シリーズは「グリーン」や「ブルー」など濃い色合いが多かったので、同じ「グリーン」や「ブルー」の名称を選択しても、ガラッとイメージが変わるので、新モデルに機種変更したときの新鮮さは楽しめそうです。

iPhone 12:オススメ度70〜80/100

 2020年モデルの「iPhone 12」は発売から3年が経ちました。36回払いを選択していた人ならば、そろそろ支払いが終わるタイミングです。そのまま使い続けるか新機種へ乗り換えるか悩ましい時期でもありますが、iPhone 12から15へ乗り換えると仕様が大きく変化するのでオススメ度は高めです

 まず、ディスプレイは標準時の輝度が625しかなかったところ、iPhone 15では標準1000ニト、屋外でのピーク輝度2000ニトまでUP。直射日光下での視認性が大幅に改善します。

 カメラは画質を落とさない2倍ズームができるようになるほか、光学手ブレ補正がセンサーシフト光学手ブレ補正へ進化。動画の背景をぼかせる「シネマティックモード」なども使えるようになります。そして、コネクタはUSB Type-C(USB 2.0)になります。

 iPhone 12からの乗り換えでは、バッテリー持ちの進化も重要です。iPhone 12ではビデオ再生で最大17時間だったところが、iPhone 15では3時間伸び最大20時間へと増えます。

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iPhone 12とiPhone 15で注目しておきたい仕様

 ただし、現在のiPhone 12ユーザーは、2年目の乗り換えを見送った人や、2021年に型落ちモデルを安価に購入した人が中心だと思いますので、まだまだ問題なく使えると感じている人も多いことでしょう。

 買い替えモチベーションUPのためにチェックしておきたいのは、ストレージの変化です。iPhone 12シリーズは最小構成のストレージが64GBしかありませんでした。iPhone 13/14/15では、最小構成でもストレージが倍の128GBまで増えているので、そろそろ乗り換えを行っておくことで、OSのバージョンアップやアプリのインストールなどを行いやすくなります。

iPhone 11以前:オススメ度90〜100/100

 2019年モデルの「iPhone 11」より前のモデルを使っている人は、「iPhone 15」への機種変更がかなりおすすめ。これは、iPhone 11から乗り換える際にアップデートされる仕様が非常に多いからです。

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iPhone 11とiPhone 15で注目しておきたい仕様

 まず、iPhone 11は「5G」に非対応のモデルなので、iPhone 15に乗り換えることで、5G対応プランが利用できるようになります。ビデオ再生時のバッテリー持ちも3時間伸びます。そして、ディスプレイ、カメラの注目の新機能も数年分たっぷり追加されます。

 特に、iPhone Xは、今年秋にリリースされるiOS 17で、アップデート対象から外れます。iPhone XS/XS Max、iPhone 11世代にはまだ数年使える猶予はあるものの「iPhone X」ユーザーは確実に機種変更をしておきたいタイミングです。

iPhone SE:オススメ度50〜60/100

 iPhone SEシリーズ(第2世代、第3世代)に関しては、ホームボタンのないスタンダードモデルと比べて予算感もサイズ感も違うので、単純な比較は意味をなしません。スタンダードモデルを使ってみたいと思っているかどうかに尽きます。

 例えば、節約のために「iPhone SE」を選んだものの、画面サイズの小ささに不便を感じてきているという場合には、よりハイスペックで大画面な端末として「iPhone 15」を選択するのは大いにアリです。

 ただし、現状のApple Storeオンラインでは「iPhone 13」や「iPhone 14」も併売されています。最新仕様にこだわらなければ、型落ちモデルを選択することで数万円の節約になります。また不定期に提供される「認定整備済品」を狙えば、安価に大容量のiPhoneを入手できることもあります

 もしリサーチが苦でなければ、幅広い視野で検討してみると良いでしょう。

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