Googleスマートフォンの最新スタンダードモデル「Pixel 9」を3つのポイントでチェック【2024年9月版】
Googleは8月に「Google Pixel 9」を発売しました。直販サイトのGoogle ストアでSIMフリーモデルが展開されるほか、NTTドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアで販売されています。ここではGoogle Poxelシリーズの最新スタンダードモデル「Google Pixel 9」はどんなスマホなのか、3つのポイントで紹介していきます。
Googleは8月に「Google Pixel 9」を発売しました。直販サイトのGoogle ストアでSIMフリーモデルが展開されるほか、NTTドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアで販売されています。
発売から最低7年間に渡るOSアップデート・セキュリティアップデート、そして独自機能の追加に関する「Pixelアップデート」が保証されており、長く使える端末を探している人は要チェックのモデルです。
ここではGoogle Poxelシリーズの最新スタンダードモデル「Google Pixel 9」はどんなスマホなのか、3つのポイントで紹介していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
背面カメラのデザインが変わった
毎年少しひねりのあるデザイン変更を加えてくるのがGoogle Pixelシリーズ。今回のモデルチェンジでは背面カメラのデザイン変更が印象的です。
これまでのモデルでは長方形のカメラバーが採用されていましたが、検索エンジンの「Google」の検索窓の形を想起させる楕円形に変わりました。素材については光沢のある背面ガラスと、マット仕上げのメタルフレームが採用されています。
正面のデザインについてもディスプレイのベゼルの幅が薄く均一になり、より洗練された印象になっています。ディスプレイサイズは、従来通りの6.3インチです。
ディスプレイのスペックについて前モデルの「Google Pixel 8」と比べて明るさが35%向上していたり、ディスプレイ指紋認証が光学式からより精度の高い超音波式へ変わっていたりと堅実な進化を遂げています。
カラーバリエーションは、従来からある「Obsidian」「Porcelain」に、新色として「Wintergreen」「Peony」を加えた4色展開です。
「一緒に写る」機能が利用できるように
メイン(5000万画素)+超広角(4800万画素)というデュアル構成を採用した背面カメラの進化にも注目です。
超広角カメラの画素数が前モデルの1200万画素から4800万画素へと4倍に増えたほか、絞り値も F2.2 からF1.7になって、より明るく精細な写真を撮れるようになったことに注目です。
プロセッサーは「Google Tensor」シリーズの最新世代である「Google Tensor G4」を新搭載。メモリも前モデルの8GBから12GBへと増えています。
機能面の進化についても注目しておきたいものが2つあります。1つ目は、お馴染みの「編集マジック」機能に「オートフレーム」という機能が追加されたこと。この機能を使うとAIが写真の構図を自動で調整してくれます。切り抜き位置の提案や周辺の景色を生成も実行できます。
2つ目は、撮影者を交代しながら撮った複数の写真を自然な形で合成できるという「一緒に写る」機能です。カメラマンだけ記念撮影に写っていないという事態を解消できます。
上位Proシリーズとの主な違いをチェック
上位モデルとして「Google Pixel 9 Pro」「Google Pixel 9 Pro XL」の2機種が展開されています。前者はPixel 9と同じ6.3インチ、後者はひと回り大きい6.8インチです。違いとしては以下の3点が重要なポイントです。
1つ目はディスプレイのリフレッシュレートと輝度の違いです。
リフレッシュレートについてPixel 9が 60〜120Hzに対応していたのに対し、上位シリーズでは1〜120Hzまで対応しており、シーンに応じて画面更新頻度を下げることで、消費電力を抑えやすくなっています。輝度についてはPixel 9の最大2700ニトに対し、上位モデル2機では最大3000ニトまでサポートします。
2つ目は充電速度の違いです。45Wの急速充電器を使った場合、Pixel 9とPixel 9 Proは30分で55%の充電が可能。Pixel 9 Pro XL70% まで充電が可能です。ワイヤレス充電についてもPixel 9 Pro XLは最大37W出力までサポートしています。
搭載するプロセッサーは、上位モデルも「Google Tensor G4」でPixel 9と共通ですが、メモリはPixel 9の12GBよりも多い16GBを備えていたりストレージに512GBの選択肢があるなど若干の差があります。
3つ目はカメラの仕様と機能です。上位シリーズでは望遠カメラを含めたトリプルカメラを背面に搭載しており、マニュアル撮影用の「プロ設定」など扱えるのがポイント。
また本シリーズでは超解像ズームが初めて動画撮影にも対応し、最大2倍のズーム撮影が可能になっていることもトピックです。AIが手ブレやノイズなどを自動補正する「動画ブースト機能」も強化されています。
Pixel 9シリーズのGoogle ストアでの販売価格は、Google Pixel 9が12万8900円〜(税込、以下同)、Google Pixel 9 Proが15万9900円〜、Google Pixel 9 Pro XLが17万7900円〜です。予算とのスペックのバランスを考えつつ比較検討するのが良いでしょう。
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